2023年3月31日金曜日

今日の鳥の様子20230331

朝一番からツルシギがネイチャーセンター目の前にいました。
8:40撮影。















昨日に続いて、つばさ池の北岸でクイナを発見。昨日は撮影し損ねましたが、今日は辛うじて証拠写真が撮れました。どこにいるか分かりますか?8:44撮影。
















今日はズグロカモメの第1回冬羽が2羽現れました。夏羽は3/25を最後に姿が見えません。辛うじて2羽同時に写った一コマ。16:29撮影
















そのうちの1羽は、時々ネイチャーセンター目の前にやってきました。羽の摩耗が激しい個体でした。14:03撮影。















マガン半島で集団採食中のヒドリガモ。ヒドリガモは園内では秋と春に数が増えるカモです。16:24撮影。
















人がいないメダカ池に降りていたダイサギ。眼先のエメラルドグリーンの婚姻色が徐々に濃くなってきています。16:49撮影。















コハクチョウの吉田さんは健在です。今日はネイチャーセンターから200m~500mの範囲で行動していました。
300m先mの短い半島にいた吉田さん。17:08撮影。















今季最多飛来数を更新したツクシガモはですが、さすがに数が減ってきました。約400m先の水面で倒立採食しているツクシガモ。白い体が遠くでも目立ちます。17:10撮影。
















マガン半島の先端にクロツラヘラサギの幼鳥が1羽いました。この春初認です。17:24撮影。















閉館間際にクロツラヘラサギが飛び立ったので、ネイチャーセンター前に降りてくれることを期待しましたが、そのまま西へ去っていきました。残念!17:28撮影。















ヘラサギは茶色の幼鳥1羽と白い幼鳥1羽が別々に行動していましたが、夕方にネイチャーセンター北側の岸辺で合流して採食を始めました。そこへ茶色い幼鳥がもう1羽飛来しました。
15:21撮影。















18:18撮影。















初認後、姿が見られなかったシマアジが4羽(雄2雌2)いました。閉館後の登場で、お客様にご覧頂けなかったのが残念でした。18:13撮影。















今日も夕方に、ネイチャーセンター前にコサギが集結しました。18:26撮影。



その後コサギたちは飛び立ち、周囲に分散しました。ネイチャーセンター右手に見える杭の列に次々ととまったコサギ。とまり場所を巡ってなのか、争いが始まりました。
18:37撮影。




18:37撮影。









コサギは他のサギ類と比べて、群れている時に仲間と頻繁に争います。群れたいのか群れたくないのか、よく分からない鳥です。

(きりぎりす)

今日の鳥情報(速報)

ヘラサギは、茶色の幼鳥2羽、白い幼鳥1羽の計3羽確認できました。

クロツラヘラサギの幼鳥1羽が現れましたが、夕方に西へ飛び去りました。

ズグロカモメの第1回冬羽が2羽現れました。

2日連続でつばさ池北岸にクイナ1羽が現れました。

夕方にシマアジのオス2羽メス2羽が現れました。

コハクチョウの吉田さん、ツルシギ1羽は健在です。

(きりぎりす) 



2023年3月30日木曜日

使用済みの巣箱の展示会を始めました!

本日午後に、NPO法人日本野鳥の会鳥取県支部(以後、野鳥の会)による巣箱の展示が行われました。以後、4/23(日)まで、観察ホール北側の壁面沿いで展示します。

















展示されている巣箱は、野鳥の会が夏休みに毎年開催している「生きもののすみか作り教室」に参加した子どもたちが、自分が作った巣箱を実際に大山オオタカの森に2021年3月に設置して、2年後の2023年3月に回収したものです。巣箱の中には、巣箱を利用した生き物が運び込んだ様々なものが入っていて、興味深いです。

巣箱はシジュウカラ用とキビタキ用として作られたものですが、実際に森に設置してみると予想外の生きものに利用されることがあります。そのことがよくわかる展示となっています。

是非、観にお越しください。

(きりぎりす)

サービスが良かったエムちゃん

今朝もヘラサギのエムちゃん(右)は健在でした。ウラギクの池にいたエムちゃんと茶色い幼鳥。8:33撮影。
















コハクチョウの吉田さんも健在です。300m先の短い半島で片足立ちをしている吉田さん。左足の裏がこちらを向いていてかわいいです。今日はネイチャーセンターの近くに寄ってきてくれませんでした。9:33撮影。















近頃、ネイチャーセンター横の芝生広場周辺でスズメが賑やかです。ネムノキの枝にとまったスズメ。8:36撮影。















スズメだけではなく、ヒヨドリも賑やかでした。園路沿いの樹林地のあちらこちらで鳴きながら飛び交い、飛んでいる虫を捕らえるフライングチャッチのような行動を繰り返していました。ネムノキの枝にとまったけれども、すぐに飛び立つヒヨドリ。落ち着きがありません。9:43撮影。


スズメやヒヨドリが賑やかに飛び交っている下の木陰で、落ち葉をめくって採食中のシロハラ。近頃、シロハラやツグミの存在感が薄くなってきました。9:41撮影。















賑やかなスズメとヒヨドリたちは、新芽が膨らむクヌギや、実が食べつくされているクロガネモチの木に頻繁にとまっていました。一見食べ物はなさそうですが、小さな虫がいるのでしょうか。9:43撮影。















ネイチャーセンター南側の丸木柵にとまるジョウビタキ。今日はオス2羽がよく見られました。9:46撮影。















水鳥桟橋そばの浅瀬で採食する白いヘラサギ幼鳥。
10:30撮影。















ネイチャーセンター正面のカモ島に群れるハマシギ。あいかわらず、目を離して再度見る度に数が増えていく不思議な鳥です。11:29撮影。
















カモ島で眠っていたエムちゃんが目を覚まし、ネイチャーセンター北側の浅瀬へ飛び立ちました。15:33撮影。















ネイチャーセンター北側の浅瀬で採食中のエムちゃん。相変わらずとても小さなものを食べています。採食の瞬間の写真を拡大。15:38撮影。















白いヘラサギ幼鳥とエムちゃんが一緒に採食しているところに、南側から茶色の幼鳥3羽が飛来、合流しました。15:41撮影。















今日確認されたすべてのヘラサギが集結。15:41撮影。















滞在2日目のツルシギ。ネイチャーセンターの目の前によくやってきてくれましたが、今日のような晴天時は、順光になる午後の観察がおススメです。前浜でゴカイを捕食するツルシギ。近すぎてネイチャーセンターの陰の中です。16:28撮影。















今日はエムちゃんがネイチャーセンター近くによくやってきてくれて、比較的活発に行動してくれて、サービスが良かったです。順光かつ至近距離で観察できたエムちゃん。中海に長期滞在しているうちに、くちばしの根元がちょっと茶色に汚れてきたかな?16:34撮影。















カモ島にあがって眠るエムちゃんとツルシギ。今日のオススメの鳥コンビです。16:45撮影。















目先がエメラルドグリーンに色づいてきたダイサギ。婚姻色がさらに鮮やかさを増すと、目が赤くなります。17:20撮影。
















ネイチャーセンター北側にある門扉の上にとまるジョウビタキのオス。ジョウビタキを観察するには、冬よりも今の時期の方が色鮮やかで数も多く、オススメです。
















現在、約40種類の鳥が観察でき、鳥の活動が活発で観察していて楽しいです。

(きりぎりす)

2023年3月29日水曜日

ツルシギ到着!

開館準備中に、この春初めてツルシギを発見しました。水鳥観察桟橋から右手に見える、シギの入り江(新称)の岸辺を歩いていました。8:36撮影。










今日も吉田さんは健在。ウラギクの池の横に上陸しました。9:50撮影。
















500m先のマガン半島にいるよりもはるかに近いので、姿がよく見えます。9:51撮影。
















午前中はヘラサギの姿が見えなかったのですが、12:00頃、池の奥(東)の方から2羽飛んできて、桟橋の前に降りました。エムちゃんと白い幼鳥でした。その後再び飛び立ち、意外な場所に移動しました。12:05撮影。















エムちゃんが降りたのは、何とメダカ池でした。普段、お子様連れのお客様がよくメダカ採りを楽しんでおられる場所です。お客さまが自由に歩ける場所に降りるとは、大胆ですね。12:05撮影。
















しかし、さすがに違和感を覚えたのか、すぐに飛び立ってネイチャーセンター南側のつばさ池の岸辺に移動しました。ここは人が近づけない保護区内で、ヘラサギがいるべき本来の場所です。12:05撮影。
















その後、エムちゃんと白い幼鳥が再び合流し、ネイチャーセンター前を右から左へと採食しながら横切っていきました。12:24撮影。
















ツルシギがネイチャーセンター前にやってきました。全身に黒い夏羽がまばらに現れています。この調子で長く滞在してくれたら、美しい夏羽へと換羽した姿が見られるかもしれません。ツルシギは長期滞在する傾向があり、冬羽から夏羽への換羽の過程を観察させてくれます。今年も楽しみです。15:16撮影。

















今季初めて、吉田さんがネイチャーセンター前に寄ってきました。昨日の夕方のニュースで吉田さんが紹介されたので、お客様の注目度が高まっているのを察してのサービスかな?15:22撮影。
















しかし、それもつかの間、すぐに遠くへ泳ぎ去ってしまいました。15:24撮影。















ヨシの小さな茂みでお昼寝中のエムちゃん。いつの間にか、相棒の白い幼鳥の姿が見えなくなっていました。16:21撮影。
















開館中は姿が見えなかった茶色のヘラサギ3羽が、いつの間にかネイチャーセンター北側の岸辺で採食していました。これで今日確認されたヘラサギは5羽になりました。18:10撮影。






いつもどおり、閉館後にネイチャーセンター前で採食を始めたエムちゃん。今日は時々目の前にやってきてくれました。18:13撮影。















500m先のマガン半島基部にいた吉田さん。吉田さんは飛べませんがその分足腰が強く、池を泳いで園内を広く移動します。18:16撮影。



最後に、この記事に出てきた園内の地名は、この図を参照してください。




予想以上に長期間滞在してくれたケリは、3/27(月)を最後に姿を消しました。滞在期間は5日間でした。
一方、ヘラサギのエムちゃんも、長期滞在中です。3/8の初認から3週間を過ぎました。この春の香川さんは5日間しか滞在しなかったので、その分長く居てくれてありがたいです。

(きりぎりす)