2010年1月31日日曜日

第15回水鳥の絵画コンクール作品展示 作業しました

今日は、ボランティアさん8名が集まり、水鳥の絵画コンクールの展示作業をしました。今年も力作がいっぱいです。
 審査については、展示中の皆さんの投票と審査員の審査によって決定します。
投票は、明日から出来ますので、是非ご参加ください。





応募いただいた全作品を展示しています。









鳥情報:マガン 60羽 コハクチョウ 113羽 
ツクシガモ ミコアイサ クロツラヘラサギ

KODOMOバイオダイバシティと湿地の日 参加準備

 今年は、生物多様性条約の締約国会議が日本で開催されます。これに関連するイベントの準備で米子水鳥公園は、大忙しでした。
 こちらは、中海代表でプレイベントのKODOMOバイオダイバシティに参加する子ども達の発表準備です。中海をどのように紹介してくれるでしょうか?




もうひとつは、ラムサール条約が締結された日を記念する湿地の日のイベント(2月14日実施予定)です。
 子どもたちと一緒に作る、中海がいのちにあふれていることを紹介する展示物の下書き中です。この展示物は、第十回生物多様性条約締約国会議の会場に展示される予定です。

2010年1月30日土曜日

クロツラヘラサギ復活!

 今朝、ハクチョウの数を数えていたら、ハクチョウではない白い鳥が視界の端に見えました。「あれ?」







「クロツラヘラサギだ!」
 昨年11月末に姿を消したクロツラヘラサギが復活です。昨年に飛来した個体と同一かは不明ですが、今回も成鳥です。しかし、昨年のものよりもずいぶんと汚れています。
動画 http://www.youtube.com/watch?v=N1HHml4wA1I



 今季水鳥公園を訪れたお客様には、クロツラヘラサギを観たかった、という方が多かったので、この鳥の再出現は朗報です。またいつ姿を消すか分かりませんので、観たい方はお早めにどうぞ!

2010年1月27日水曜日

大山がきれい!

今日は、朝はとっても寒かったですが、日中は素晴らしい晴天。ネイチャーセンターから望む風景も、今年最高のものでした。







望遠鏡で大山頂上を覗いてみると、雪に覆われた登山小屋まで見えました。









午前中、コハクチョウは数羽しかいませんでしたが、お昼前に東の空から60羽くらいの群れが突然飛来!一気ににぎやかになりました。








午後はお客様も多く、皆さんに大山とコハクチョウの風景を楽しんでいただけました。






2010年1月24日日曜日

企業懇話会探鳥会!!草刈りの成果を確認!!

米子水鳥公園に今日は嬉しいお客様が来ていただきました。
毎年、ボランティアで公園の水鳥の生息地を草刈りしていただいている米子地区企業懇話会の皆さんです。
 皆さんに刈っていただいた草地は、天敵が近づいてきてもすぐ分かる場所なので、水鳥達の貴重な安息の地となってます。
 
 5000キロかなたから、皆さんが草刈りしていると信じて、渡り鳥が来ています。ちょっと素敵だと思いませんか?

2010年1月23日土曜日

スペシャル・2シート作りました。


米子水鳥公園の観察ホールに長時間滞在される方の為にスペシャル・2シートを作りました。他のシートに比べて何がスペシャルかと言うと椅子がソファーです。
 ご来館の際は、ぜひ一度お試し下さい。
 

2010年1月22日金曜日

色粘土で鳥作り!

今日は、地元小学校4年生の総合学習を行いました。テーマは、「色粘土で鳥を作ろう!」
望遠鏡で鳥をじっくり観察して鳥の姿をスケッチし、それを元に紙粘土で鳥を作ってもらいました。

「あそこにオオタカがいま~す。カモを食べようと狙っているんですよ~。」
「こわ~い!」







望遠鏡で鳥を観察。目の前の岸辺にオオバンが上陸して、地面をつつきながら歩き回っていました。







いよいよ粘土で鳥作り。鳥の形を作った後、絵の具を練りこんで色をつけた粘土を貼り付けて模様をつけました。







いろいろな鳥が出来ました。作品は壊れないようにダンボール箱に入れて、先生に持ち帰っていただきました。







鳥を詳しく観察すると、なぜあんな形のくちばしをしているんだろう?なぜ首が長いんだろう?など、いろいろな疑問が湧いてくると思います。生き物観察は不思議がいっぱいです。参加した皆さんにとって何かの発見があればいいな、と思います。

2010年1月21日木曜日

冬の晴間の水鳥公園


ここ数日晴間が続き、近くの保育園や託児所の皆さんが散歩に来られていました。
 こんな日は、鳥たちも面白いもので春モード。
マガンも久しぶりに昼間に公園へ帰って来ました。
※2010年1月19日(火)の様子です。

2010年1月17日日曜日

久しぶりの青空と大山

 最近、厳しい寒さが続いておりましたが、今日は久しぶりに青空と大山の景色となりました。暖かい日差しを受けて、園内の水鳥達ものんびりとくつろいでいます。
 
 
 
 



 今朝のコハクチョウは33羽。しかし、安来の田んぼへ採食に出かけたのはごくわずかで、殆んどのコハクチョウは園内でお昼寝をして過ごしています。今シーズンは、コハクチョウの数は少ないのですが、一日中見られます。

 今日は、野鳥の会の岡山県支部の皆さんや、斐川町の子どもエコクラブの皆さんがいらっしゃいました。団体様以外にも、お天気が良い週末は来館者が多いので、とても嬉しいです。最近は、小さなお子様連れのお客様が多いです。

●鳥情報2010年1月17日
・コハクチョウ 33羽 アメリカコハクチョウと発信機付きはいませんでした。
・マガン 21羽 早朝、中海から声が聞こえました。昨晩は中海湖心でねぐら入りしていたかも。
・ツクシガモ 11羽 今季最多数!
・オオタカ 1羽 久しぶりの成鳥!
・ノスリ 2羽 昨日、鳥を食べていた!
・ハヤブサ 2羽 電波塔に止まる。
ほか、オナガガモを中心に水鳥約3000羽。 

2010年1月16日土曜日

水鳥公園だより2010年2月号の記事訂正

この度発行しました、水鳥公園便り2010年2月号の掲載記事に誤りがありましたので、訂正させていただきます。

第15回米子水鳥公園絵画コンクール作品展の期間は、
2月1日(月)~3月7日(日)
が正しいです。

謹んでお詫び申し上げます。

第15回米子水鳥公園絵画コンクールの募集要項はこちら!
http://www.yonagomizudorikouen.or.jp/dayori/kaiga2009.pdf

2010年1月13日水曜日

寒波の中の水鳥たち

今日は、予報どおりの荒れ模様。とっても寒くて、粒の細かい雪がドバーッと降ったり止んだりを繰り返しています。

厳しい天候条件の中、園内の鳥達は冷たい強風に耐えています。コハクチョウは約20羽が日中も園内に居残っていますが、その中に今季中海の注目ハクチョウ2羽がそろっています。

発信機付きコハクチョウ「175Y」。発信機の動作は良好かな?








こちらはアメリカコハクチョウ(左)。番い相手と同行しているようですが、他にも2羽同伴者がいます。クチバシの模様から、コハクチョウとアメリカコハクチョウの亜種間交雑個体のようですが、前年の子ども達なのかな(右)?





そして、ツクシガモ。日によって数がかなり変動し、1羽から10羽が毎日姿を見せ、今日は10羽います。今日はクチバシの基部にコブがある個体を発見(中央)。間違いなくオスです。野生のツクシガモでコブがある個体を見たのは初めてです。模様も鮮やかで、体格も一回り大きいですね。





その他の鳥:
・ハイイロチュウヒ♂1羽 オスは超珍しい!園内では1シーズン1~2回しか見られません!
・オオタカ若鳥1羽 吹雪の中で狩りのチャンスを伺う?

中海周辺の野鳥写真展開催中!

1月9日(土)から、中海近郊写真勉強会の皆様による写真展を開催しています。中海のコハクチョウを中心とした野鳥の写真(野鳥以外も含まれていますが)48点をネイチャーセンタースロープに展示中。ぜひご覧下さい。
なお、この写真展は30日(土)までの開催ですので、どうぞお早めに!




2月からは、第15回米子水鳥公園絵画コンクール作品展が始まります。小学生が描いた鳥の絵の数々は、驚き、感心、癒しの要素満点です。どうぞお楽しみに!

2010年1月11日月曜日

ジュニアレンジャー倶楽部 展示物作り

今月の米子水鳥公園ジュニアレンジャー倶楽部では、子ども達のアイディアで米子水鳥公園の模型作りを始めました。
 展示物としてお目見えするのは、もう少し先になりそうですが、メンバーはとても楽しそうに製作していました。
鳥情報:ツクシガモ 10羽

2010年1月10日日曜日

安来と斐伊川にバス遠足

今月の子どもラムサールクラブは、バスで安来平野と斐伊川に行って野鳥観察をしてきました。普段水鳥公園で自然観察をしていますが、今回は水鳥公園の外の自然に触れました。

水鳥公園のハクチョウたちの「勤務先」を見学。
ハクチョウのお仕事(落ち穂拾い)の邪魔をしないように、遠くから観察しました。






望遠鏡の視界。遠くのハクチョウが鮮明に見えます。








午後は、宍道湖西岸、斐伊川河口周辺に移動。ホシザキグリーン財団の皆様に案内をお願いして、バスの窓からマガンの大群を見せていただきました。

ガンを脅かさないように、車内から観察。驚くほど近距離でマガンの群れを見ることが出来ました。珍しいガンが混じっていないかな?






双眼鏡の視界。一面マガンだらけ。



↓ ↓マガンの群れが、公園へ帰ってきた動画↓ ↓ http://www.youtube.com/watch?v=GKvI-f06HvA


夕方、水鳥公園に戻ってきてから、今日一番印象に残った鳥のカルタを書きました。おしゃれな姿のタゲリが一番人気でした。

2010年1月9日土曜日

寸づまりな鳥?現わる

本日、園内に扁平な顔をした寸詰りの鳥が飛んでいました。
 フクロウの仲間のコミミミズクです。
園内で棒の先に一瞬止まりましたが、すぐに飛び去りました。





コミミズク 16:00ごろ







鳥情報:
・コハクチョウ
・ツクシガモ
・マガン 1,200羽(今季最多)   7:30塒立ち  17:30塒入り

2010年1月7日木曜日

発信機コハクチョウ今日も健在!

クッチャロ湖からやってきた発信機付きコハクチョウ「175Y」は今朝も水鳥公園にいました。特に同伴者はいないようで、独身のようです。







最近寒い日が続いているせいか、今日は9時前に仲間と共に食べ物を求めて飛び立っていきました。

水鳥公園をねぐらとしているハクチョウは多少入れ替わっているようで、この175Yやアメリカコハクチョウはいつもいるわけではありません。

●今日の鳥2010年1月7日(木)
・コハクチョウ 29羽(8:10現在)。アメリカコハクチョウも夕方ねぐら入り。
・マガン 大群。1000羽くらい?
・ツクシガモ 6羽
・トモエガモ 8羽
・ユリカモメ 67羽
・オオタカ 若鳥1羽
・ハイイロチュウヒ ♀タイプ1羽
・ノスリ 1羽
・ミサゴ 1羽
・スズメ 54羽
ほか。水鳥総数3000羽弱。少なめでした。

2010年1月6日水曜日

小学校の先生方の勉強会

  
本日は、小学校の先生達の研修会でお話をさせていただきました。
 







米子水鳥公園で出来る環境教育の体験や、ラムサール条約について説明したりしました。






2010年1月3日日曜日

水鳥の絵を描く会!!二回目

水鳥の絵画コンクールのイベント

二回目の絵を描く会を実施しました。
皆さん、上手に絵をえがけましたか?
多くの方の応募をお待ちしております。
対象 小学生
応募 平成22年1月25日まで
展示 平成22年2月1日~3月7日まで
展示期間中 来館者を含め審査を行います。
米子市内の小学生は学校へ、そのほかの地域の方は、米子水鳥公園までお送り下さい。 

ドングリゴマ回し大会盛況!!

米子水鳥公園では、お正月三日間。ドングリゴマ回し大会を実施しました。
「干支の寅な鳥のバッチ」
もらった方は、200個限定のレア物です。ぜひ、大切にしていただければ幸いです。

2010年1月2日土曜日

今年は生物多様性会議(CDB/COP10)が名古屋で開催されます。

今年は、日本の名古屋で生物多様性条約が開催されます。

この会議は、生態系・生物種・遺伝子それぞれの多様性を守ろうという会議です。

大きな国際会議ですので、今年はこの話題が盛んに出てくるでしょう。

そこで、これがどのように我々市民と関係しているのか説明する文章を

地元の環境新聞{中海}に書きましたのでその原稿を転載します。



以下「環境新聞」中海転載・・・・・・




平成22年1月1日



生物多様性ってなんだ?

神谷要(中海水鳥国際交流基金財団)



 



生物多様性という言葉は、今年名古屋で「生物多様性条約」の締約国会議が開催されることもあり、注目度があがっています。また国連も、今年を国際生物多様性年と定め、様々な呼びかけを行っています。そういった中、米子水鳥公園には、ハクチヨウだけでなく、メダカや水草、タヌキなど様々な生き物が住んでおり、生物多様性を支える重要な場所の一つとなっています。しかし、「生物多様性条約」は、特に珍しい生き物のいる自然だけを守ろうとしているのではありません。いったい何を目指しているのでしょうか?



例えば、私たちが森に入ったとき、踏落ち葉を踏みしめる足下には、何匹の土壌微生物がいるかご存知でしょうか? ある調査ではワラジムシ、ヒメミミズ、ダニ、センチュウなど16万匹もの小さな動物がいたそうです。さらに細かな単細胞の生物まで加えれば数億匹とか・・・



「きもちわるい」と思ったあなた。実はこの顕微鏡でやっと見えるような生き物は、あなたの生活にとても役に立っています。例えば、彼らは農地で作物をつくるとき、堆肥を分解する欠かせない存在です。また、細菌類の納豆菌や乳酸菌そして酵母菌などは、人間の生活に有用なものです。我々の生活は、生物多様性の上に成り立っているのです。



また、人類は地球上の多様な生物群の中から、イネ、トマト、ジャガイモ、トウモロコシなど有用な食物種を選び出し、ペニシリンのような薬品を開発してきました。それでも人類はその生物資源のたった1%も利用できていないと言われています。



ところが、生物資源である生物多様性が毎年すごい勢いで減っています。現在、たった一年で4万種の生物種が減少し、外来の生物によって生態系がさらに単純化しているといわれています。



また、この人類共通の資源である生物資源が、農作物や医薬品の分野で特許を使って一部の大企業に独占されようとしています。古来よりわれわれの祖先が守り育ててきた自然や生き物たち、そしてその活用の方法を一部の人が独占してよいのでしょうか? 生物多様性条約は、このような問題に国際的に取り組もうという条約なのです。



米子水鳥公園ができて15年、中海がラムサール条約に登録されて5年がたちます。この自然を守ったことは、人類共通の大きな資源である生物多様性を守ったとも言えます。私たちは、この資源を未来へ残し、公平に分配する方法を考えなければいけないでしょう。



ですからもしあなたが、今年どこかで生物多様性という言葉をお聞きになったら、こう思ってください。目には見えなくても私たちの生活を支える大事な生き物たちのお話しであると。








2010年1月1日金曜日

大雪の中の「初日の出!コハクチョウ観察会」

 みなさま、明けましておめでとうございます。
 今年も、米子水鳥公園では、水鳥の為、湿地の生物多様性のため、様々な努力をしていきますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。

 さて、新年の初日の出とコハクチョウの観察会ですが、いきなり吹雪です。それでも、18名の参加者が集まりました。
 
コハクチョウの群れには、クッチャロで首輪を付けられた175Yがいました。横にいるのは番い相手かな?
アメリカコハチョウもいました。

その他の鳥
・マガン 500羽前後とびたつ(am7:35)
・ハイイロチュウヒ♀
・オオタカ成鳥
・ツクシガモ