米子水鳥公園の様子
ハイイロガン、サカツラガンは、今朝もいました
今朝は、ハイイロガンとサカツラガンが戻ってきていないか、ねぐら立ちを控えているガンの群れに注目しました。
現在、ハクチョウのねぐら入り状況は悲惨です。写真に写っているハクチョウは全てオオハクチョウで、コハクチョウは1羽しかいませんでした。コブハクチョウ3羽は今日も常駐していました。6:51撮影
今日は7種類の猛禽類(ミサゴ、トビ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ)が観察できました。
ネイチャーセンターの近くを飛んだハイイロチュウヒ幼鳥。9:07撮影。
昨日から多くお問い合わせをいただいております、ハイイロガンとサカツラガンについてですが、本日は早朝から確認できておりません。
早朝にマガンやヒシクイ、コハクチョウが採食に飛び去った後、11:00頃に採食地からヒシクイ30羽の群れが帰ってきましたが、その群れの中には混じっておらず、現在行方不明となっています。
(きりぎりす)
ボランティアの金田さんによる、
「各月ミニ展示 収蔵標本ハイライト!」が
昨日更新されました。
Vol.3は、「地面の宝石 アオゴミムシ」です。
(きりぎりす)
昨日現れたハイイロガンとサカツラガンがどうなっているのかを気にしながら出勤してみると、何と今朝も園内にいました。
昨晩順調にねぐら入りしたとしても、早朝のうちに他のガンと一緒に採食地へ出かけているだろうと思っていたので、驚きました。
500m先のマガン半島先端にいたサカツラガンとハイイロガン。9:07撮影。
ツクシガモが5羽に増えていました。9:01撮影。
8:30頃、開館準備をしている時に、上空を南西に向かって飛ぶガンが2羽、目に留まりました。双眼鏡で確認すると、それはサカツラガンとハイイロガンでした。
そのまま飛び去るかと思いきや、引き返してきてネイチャーセンター付近を通過してくれたので、鮮明な写真が撮れました。発見当初はマガンとサカツラガンが一緒に飛んでいるのかと思いましたが、まさかサカツラのバディがハイイロガンとは驚きました。ハイイロガンは県内では37年ぶりの記録と思われます。もちろん園内初記録。252種類目の鳥となりました。
左がサカツラガン、右がハイイロガン。灰色の雨覆羽と黒っぽい風切羽とのコントラストが強いのがハイイロガンの特徴。8:36撮影。
その後この2羽はネイチャーセンターの北側へと飛び去ってしまったので、急いで水鳥公園がある干拓地の西端辺りまで探しに行きましたが、発見できませんでした。
そして水鳥公園に戻ってみると、なんとハイイロガンとサカツラガンが、いつの間にか引き返して園内に降りていました!9:31撮影。
今日はヒシクイの群れのねぐら入りは確認できませんでしたが、ハイイロガンとサカツラガンは明日も居てくれるでしょうか。もし、このヒシクイの群れに合流したまま過ごしてくれたら、これからも観察のチャンスがありそうです。
コハクチョウは、27日夕方からほとんど帰って来なくなりました。いよいよ安来の湛水田が整備されて、ねぐらをそちらに移したようです。26日夕方まで観察できていた盛大なねぐら入りが嘘だったかのように、静かな夕暮れでした。
(きりぎりす)