2023年3月29日水曜日

ツルシギ到着!

開館準備中に、この春初めてツルシギを発見しました。水鳥観察桟橋から右手に見える、シギの入り江(新称)の岸辺を歩いていました。8:36撮影。










今日も吉田さんは健在。ウラギクの池の横に上陸しました。9:50撮影。
















500m先のマガン半島にいるよりもはるかに近いので、姿がよく見えます。9:51撮影。
















午前中はヘラサギの姿が見えなかったのですが、12:00頃、池の奥(東)の方から2羽飛んできて、桟橋の前に降りました。エムちゃんと白い幼鳥でした。その後再び飛び立ち、意外な場所に移動しました。12:05撮影。















エムちゃんが降りたのは、何とメダカ池でした。普段、お子様連れのお客様がよくメダカ採りを楽しんでおられる場所です。お客さまが自由に歩ける場所に降りるとは、大胆ですね。12:05撮影。
















しかし、さすがに違和感を覚えたのか、すぐに飛び立ってネイチャーセンター南側のつばさ池の岸辺に移動しました。ここは人が近づけない保護区内で、ヘラサギがいるべき本来の場所です。12:05撮影。
















その後、エムちゃんと白い幼鳥が再び合流し、ネイチャーセンター前を右から左へと採食しながら横切っていきました。12:24撮影。
















ツルシギがネイチャーセンター前にやってきました。全身に黒い夏羽がまばらに現れています。この調子で長く滞在してくれたら、美しい夏羽へと換羽した姿が見られるかもしれません。ツルシギは長期滞在する傾向があり、冬羽から夏羽への換羽の過程を観察させてくれます。今年も楽しみです。15:16撮影。

















今季初めて、吉田さんがネイチャーセンター前に寄ってきました。昨日の夕方のニュースで吉田さんが紹介されたので、お客様の注目度が高まっているのを察してのサービスかな?15:22撮影。
















しかし、それもつかの間、すぐに遠くへ泳ぎ去ってしまいました。15:24撮影。















ヨシの小さな茂みでお昼寝中のエムちゃん。いつの間にか、相棒の白い幼鳥の姿が見えなくなっていました。16:21撮影。
















開館中は姿が見えなかった茶色のヘラサギ3羽が、いつの間にかネイチャーセンター北側の岸辺で採食していました。これで今日確認されたヘラサギは5羽になりました。18:10撮影。






いつもどおり、閉館後にネイチャーセンター前で採食を始めたエムちゃん。今日は時々目の前にやってきてくれました。18:13撮影。















500m先のマガン半島基部にいた吉田さん。吉田さんは飛べませんがその分足腰が強く、池を泳いで園内を広く移動します。18:16撮影。



最後に、この記事に出てきた園内の地名は、この図を参照してください。




予想以上に長期間滞在してくれたケリは、3/27(月)を最後に姿を消しました。滞在期間は5日間でした。
一方、ヘラサギのエムちゃんも、長期滞在中です。3/8の初認から3週間を過ぎました。この春の香川さんは5日間しか滞在しなかったので、その分長く居てくれてありがたいです。

(きりぎりす)