2026年5月31日日曜日

264種類目の鳥を発見&赤く染まったつばさ池

水鳥公園北側の承水路から、
魚を掴んだミサゴが南側に向かって飛んでいました。
獲物はコノシロのようです。13:48撮影。















園路を南に向かって歩いていたとき、
上空を飛ぶ猛禽類を何気なく見ると、
なんとハチクマでした。
園内初記録、264種類目の鳥です。
サシバが通過するのならばハチクマもありうるのでは、
と思っていたので、期待どおりです。13:52撮影。
















水鳥桟橋からつばさ池を見ると、
池の水が真っ赤に染まっていました。
つばさ池は時期によって様々な色になりますが、
こんな色に染まったのは初めてだと思います。
13:49撮影。















観察ホールから見たつばさ池。
赤く染まっている部分と
染まっていない部分がありました。
プランクトンによる発色と思われ、
その濃度に差があるようです。14:10撮影。















その後、
見渡す範囲一面が赤く染まりました。

水が赤く染まっているのは一時的なもので、
しばらくすると動物プランクトンが
植物プランクトンを食べて、
透明度が増す見込みです。

9:30頃、つばさ池の上をササゴイが飛んでいました。
その後でハチクマが現れ、珍しい鳥の出現が相次ぎましたが、
お客様に見て頂けなかったのが残念でした。

(きりぎりす)

昆虫ホテルの中身を観察!

今年の4月に、
巣の中が観察できる扉を設けた穴を
左側面に新設したところ、
その穴がほぼ満室になっていました。



















1列11個の穴のうち、
最下段以外はすべて埋まっていました。



















そこで、側面の扉を開けて、
巣の中がどうなっているのか観察しました。

扉を開けた様子。


最下段の未使用の穴の様子。















そして、こちらが入居中の穴の様子。
きれいに葉っぱが敷き詰められています。
これはハキリバチの仕業です。
切り取った葉を穴に運んで外壁にして、
その内側に花粉と蜜を充填して卵を産み、
葉で仕切ります。
これを穴の深さに応じて繰り返し、
最後に泥で蓋をします。
おそらく、一つの穴につき3~4匹の幼虫が
育っていると思われます。















園内の昆虫ホテルには、
これまでにオオハキリバチが使用していることが
確認できていますが、オオハキリバチは葉ではなく、
樹の樹脂で巣内の壁を仕切ります。
今回は葉で仕切られているので、
入居しているのは別のハキリバチです。
ぜひ誰が入居しているのか、
種類を確認したいです。

※昆虫ホテルの観察扉は施錠してあるので、
一般の方が自由に観察することはできません。
観察をご希望の方は、職員にお声かけください。

(きりぎりす)

2026年5月30日土曜日

見た目がかわいいコガタスズメバチの巣

ヒナを9羽連れたカルガモの親子がいました。
一昨日はヒナが8羽の親子が見つかっているので、
別の親子のようです。8:24撮影。














その後、ヒナを6羽連れた親子も見つかり、
少なくとも2組の親子がいるようです。

そのうちの片方が、
最初に見つかったヒナ11羽の親子ならば、
ヒナがかなり減っていることになります。


園路沿いの樹木を剪定した際にあらわになった、
丸底フラスコを逆さまにしたような物体。
これは、コガタスズメバチの初期の巣です。
15:15撮影。















見た目がかわいらしく、
来園者の皆さんにもぜひご覧いただきたいところですが、
中にハチがいたら危険です。
そこで、入ってますか?と巣を軽くゆすったところ、
女王バチが這い出してきました。15:29撮影。
















異常がないことを確認して、
巣の中に戻る女王バチ。15:29撮影。



その後も何度か同じことを繰り返しましたが、
その度に女王バチが這い出てきて
巣の外壁を歩き回った後、
速やかに巣の中に戻っていきました。
15:31撮影。















来園者が往来する場所に面しているので、
このままにしておくわけにはいきません。
女王バチを捕まえて巣を撤去してから、
女王バチを逃がしました。

女王バチは大切な巣が無くなって、
困惑したことでしょう。
とてもかわいそうですが、
来園者の安全が最優先なので、
園内の環境管理上、仕方がありません。
どこか人通りの少ない場所で、
巣を作り直してもらいましょう。

撤去した巣。飾っておきたいほど見事な作りです。















巣の中を覗くと、
蛹が入っている蓋つきの育房が4つ、
幼虫が入っている育房が二つありました。















巣の長さは11センチくらい。















入口の直径は15ミリくらい。















巣の直径は6センチくらいでした。
















今日もシギ島にコチドリとキアシシギが
時々やってきました。16:25撮影。















近頃、イソシギ以外のシギ類のうち、
毎日姿を見せてくれるキアシシギ。
黄色い脚がステキです。16:26撮影。















カルガモの親子は午前中に現れて以降、
午後は姿を見せませんでした。
出会うには運が必要です。

今日もカッコウの声が聞こえましたが、
姿は確認できませんでした。

ご注意!

コガタスズメバチの巣の撤去は、
生態を理解した上で慎重に行いました。
決して真似はしないでください。

当園では、スズメバチの巣の撤去の依頼には対応できません。
専門の業者にご相談ください。
米子市のHPにも紹介されています。

(きりぎりす)

2026年5月29日金曜日

カッコウ&ホトトギスが園内にやってきた!

昨日、保護区内の草刈りを行ったので、
池の岸辺の見晴らしがよくなり、
キジの姿がよく見えました。
シギの入り江の奥を歩くキジのオス。8:24撮影。















いつもの場所でさえずるオオヨシキリ。
たぶん「オジロ」です。8:25撮影。















マガン半島にもつがいで歩くキジがいました。
長時間観察できました。8:36撮影。















水鳥公園の西側の農地からカッコウの声が
聞こえたので、望遠鏡で探してみると、
遠くの電線にとまっているのが見えました。
その後、ネイチャーセンターの北側から
声が聞こえるので探して見ると、
園内のラクウショウにとまっているのが見えました。
今季初めて園内に入ってきました。10:47撮影。















しばらくの間鳴いていましたが、
北側の農地へと飛び去りました。10:47撮影。
















ウラギクの池にアマサギがやってきました。
常連のTさんにお知らせ頂いて15:36撮影。















シギ島にチュウシャクシギがやってきました。
またもやTさんにお知らせ頂きました。
いつもネイチャーセンターから遠い場所に現れる
鳥なので、こんなに近くに寄ってくることは
とても珍しいです。15:50撮影。















Tさんとチュウシャクシギを見ながら、
「アマサギもシギ島に来ないかな~」
と話していると、
なんと本当にアマサギがウラギクの池から
シギ島にやってきました。
これまた、大変珍しいことです。びっくり!
15:55撮影。















アマサギがチュウシャクシギに近づくと、
チュウシャクシギが逃げてしまいました。
15:55撮影。















ダイサギもシギ島にいました。
こうして並ぶと、
アマサギがとても小さく見えました。
16:01撮影。
















アマサギは、シギ島でのんびり過ごした後、
北に飛び去りました。16:53撮影。















このほか、16:00頃にホトトギスの声も聞こえました。
2009年6月以来、とても久しぶりです。

一年で最も見られる鳥が少ない時期の最中ですが、
今日は様々な鳥が現れて、面白い一日になりました。

(きりぎりす)

2026年5月27日水曜日

仮称「オジロオオヨシキリ」?

コチドリがシギ島にいました。
ウラギクの池での繁殖が失敗した後も、
毎日2~3羽が見られます。15:27撮影。















14:30頃、シギの入り江付近を
カルガモのヒナが1羽で泳いでいるのを
見つけました。
その後もずっと1羽で水面を泳ぎ回っていて、
親鳥からはぐれてしまった迷子と思われます。
15:34撮影。















1羽でさまようヒナの後ろを
メスの成鳥がついて泳いでいたので、
ようやく親鳥と合流できたのかな、
と思ったのですが、少し様子が変でした。
普通ならば、ヒナは親鳥の後について泳いだり、
しばらく離れて泳いでいても、
時々親鳥のもとへ戻るものですが、
このヒナは後ろの成鳥に近づきませんでした。
おそらく、この2羽は親子ではないと思います。
15:37撮影。















私は今日はカルガモの親子を確認できませんでしたが、
職員MARUKOMEがヒナ8羽の親子を確認しています。
先日初確認された親子と同一と仮定すると、
ヒナが3羽減っています。
この迷子もそのうちの1羽かもしれません。


展望ホール南側に見える梢で
今日も元気に囀るオオヨシキリ。
実はこの個体は、
数週間前から関係者の間で注目されています。
15:41撮影。















この個体は、左右の尾羽が白くなっている
部分白化個体なのです。
様々な鳥で見られる現象ですが、
オオヨシキリは初めて見ました。
中央尾羽をT1として外側に向かって数えると、
左のT3~4とT6が真っ白で、T5は正常です。
15:41撮影。















右側もT4~T6が真っ白です。15:46撮影。















オオヨシキリが尾羽を開くのは
ほぼ飛んでいるときだけなので、
なかなか証拠写真が撮れなかったのですが、
今日はかろうじて撮影できましたので
ご紹介しました。

この個体は、
展望ホールの正面のヨシ原を縄張りとしています。
おそらく、
先日偶然発見できた巣の主だと思います。

皆さんもご来館の際には、
この個体(仮称「オジロオオヨシキリ」?)
に注目してみてはいかがでしょうか。

(きりぎりす)

2026年5月24日日曜日

野鳥&昆虫&航空祭ウォッチング

今日は近所にある美保基地の航空祭でした。
様々な機体が水鳥公園周辺を飛行しました。

航空祭の主役、ブルーインパルス。
ヒバリも一緒に飛んでいます。10:42撮影。
















水鳥公園の上空も飛行し、近距離で見られました。
10:50撮影。















ネイチャーセンターの上空を通過。
10:52撮影。















曇天で、青い機体とスモークが映えなかったのが
残念でした。10:52撮影。















クリーンセンター上空を飛ぶF-15。
陽炎の向こうで幻のようです。11:25撮影。















F-15は水鳥公園の近くを飛びませんでした。
11:27撮影。















水鳥公園上空を飛行した、C-2の編隊。
14日に見た演習どおりでした。13:33撮影。















ネイチャーセンターのかなり近くを飛行した
KC-46A。
しかし、午後は天気が良くなり陽炎がひどく、
鮮明に見えませんでした。14:16撮影。















個人的に一番よく見たかったF-2は、
最も遠くを飛行して鮮明に見えませんでした。
14:26撮影。















自衛隊機が次々と飛んでくる中、
囀りながら飛び回って縄張りを主張していた
ヒバリ。10:50撮影。















昨日は見られなかったカルガモの親子が、
今日は頻繁に現れました。

ネイチャーセンター前を横切った親子。
ヒナ11羽も健在でした。10:54撮影。















今日も雄のストーカーに付きまとわれていた親子。
母親が怒っています。10:55撮影。















あまりにもしつこいので、
あえてヒナを残して飛び去り、
ストーカーを遠ざけようとした母ガモ。
その狙い通り、母ガモの後を追って
飛び立ったストーカー。10:55撮影。
















水面に取り残されたヒナ11羽。10:55撮影。















お母さん、大丈夫かな…。10:57撮影。















ストーカーを振り切って、
ヒナのもとへ戻ってきた母ガモ。これで安心だね!
10:57撮影。















ネイチャーセンター北側のヨシ原へと
潜っていった親子。10:58撮影。















この後も、親子はストーカーに付きまとわれて、
母ガモがその都度ストーカーと戦っていました。
この母ガモは、オスガモに相当魅力的なようです。

水鳥公園の隣の農地にいたイソヒヨドリのオスが、
ネイチャーセンターの屋根にやってきて、
控えめに囀っていました。11:08撮影。















ここ数日ほとんど見られなかったゴマダラチョウが、
今日は3匹以上エノキの周りを飛び交いました。
メスがエノキの葉に産卵していました。11:35撮影。















ネイチャーセンター前の砂浜の水たまりに、
カワラヒワが水を飲みにやってきました。
11:47撮影。






ゴマダラチョウと同じく、
エノキを食樹とするテングチョウが
エノキにやってきました。
ゴマダラチョウとは争っていませんでしたが、
競合しないのかな?11:53撮影。















ネイチャーセンター南側のヨシ原の中に、
オオヨシキリの巣を見つけました。
展望ホール南側の窓から望遠鏡で観察できました。
12:20撮影。


今日も水鳥公園上空を飛び交っていたイワツバメ。
14:00撮影。















航空祭の影響か、
今日は最近の週末と比べて来館者が多く、
小さなお子様連れのお客様が目立ちました。
カルガモの親子のニュースも
追い風になったのかもしれません。

今日はカルガモの親子が頻繁に現れて、
お客様に喜ばれました。
今日のお客さまは幸運でした。

お客様と一緒に、鳥を見たり航空機を見たりと
忙しい一日でした。

(きりぎりす)