2018年1月28日日曜日

園路での野鳥観察が面白い!
















ようやく寒波が抜けました。
コハクチョウ達はみんな田んぼへ出かけ、
大雪の間満足に食べられなかった分を取り返そうとしています。
寒波の間はカモ類も少なく、池が閑散としていました。
















前浜中央の島で眠るツクシガモ4羽はいつもどおりです。

















そんな中、近頃面白いのは園内の散策路(園路)です。
園路上に木の実がたくさん落ちているようで、
様々な鳥が木の実を食べに降りています。















アオジ。近頃、4羽現れます。















園路の鳥を観察していると、
横の茂みからウグイスが現れました。















アオジと一緒に木の実を拾って食べているスズメ。
















ハチジョウツグミ。近頃、メダカ池のそばに毎日現れます。
色が淡いのでメスかな?
















園路沿いに植えてあるシャリンバイの実を食べたり、
メダカ池の水を飲んだりしていました。

このほか、近頃の園路では、
シロハラやキジバト、運が良ければトラツグミが見られることもあります。
ぜひ双眼鏡を持って園路散策もお試しください。






























寒波が緩んで、池から姿を消していたカモ達が少しずつ帰ってきました。
下の写真の中央には、トモエガモのオスがいます。

コハクチョウは今朝は30羽しかいませんでしたが、
これからまた増えてくることでしょう。

(きりぎりす)

2018年1月27日土曜日

山陰はまだ雪が降り続いています


極寒の日々ですが、米子水鳥公園はいつもどおり、土日は早朝開館(7:00~)です。
朝、目の前のツクシガモに雪が積もっていました。
  

いつもは池の奥にいるトモエガモが、池の奥が凍っているので目の前に来ていました。





コハクチョウ、オオハクチョウの群れが、
種ごとにネイチャーセンターの前で集まり寝ていました。


昨晩は、道がツルツルでしたが、
現在、米子市外の主要道は除雪が済んでいます。
お陰様で今朝は問題なく走行できました。

2018年1月26日金曜日

雪上の足跡ウォッチング

今日も吹雪です。
今回の寒波は徐々に緩みつつありますが、
積雪量は昨晩から今朝にかけてが最も多かったです。

園内の散策路に積もった雪には、鳥や獣たちの足跡がたくさんありました。
寒波の中でも、活発に活動していることが分かります。















足跡の主は、大きさや歩き方などから、ツグミかシロハラのようです。
雪の上を活発にうろついています。
















着地したところにはお腹の形のくぼみが残っていたり、
飛び立った後には風切羽が雪を打った跡が残っています。
丸く凹んだお腹の跡がかわいらしいです。
















枯草も、左右に揺れて雪にカッコを描いていました。


























ジュニアレンジャーの森の中には、
両足がそろって飛び跳ねた跡がありました。
イタチかな?
















ネイチャーセンター横の広場には、
小刻みな破線のような跡がありました。何の足跡かな?

























これは、雪の塊が転がった跡でした。
何かの足跡みたいで面白いです。
















今日は、園路に小鳥がたくさん降りていました。
今日一番のバードウォッチングポイントだったかも。
いつもは1羽しか見かけないアオジが4羽いました。
このほか、園内では珍しいアトリも数羽いました。

降雪時ならではの自然観察が楽しめた一日でした。

 (きりぎりす)

2018年1月25日木曜日

ナベヅル飛び去る

ドーナツ形の島でじっとしていたナベヅルが、
10:40頃から動き始めました。





























ドーナツ島からネイチャーセンター前浜に移動してきて、
オオハクチョウやコハクチョウの間を縫って歩いた後…。












































11:00頃、飛び立って南西方向へ向かいました。

夕方にコハクチョウと一緒に帰ってきてくれたら嬉しいのですが、
これでお別れかもしれません。

(きりぎりす)

ナベヅル2日目

今朝、ナベヅルが無事夜を明かしているのが確認できました。
昨日の位置からほとんど動いていません。
寒波が抜けるまでは居てくれるかな?

今日も一日中吹雪の予報なので、
ハクチョウたちは田んぼに出かけず、
丸くなってじっとしています。





















(きりぎりす)

2018年1月24日水曜日

吹雪の中ツルが来た!

一日中強烈な寒さと吹雪に見舞われる中、
いつの間にか園内にナベヅルがいました。水鳥公園では5回目の記録です。
発見者は、吹雪の中2度も来館して下さった、常連のNさんです。





























15:30頃に発見。吹雪の中、コハクチョウの群れに囲まれて、
ドーナツ島にじっと立っていました。
ネイチャーセンターからおよそ60m。こんなに近くに降りてくれたのは初めてです。
















吹雪の中の珍客飛来で報道発表をして、

記者さんたちとナベヅルを見ていたところ、
アメリカコハクチョウが舞い降りてきました。

今日はコハクチョウのねぐら入りが早く、
15時過ぎから続々と帰って来て、ネイチャーセンター前に集まりました。
オオハクチョウも15羽飛来しました。















ナベヅル、コハクチョウ、アメリカコハクチョウ、オオハクチョウと、豪華な顔ぶれです。さらにツクシガモもいるのですが、同じ写真には納まりませんでした。

さて、ナベヅルさんはいつまで居てくれるでしょう。
過去4度の記録のうち、2度は上空通過、2度は数日の滞在しかしていないので、今回もすぐに去ってしまうと思われます。
せめて一週間くらい滞在してくれたらうれしいな~♪。

(きりぎりす)

最強寒波到来!

今朝の米子水鳥公園は、猛吹雪に見舞われています。
現在、米子地区は暴風雪、波浪警報が発令されています。
最高気温予想も-1℃くらいです。
積雪量はまだ数センチ程度です。










































8:15現在、コハクチョウ32羽。
一昨日には180羽以上いたのですが、
北帰行ムードも完全に冷えきってしまいました。















前浜の小島には、ツクシガモ4羽が丸くなっています。
近頃、2羽ずつ別々にいることが多かったので、4羽まとまったのは久しぶり。






















ヒクイナも、吹雪の中で頑張っています。

寒波に覆われている地域にお住いの皆様、
今日はできるだけ外出を控えましょう。

(きりぎりす)

2018年1月21日日曜日

北帰行ムードが盛り上がりつつある、か?

今朝も、コハクチョウは140羽くらいいました。
近頃、園内をねぐらとするコハクチョウが100羽以上いる事が珍しくなくなり、寒波が明けて以降、明らかに数が増えてきています。

毎年、1月中旬から2月にかけて、コハクチョウの数が増えてくるのは北帰行の兆しのひとつです。日が伸びてきて暖かめの日が続いていたことも、後押しになっているかもしれません。

しかし、明日からは再び強い寒波の襲来が予想されているので、
北帰行の始まりはまだ先になりそうです。
















今朝は、池の南西岸(中海側ネイチャーセンター寄り)に
コハクチョウが集まっていました。

















明るくなってからは、お昼寝用の場所に移動して寝なおす個体が多く、
ねぐら立ちはのんびりムードでした。



今朝はガン類はいませんでした。
ヘラサギは明け方はいましたが、8:00頃に安来方向へ飛び去りました。
またしばらくしたら、帰ってきてくれるでしょう。

(きりぎりす)

2018年1月20日土曜日

今朝の日の出 2018/01/20

 今朝の水鳥公園の朝の様子です。7:30
大山からの日の出がきれいに見えました。












コハクチョウは、昨日より増えて140羽程。
マガン、ヒシクイも1羽づつ確認。
今朝は飛び立ちが遅く、9:00~9:40でした。

今朝も、
ツクシガモ、トモエガモ、ヘラサギも観察できました。

ヒシクイの亜種

今朝は、ヒシクイがネイチャーセンターの目前までやってきていました。



薄くて長めのくちばしは亜種オオヒシクイっぽいですが、
太くて短めの頸は亜種ヒシクイっぽく見える。一体どちらだろう?
2017年度日本鳥類標識協会全国大会でも話題になっていましたが、山陰のヒシクイの亜種の判別は難しいです。