2008年7月31日木曜日

タガメの展示を始めます!

以前、水鳥公園にタガメが持ち込まれたことをご紹介しました。
http://nakaumi.blogspot.com/2008/07/blog-post_23.html

この度、このタガメを水鳥公園で展示させていただくことになりました。
採集した方が今日、水鳥公園に譲ってくださったのです。

体長7センチ近くにもなる巨体は、水生昆虫の王者の貫禄たっぷりです。環境省の絶滅危惧種に指定されていて、なかなか姿が見られない貴重な生き物です。観察ホールの水槽展示コーナーにいますので、是非観に来てくださいね!

ダンゴムシレース2008途中経過その2

7月も最後の日となり、いよいよ夏休みも中盤戦に突入ですね。
さて、今日現在のダンゴムシレースの状況をお知らせします。
エントリー数はのべ97名で、暫定1位は前回同様、6秒80です。以下、15位までの結果は次のとおりです。
6秒91、6秒94、7秒72、7秒75、9秒22、9秒55、9秒75、9秒91、10秒16、10秒98、11秒24、11秒28、11秒46、11秒49
もう11秒をきらないと15位以内に入らない激戦となっております。6秒80を上回る猛者は現れるのか!

←ただいま練習中。幻の最速タイムが連発!でも、本戦では…。






←迷路を歩くダンゴムシたち。公式レースでは、一匹ずつ迷路を歩いてもらいます。

 
 
 
 
 

前回の途中経過報告はこちら!
http://nakaumi.blogspot.com/2008/07/2008_26.html

2008年7月30日水曜日

カルガモのお母さんは日傘代わり!

米子は今日も30度を越える蒸し暑い陽気です。そんな中、この時期ならではの光景を見つけました。

この画像はカルガモが写っていますが、よくご覧下さい。おなかの下に、小さなヒナがうずくまっています。この画像は、お母さんガモが雛たちを強い日差しから守っている光景なのです。
この様子は、ヒナが小さいときにだけ見られます。雨の日には、お母さんは雨傘にもなってあげます。

毎日、ネイチャーセンターの観察ホールからこんな光景が観察できます。暑い中ですが、是非カルガモの親子に会いにお越し下さい。

2008年7月26日土曜日

ダンゴムシレース2008途中経過

ダンゴムシレース大会2008の途中経過をお知らせします。

現在までに、のべ56名がエントリーしていて、暫定1位が6秒80です。以下、15位までの記録:6秒94、7秒72、7秒75、9秒22、9秒55、9秒75、9秒91、11秒28、11秒46、11秒49、11秒57、11秒77、11秒80、12秒22
もう昨年の優勝タイムに迫る記録が出てきています。
まだ夏休みはこれからです。多くの皆様のエントリーをお待ちしております!

とっとり花回廊で昆虫採集!

今日は、とっとり花回廊さんに昆虫採集会の講師として招かれました。緑がいっぱいのとっとり花回廊で、子どもたちと一緒に昆虫採集をしてきました。
←こんなところにクワガタムシとかがかくれているんだよ!
←昆虫採集の後は、採れた虫の種類や見分け方などをご説明しました。
ショウリョウバッタとオンブバッタの違いは?
コクワガタとスジクワガタの違いは?

 
 
 
猛暑のせいか、思ったよりも昆虫が少ないように感じましたが、それでも立派なノコギリクワガタやミヤマクワガタ、ウスバカミキリ、ホシベニカミキリなど20種類以上の虫が見つかりました。
水鳥公園では、このように自然観察会や、工作教室、講演などに講師の派遣も対応しています。どうぞお気軽にご相談下さい。

水辺のわくわく学校(ビオトープ)の整備作業

今日は、地元企業の「美保テクノス」さんが、水辺のわくわく学校の整備をボランティアでしていただきました。

整備前(ガマが生い茂って水面が見えない)






整備後(水面のガマが無くなり、トンボが飛び回るようになりました。)







ウシガエルやメダカがたくさん泳いでいるのが見えるようになりま した。
水辺のわくわく学校は、旧米子水鳥公園トンボ池を、2002年に地元企業や市民との協働で再整備したものです。

2008年7月23日水曜日

米子水鳥公園にタガメ!?


夏休みに入ると米子水鳥公園には、いろんな生き物を持った子供たちがやってきます。
 今日はそんな中に、何とタガメ(メダカの書き間違いではありません。)を持ってきた子がいました。
「お母さんがスーパーの照明の下で捕まえた。」とのこと、カブトムシみたい・・・
 近年環境が良くなったのか、それとも優れた自然が残っているのか?
湿地に携わる者として、「水生昆虫の王様」に出会えて、ちょっと感動してしまいました。
ちなみに、米子水鳥公園周辺は汽水の環境なので、タガメは生息しないようです。

2008年7月21日月曜日

ちびっ子ボランティアが活躍!

最高気温35度という猛暑の中、地元の小・中学生が自主的に水鳥公園にやってきて、「メダカ池を掘りたい!」と申し出てくれました。
この時期、雨がしばらく降らないと、園内のメダカ池が干上がってしまいます。そのため、なるべく干上がりにくいように、池を深く掘る必要があります。
メダカ池の生き物を守るため、4人の子どもが汗を流してくれました。きっとメダカ池の住民たちも喜んでいることでしょう。拍手~!!

自然観察会「メダカを探そう!」開催!

今日は海の日!海の日らしい猛暑で海に飛び込みたくなる天気でしたが、水鳥公園ではメダカの観察会を開催しました。
←まずは、メダカ捕り。いつもは入れない、水鳥の聖域に入ってメダカ捕りをはじめましたが、なかなか捕まえられません。目の前には、メダカの大群が泳いでいるのに~!
 
←あれこれと試行錯誤しているうちに、メダカが捕れるようになってきました。やったね!
 
 
 
 
 
 
 
メダカを捕った後は、ネイチャーセンターでメダカクイズに挑戦。捕まえたメダカをよ~く観察して、5問のメダカクイズに答えました。
クイズが難しくて全問正解の人はいませんでしたが、もうちょっとの子が数名いました。今日、この観察会に参加した人は、みんなでメダカ博士になれた!かな?

2008年7月19日土曜日

ダンゴムシレース大会2008開幕!

今日から夏休み!ということで、米子水鳥公園も夏休みイベントが始まりました。

夏休み期間中、いつでも参加できる企画は「ダンゴムシレース大会2008」です。早速最初のエントリーがありました。記録は40秒00。現在の暫定トップです。今後、どこまで記録が伸びてくるか、楽しみです。

←現在、レース参加中のダンゴムシ♀(赤丸内)。A4サイズくらいの広さの迷路で、スタート地点からゴールを目指します。

2008年7月18日金曜日

カルガモの第二次ベビーブーム?

連日暑い日が続いておりますが、米子水鳥公園の鳥たちは気持ちよさそうに水面を泳いでいます。
 
6月に見ごろを迎えたカルガモの親子ですが、今、再び見ごろを迎えております。カルガモの第二次ベビーブームといった感じです。

←こちらの親子はヒナが9羽。お母さんと一緒にお昼寝。

←こちらの親子は、ヒナが6羽。お母さんと一緒にお散歩中。
 
 
 
 



6月に産まれた雛たちは、もう母親と区別がつかないくらい立派に成長しました。翼がまだ生え揃っていませんが、体はお母さん並みの大きさです。今見ごろを迎えているヒナは生後1週間前後だと思います。雛の成長は早いので、お早めにかわいい雛に会いに来てください。

明日から夏休みです。米子水鳥公園ではたくさんの楽しいイベントをご用意しております。是非、親子で遊びに来てくださいね。

水鳥公園の夏休みイベント情報はこちら!
http://www.yonagomizudorikouen.or.jp/dayori/dayori.144.pdf

2008年7月14日月曜日

子どもラムサールクラブ「メダカを捕まえよう!」

昨日、毎月一回活動している「子どもラムサールクラブ」を開催しました。テーマは、「メダカを捕まえよう!」。水鳥公園の水生生物を捕まえて、同じ仲間同士にまとめてみて、生き物の分類をしてみました。
←ふだんは入れない場所でメダカ採り!タモの中をのぞきこんで「あ!とれてる!」
 
お弁当を食べたあとで、捕まえた生き物を同じ仲間同士にまとめて整理。
←これとこれはおなじだよね?え、ちがうの??
 

←今日の成果。たくさんの生き物が見つかりました!
 
 
 
 

 
 
最高気温34度だった中、子ども達は元気に生き物採集と観察をしていました。午後の生き物の分類はたくさんのお話を聞いてむずかしかったけれども、みんなお話しに聞き入ってメモしていました。子ども達を指導した学校の先生や大学生の皆さんが、長時間のお話でも集中力が切れない子ども達の熱心さに、とても関心していました。

2008年7月10日木曜日

カイツブリの雛がこんなに大きくなりました!

CIMG6129s.jpgこれまでに何度かご紹介しておりましたカイツブリの親子についてご報告します。

ヒナ4羽、卵1個が確認されていたカイツブリの浮き巣には、現在2羽の雛がすくすくと育っています。ほかのヒナや卵は行方不明です。

 

←大きく成長したカイツブリのヒナ。もう1羽の兄弟は、親鳥とお出かけ中。 

ヒナはすっかり大きくなり、もう親鳥の背中には乗れません。2羽のヒナは、お父さん、お母さんに1羽ずつ巣の周辺に連れ出されて、カイツブリとして生きていくトレーニングを受けています。

 

もうひとつ、卵が4個くらい抱卵中の巣がネイチャーセンターから観察できますが、こちらはまだヒナは誕生していないようです。ヒナの誕生が楽しみです。


2008年7月6日日曜日

カイツブリの人工巣台を設置!

今日、ネイチャーセンター正面の水面に、カイツブリの人工巣台を設置しました。この巣台は、水面で営巣するカイツブリの繁殖成功率を高めるため、他の野鳥観察施設で考案・設置されているもので、資料を基に水鳥公園でも作ってみました。
←これが人工巣台。
 
水草が茂る水面に巣台をセット。流されないように、重りをつけたひもで固定します。
 
設置された巣台。カイツブリの子育ては中盤戦にさしかかっていますが、この巣台を使って子育てを始める番いが現れないか、様子を見ています。

2008年7月5日土曜日

今年もやります!ダンゴムシレース大会2008

CIMG6045.JPG.jpeg昨年の夏休みに開催して好評だった「ダンゴムシレース大会」を今年も開催します。



園内でダンゴムシを捕まえてきて、ネイチャーセンター内の特設迷路「ダンゴムシスタジアム」のスタート地点に入れます。そして、スタートからゴールまでの時間を競います。


1日1回のエントリーでどなたでも参加できます。参加者には記念品として水鳥公園特製のダンゴムシ缶バッチ(写真)をプレゼントします!


 


開催期間は7月19日(土)~8月31日(日)まで。大会終了後、優勝者と上位成績者、その他抽選で選ばれた方に賞品をプレゼントします。奮ってご参加ください。


 


 


※鳥情報:6月29日に飛来したソリハシセイタカシギ1羽は、7月3日を最後に姿を消しました。



2008年7月4日金曜日

カルガモ親子の悲劇!

夏の米子水鳥公園の風物詩ともいえるのがカルガモの親子です。

この季節、毎日、ネイチャーセンターの前にかわいい姿を見せてくれます。

しかし、米子水鳥公園に生息するカルガモの親子は、すべて野に生きる野鳥です。

当然、自然の厳しい弱肉強食の世界に生きています。

IMG_4493b.jpg列を作るカルガモ親子(2008.6.28)



今日、ネイチャーセンターの目の前で、カルガモの雛一羽がハヤブサに襲われました。

なんとか、ハヤブサに捕まることはなかったのですが、致命傷を負わされてしまったようです。

襲われた雛は、しばらく動いていたのですが、そのうちこと切れてしまいました。

親鳥が、何度も雛についてくるように声をかけるのですが、もう雛は動きません。

自然界の厳しい掟の一つを見てしまいました・・・・



鳥情報*今日もソリハシセイタカシギがいました。クロハラアジサシも飛んでいます。


2008年7月3日木曜日

子ども達のボランティア

CIMG6025b.JPG.jpeg 米子水鳥公園には、この時期多くの子どもたちがボランティア作業にやってきます。

 今日は、地元の小学校と中学校がそれぞれ作業に訪れ、6班に分かれて鳥のためのごみ拾いや島作り等の作業を行いました。