2010年9月30日木曜日

米子高専 電子制御科 展示提案のため

IMG_2001ss.JPG本日は、米子高専の皆さんが来館して展示づくりのための勉強に来ていただきました。電子制御IMG_2007ss.JPGという専門分野を駆使して、どんなすごい展示ができるか楽しみです。





また、全国の博物館などの展示施設についてもプレゼンでご紹介しました。

2010年9月27日月曜日

冬の水鳥を迎える準備完了!

sIMG_1933.JPG本日は、「米子環境を考える企業懇話会」による草刈りと湖岸清掃が行われました。毎年この時期に行われる恒例行事です。貴重なお休みの日ですが、450人もの方が水鳥が越冬する為の場所を作るためにボランティアで集まっていただきました。これぞ米子の底力でしょう!水鳥公園自体も、市民運動により設置された経緯があります。







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 さて、背が高くなった草地を刈り込むことによって、タヌキやキツネなどが草地に隠れるにくくなるので水鳥たちは安心して休むことができます。

 しかし、水鳥公園はとにかく広いのですべてに手が回りません。

 今日一日で、700平方メートルがあっという間に刈り取られてしまいました。これで、安心して水鳥たちが冬を越すことができます。

 もうすぐそこまで、草が刈り込んであることを予想して、カモたちが渡ってきていることでしょう。

 本日、草刈りをしていただいた皆様、本当にありがとうごさいました。



ssIMG_1984.JPG また、別働隊で湖岸のごみ拾いをしていただいた皆さんもありがとうございました。

 多くの市民の方に支えられている米子水鳥公園です。















2010年9月22日水曜日

アロサウルス展示終了

aaIMG_0181.JPG7月29日から展示していた「恐竜は今も生きている展」のアロサウルスが撤収されていきました。次は、高知県で展示されるそうです。

なかなかの存在感でしたので、いなくなると寂しいものです。

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高知へ向けて積み込まれたアロサウルス。

全国行脚をするそうなので、次はあなたの街へ行くかもしれません。













aaCIMG3356.JPG しかし、アロサウルスは去りましたが、カモたちがどんどん渡ってきています。ネイチャーセンターの目の前にもすでに渡ってきたばかりのカモたちがぎっしりです。もう、半月もしたらコハクチョウが渡ってくるでしょう。



2010年9月20日月曜日

鳥学会の自由集会で報告

今年は、鳥学会が千葉県でありました。

今年は、自由集会で報告をしました

http://www.jawgp.org/anet/jg015.htm



10年という長期間にわたる観察の結果からコハクチョウの個体数変動を推測してみました。

自然の観察は、10年でも短いという感想です。自然はじっくり長期間かけないと何も分からないですね。





2010年9月18日土曜日

カワセミ観察シーズン到来?

9月になると、水鳥公園ではカワセミがよく見られるようになります。子育てが終わり、巣立った幼鳥たちが水鳥公園にやってくるためだと思います。



CIMG3072s.JPG今日も、ネイチャーセンター前にカワセミが頻繁に出現し、じっくり観察させてくれました。この個体は、脚と胸元が黒っぽいので、今年生まれの幼鳥です。























CIMG2994ts.JPGカモたちもじわじわと増加中。コガモの群れの中に、シマアジ2羽が混じっていました。秋のシマアジは地味で見つけにくいですが、くちばしの付け根と眉のあたりが白っぽいところがポイントです。







今日の鳥 2010年9月17日(金)

カワセミ 1羽

シマアジ 2羽

アカハシハジロ 1羽

オオタカ 成鳥1羽

ハヤブサ 成鳥1羽

ヒクイナ 3羽

タカブシギ 2羽

タシギ 2羽

コブハクチョウ 3羽

オオバン 4羽



ほか、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ハクセキレイ、ツバメ、スズメ、ハシボソガラスなど。



2010年9月17日金曜日

水鳥公園だより第168号ができました!

水鳥公園の話題やイベント情報を毎月ご紹介している「水鳥公園だより」の最新号ができました。是非ご覧下さい!

http://www.yonago-mizutori.com/tayori/tayori_pdf/dayori.168.pdf


2010年9月16日木曜日

地元小学校が昔の中海の貝殻探し

今日は、地元の小学校の総合学習として、昔の中海の貝殻探しをしました。





CIMG2901s.JPG貝殻掘りの道具を持って、出発!



















CIMG2904s.JPG途中、白い羽根が散らばっている現場を発見。オオタカがチュウサギを襲って羽をむしった跡です。自然界の食物連鎖を実感しました。













CIMG2908s.JPG貝殻掘り中。水鳥公園の地面には、たくさんの貝殻が混じっています。これらはみんな、中海の湖底に積もっていた約1500年前のものです。













CIMG2957s.JPG見つけた貝は水洗いしてから並べて乾かしました。貝殻屋さんみたいですね。





























CIMG2964s.JPGお弁当を食べたあと、貝の種類を調べてラベルをつけました。みつかった貝の種類から、昔の中海の環境が想像できます。



約30種類の貝が見つかりました。昔の中海はきれいで、たくさんの貝がいたことが分かりました。

2010年9月13日月曜日

子どもラムサールクラブ「鳥のすみかを作ろう!」

今日の子どもラムサールクラブは、鳥のすみか作りと題して、砂浜の草むしりをしました。これから続々と飛来する秋、冬の水鳥たちのために、広々とした砂浜を整備してあげよう、というわけです。



P1010770s.JPGはじめに、子どもたちにカマの使い方を説明。正しく使わないと、怪我をしますよ~!

















CIMG2859s.JPG生き物解説の先生や、保護者の皆様もみんなで草むしり。根っこごと抜き取らないと、すぐに草が生えてきてしまいます。















CIMG2867s.JPG草むしりをしていると、いろいろな生き物が見つかります。以前も見つかった奇妙な生き物、ミズアブの幼虫です。















CIMG2875s.JPG茂ったヨシを刈ってみたら、使用済みのオオヨシキリの巣が出てきました。くちばしと脚だけで、よくもこんなにきれいに巣を作るものだ、と子どもたちは興味津々でした。















とても暑い中でしたが、皆さんががんばってくれたおかげで草に覆われかけていた砂浜が広くなりました。この後、シギやチドリなどの水鳥たちが、この砂浜に飛んできてくれたらうれしいですね。

2010年9月10日金曜日

食育紙芝居製作のお手伝い

この度、鳥取県教職員組合西部支部で食育のための紙芝居を製作したということで、先日、担当の方が完成品の披露にいらっしゃいました。



CIMG2621s.jpgこの紙芝居は、私達の主食であるご飯(お米)をたくさん食べよう、という趣旨です。冬に米子にたくさんのハクチョウがやって来てくれるのは、田んぼがあるから。私達がご飯をしっかり食べることで田んぼが維持されて、ハクチョウたちも田んぼで落ち穂を食べて暮らせるんだよ、ということが、親しみやすい絵でたのしく紹介されています。





水鳥公園では、この紙芝居の製作に当たって、鳥に関することについての内容確認をお手伝いさせていただきました。この紙芝居の複製版を頂戴しましたので、子ども達を対象に是非利用してみようと思います。

2010年9月9日木曜日

草刈り追い込み(湿地の管理作業)

まだまだ30度を超える暑い日が続きますが、今、米子水鳥公園は草刈りの追い込みの季節です。10月にはカモの大群のほか、マガンやコハクチョウたちも到着するので、今月中に岸辺の草刈りを終えなければいけないのです。



IMGP6341ss.jpg特に辛いのは、水のたまった湿地の草刈りです。下半身をすっぽり覆う胴長を着て湿地に入りますが、これが蒸れて暑いこと暑いこと。ほとんどサウナスーツです。10分も作業すると息が上がってしまいます。









それでも、ここを刈り込んでおくと、冬には多くの水鳥たちが利用してくれます。寒い冬の様子を思い浮かべながら、つらい作業が続きます。



2010年9月5日日曜日

秋の鳴く虫鑑賞会

今日は9月の自然観察会の日。

今回は、夕暮れ時から鳴き出す「秋の鳴く虫」をテーマに開催しました。



普段、何気なく聞いている虫の声ですが、どんな声が聞こえてくるか、この声の主は誰なのかが分かると、より身近に感じて楽しくなります。



この観察会では、水鳥公園で主に聞くことが出来る鳴く虫の種類と声を紹介し、代表的なコオロギの種類の見分け方や、オスとメスの違い、コオロギの耳について説明しました。





CIMG2584s.jpg草むらから聞こえてくる虫の声に耳を澄ませる参加者の皆さま



















【鳴き声が聞こえた鳴く虫】

・カネタタキ

・エンマコオロギ

・カンタン

・スズムシ

・アオマツムシ

・ミツカドコオロギ

・ウスイロササキリ?

・キンヒバリ?

・ツクツクボウシ



【観察できた鳴かない虫、その他】

・アオモンイトトンボ

・ムスジイトトンボ

・ウスバキトンボ

・チョウセンカマキリ

・オンブバッタ

・スズメの砂浴び跡

・カメの卵殻



皆さんも、秋の夜長の虫の声に耳を傾けてみませんか?

水鳥公園には、鳴く虫の声をお手軽に聞くことが出来る機器がありますので、鳴く虫の勉強をしたい、という方は、ぜひネイチャーセンターへ遊びに来てくださいね♪





米子水鳥公園では、原則として毎月第二土曜日に自然観察会を開催しています。

テーマは、その季節に観察できる面白い生き物たちです。

興味がある方は、ぜひ水鳥公園のイベント情報を毎月チェックしてみてください。

広報よなご、水鳥公園だより、水鳥公園ホームページなどからイベント情報を見ることが出来ます。


2010年9月3日金曜日

クロツラヘラサギまだいます!

一昨日に飛来したクロツラヘラサギは、今日も健在です。

昨日、報道を見てクロツラヘラサギを見たい、というお客様がいらっしゃいましたが、昨日は全く姿を見せませんでした。そのため、もう旅立ってしまったと思ったところでの再登場に、とりあえず一安心です。



_MG_9906.JPGネイチャーセンター前に造りかけの島で、カワウと相席。















●昨日の鳥(2010年9月2日木曜日)

・ハヤブサ1羽 コサギ?を捕食。

・コチドリ2羽

・トウネン2羽

・ツルシギ幼鳥1羽 今季初認!

・コアオアシシギ1羽 今季初認!

・ソリハシシギ1羽

・タカブシギ1羽

・シマアジ1羽

・アカハシハジロ(エクリプス)1羽

・コシアカツバメ1羽

など、38種類。

2010年9月2日木曜日

クロツラヘラサギ登場!

_MG_9843s.JPG本日午前10:30頃、水鳥公園にクロツラヘラサギ1羽がやってきました。昨年は成鳥でしたが、今年は2年目の若鳥(と思う)。昨年とは別の個体がやって来たようです。









NHK鳥取支局が撮影に成功していましたので、今日の夕方か明日の朝のニュースで紹介される見込みです。



水鳥公園では、毎年11月頃に飛来するのがふつうなので、ちょっと早めの登場です。このまま越冬してくれるのか、明日の朝には姿を消しているのか。気になります。どうか、しばらく居ついてくれますように!