初飛来以降、皆様に親しまれていたクロツラヘラサギが、今日一日姿を見せませんでした。
先のブログで心配していたとおりになってしまいました。
http://nakaumi.blogspot.com/2009/11/blog-post_27.html
これは一時的な外出の可能性もあり、また戻ってくるのかもしれませんが、姿が見えなくなってしまうと心配です。
早朝(6:45) の米子水鳥公園
今日の鳥(2009年11月29日)
・コハクチョウ 179羽 今季最多数更新!今季は15:30ごろから帰ってきます。
・マガン 493羽 寒かったけれどお昼寝にきました!
・セグロカモメ1羽 毎年冬に1羽だけ居つきます。
・カワセミ 1羽
など。
今日の水鳥総数 約3000羽 ちょっと少なめ!
コハクチョウが帰ってきた。(16:00)
2009年11月30日月曜日
2009年11月29日日曜日
子ども自由研究発表会を開催
今日は、米子市内の小学生の自然科学に関する研究発表会を開催しました。研究ポスターをスクリーンに拡大投影して発表者が研究内容を説明し、ポスターの原本は会場の両側の壁面に掲示しました。
10名の小学生が、研究内容を発表。みんな堂々とした発表で、集まった大人たちは感心しっぱなしでした。大人からの質問にもはきはきと答え、分からないことはきちんと「わかりません」と答えていました。
子ども達の理科離れがささやかれる昨今ですが、このような子達に出会うと、まだまだ捨てたものじゃないな!と励まさせる思いがしました。
★今日発表された研究の題名
・オオヨシキリお子育てに必要な面積は?
・ありのすのかんさつ
・昔の中海はどんなかんきょうだったのか?
・水鳥公園の生き物調べ
・くもの巣はどうやってできるのか
・ヒメボタル調べ
・くず野菜の研究
・天気予報はどうやってするの?
・自然に還るプラスチック
・中海の水質
未来の自然科学者たちに拍手!
10名の小学生が、研究内容を発表。みんな堂々とした発表で、集まった大人たちは感心しっぱなしでした。大人からの質問にもはきはきと答え、分からないことはきちんと「わかりません」と答えていました。
子ども達の理科離れがささやかれる昨今ですが、このような子達に出会うと、まだまだ捨てたものじゃないな!と励まさせる思いがしました。
★今日発表された研究の題名
・オオヨシキリお子育てに必要な面積は?
・ありのすのかんさつ
・昔の中海はどんなかんきょうだったのか?
・水鳥公園の生き物調べ
・くもの巣はどうやってできるのか
・ヒメボタル調べ
・くず野菜の研究
・天気予報はどうやってするの?
・自然に還るプラスチック
・中海の水質
未来の自然科学者たちに拍手!
2009年11月28日土曜日
クロツラヘラサギが食べているもの
最近、クロツラヘラサギが時々ネイチャーセンターのすぐそばで食事するようになり、お客様に喜ばれています。
しかし、クロツラヘラサギが盛んに捕らえて食べているものは何なのか。いくら望遠鏡で見ていても分かりません。「う~、気になる!」
ということで、写真にとって調べてみました。
写真1
写真2
クロツラへラサギのくちばしの間に踊っているものを拡大してよく見てみた結果、いずれもスジエビのようでした。写真1、写真2以外の画像にも、スジエビと思われる小動物が写っていました。確かに、この時期に園内の池をタモ網ですくってみると、スジエビばかり捕れます。
結論:水鳥公園のクロツラヘラサギがよく食べているものは、スジエビである。
今日、クロツラヘラサギは一日中盛んに食事をしていました。観察している立場としては楽しいのですが、喜んでばかりはいられません。なぜなら、クロツラヘラサギが姿を消す前には、一日中獲物探しをしている様子がよく見られるからです。食べ物が不足してくると、より食べ物の豊富な場所へと引っ越してしまうのではないか、と思うのです。
クロツラヘラサギに会いたい方は、お早めに水鳥公園にお越しいただいたほうがよいかもしれません。
●今日の鳥(2009年11月27日)
・コハクチョウ 156羽 今季最多数!
・オオハクチョウ 1羽 はるか遠くでマイペース!
・マガン 約500羽 中海のマガンを観るなら昼間の水鳥公園へ!
・ヒシクイ 1羽 警戒心弱すぎ!
・クロツラヘラサギ 1羽 スジエビ大好き!
・ハヤブサ 1羽 何かをお腹いっぱい食べてハト胸になっていた!
・ノスリ 1羽 ハヤブサの食べ残しを食べてハト胸になっていた!
今日の水鳥総数 約6000羽
しかし、クロツラヘラサギが盛んに捕らえて食べているものは何なのか。いくら望遠鏡で見ていても分かりません。「う~、気になる!」
ということで、写真にとって調べてみました。
写真1
写真2
クロツラへラサギのくちばしの間に踊っているものを拡大してよく見てみた結果、いずれもスジエビのようでした。写真1、写真2以外の画像にも、スジエビと思われる小動物が写っていました。確かに、この時期に園内の池をタモ網ですくってみると、スジエビばかり捕れます。
結論:水鳥公園のクロツラヘラサギがよく食べているものは、スジエビである。
今日、クロツラヘラサギは一日中盛んに食事をしていました。観察している立場としては楽しいのですが、喜んでばかりはいられません。なぜなら、クロツラヘラサギが姿を消す前には、一日中獲物探しをしている様子がよく見られるからです。食べ物が不足してくると、より食べ物の豊富な場所へと引っ越してしまうのではないか、と思うのです。
クロツラヘラサギに会いたい方は、お早めに水鳥公園にお越しいただいたほうがよいかもしれません。
●今日の鳥(2009年11月27日)
・コハクチョウ 156羽 今季最多数!
・オオハクチョウ 1羽 はるか遠くでマイペース!
・マガン 約500羽 中海のマガンを観るなら昼間の水鳥公園へ!
・ヒシクイ 1羽 警戒心弱すぎ!
・クロツラヘラサギ 1羽 スジエビ大好き!
・ハヤブサ 1羽 何かをお腹いっぱい食べてハト胸になっていた!
・ノスリ 1羽 ハヤブサの食べ残しを食べてハト胸になっていた!
今日の水鳥総数 約6000羽
2009年11月26日木曜日
あたたかいので…
台湾からのお客様 クロツラヘラサギ?
米子水鳥公園に、台湾から観光のお客様がいらっしゃいました。
クロツラヘラサギが飛来中でしたのでご紹介したところ、大変な大盛り上がりです。台湾は、世界で最もたくさんのクロツラヘラサギが越冬する場所で、クロツラヘラサギは、日本のトキのような扱いのようです。
若い人からお年寄りまで、皆さんこの鳥をご存知でした。今、米子水鳥公園飛来中のクロツラヘラサギは、台湾に行ったことがあるかもしれません。台湾からのお客様と不思議な縁を感じました。
また、当館自慢のロシア生まれのクロツラヘラサギの標本http://nakaumi.blogspot.com/2008/04/blog-post.htmlをご案内したところとても熱心に聞いていただきました。
鳥の羽根のブローチできました!!
2009年11月25日水曜日
オオハクチョウが4羽!
今日は、予報どおり暖かな晴天に恵まれました。大山山頂の雪は、かなり溶けてしまっています。
今日のような暖かい晴天の日は、コハクチョウ、マガンともに日中いっぱい観察できます。今日はマガンがかなり近くに集まり、いつもよりも姿がはっきり観察できました。
例年、昼間はハクチョウがいないことが多いのですが、今季は一日中コハクチョウが数十羽います。マガンも昼寝に戻ってきたら夕食に出かけず、そのまま塒入りしてしまいます。暖かい日が多いからかな?
クロツラヘラサギは、コハクチョウやコサギたちと一緒にお昼寝するのが日課になっています。今年新たに作った砂浜が水鳥たちに大人気です。
今日のような暖かい晴天の日は、コハクチョウ、マガンともに日中いっぱい観察できます。今日はマガンがかなり近くに集まり、いつもよりも姿がはっきり観察できました。
例年、昼間はハクチョウがいないことが多いのですが、今季は一日中コハクチョウが数十羽います。マガンも昼寝に戻ってきたら夕食に出かけず、そのまま塒入りしてしまいます。暖かい日が多いからかな?
クロツラヘラサギは、コハクチョウやコサギたちと一緒にお昼寝するのが日課になっています。今年新たに作った砂浜が水鳥たちに大人気です。
今日、オオハクチョウが新たに3羽飛来し、元々いた1羽と合わせて計4羽が水鳥公園にいました。中海・宍道湖ではオオハクチョウは珍しく、コハクチョウ1000羽に対してオオハクチョウ2~3羽程度しかいません。しかし、午後には姿が見えなくなりました。
●今日の鳥(2009年11月25日)
・コハクチョウ 90羽
・オオハクチョウ 4羽 すべて成鳥!
・マガン 510羽
・ヒシクイ 1羽 久しぶり!
・コサギ 27羽 最近妙に多い!
・クロツラヘラサギ 1羽 健在!
・ハイイロチュウヒ 1羽 ♀タイプ
・オオタカ 1羽 幼鳥。今日は存在感が薄かった!
今日の水鳥およそ8000羽 今季最多レベルの賑わいでした!
●おまけ
・アカミミガメ16匹 甲羅干し。まだ冬眠せず。
・ヌートリア 2+頭 意外と人気者。
2009年11月21日土曜日
レンジャー日記「2009年11月21日」
今朝は、コハクチョウが109羽いました。日が昇ると、コハクチョウ達はネイチャーセンター前に集まってきました。
今日は、朝7時から米子市子どもエコクラブの水鳥観察会がありました。ちょうど目の前にコハクチョウが集まっていたので、コハクチョウの行動に注目していただきました。
クロツラヘラサギは今日も健在です。いつもネイチャーセンターから500mくらい離れた島の岸辺にいるのですが、夕方に100mくらいまで接近してくれました。ネイチャーセンターの目の前にも、ほんのつかの間でしたが降りてくれたこともありました。
●今日の鳥(2009年11月21日)
・コハクチョウ 109羽
・オオハクチョウ 1羽
・マガン 369+羽
・カワウ 280羽
・キンクロハジロ 3060羽
・オナガガモ 1220羽
・スズガモ 687羽
・ホシハジロ 594羽
・オオタカ 2羽(成鳥&若鳥)
・ハイイロチュウヒ 1羽(♀タイプ)
・チュウヒ 1羽
・ハイタカ 1羽
・ノスリ 1羽
・ミサゴ 1羽
・ハヤブサ 1羽
・ユリカモメ 1羽
・カワセミ 1羽
・ハシボソガラス 28羽
・ハシブトガラス 21羽
・アオアシシギ 1羽
・トウネン 1羽
・ウミアイサ 1羽(♀)
・トビ 2羽
今日は、朝7時から米子市子どもエコクラブの水鳥観察会がありました。ちょうど目の前にコハクチョウが集まっていたので、コハクチョウの行動に注目していただきました。
クロツラヘラサギは今日も健在です。いつもネイチャーセンターから500mくらい離れた島の岸辺にいるのですが、夕方に100mくらいまで接近してくれました。ネイチャーセンターの目の前にも、ほんのつかの間でしたが降りてくれたこともありました。
●今日の鳥(2009年11月21日)
・コハクチョウ 109羽
・オオハクチョウ 1羽
・マガン 369+羽
・カワウ 280羽
・キンクロハジロ 3060羽
・オナガガモ 1220羽
・スズガモ 687羽
・ホシハジロ 594羽
・オオタカ 2羽(成鳥&若鳥)
・ハイイロチュウヒ 1羽(♀タイプ)
・チュウヒ 1羽
・ハイタカ 1羽
・ノスリ 1羽
・ミサゴ 1羽
・ハヤブサ 1羽
・ユリカモメ 1羽
・カワセミ 1羽
・ハシボソガラス 28羽
・ハシブトガラス 21羽
・アオアシシギ 1羽
・トウネン 1羽
・ウミアイサ 1羽(♀)
・トビ 2羽
2009年11月20日金曜日
鳥情報 2009.11.20
本日は、コハクチョウが60羽、クロツラヘラサギ(1)が園内に1日滞在していました。
マガン(400-500)も昼ごろに公園に戻ってきてからは、日没まで滞在していました。
今日は、特別なお客さんとして韓国からの環境視察団の方々が来られました。
施設の施工や管理など一生懸命勉強されていかれました。
マガン(400-500)も昼ごろに公園に戻ってきてからは、日没まで滞在していました。
今日は、特別なお客さんとして韓国からの環境視察団の方々が来られました。
施設の施工や管理など一生懸命勉強されていかれました。
国際ソロプチミストスワン米子より、バードボイスペンセット寄贈!
2009年11月19日木曜日
レンジャー日記「2009年11月19日」
今日は終日曇り空かと思っていましたが、意外と青空が見えて日差しもあり、風もなく穏やかな一日でした。コハクチョウも終日園内でのんびり過ごし、マガンもお昼寝にやってきてくれました。
クロツラヘラサギの報道の効果で、ニュースを見た野鳥ファンの方が時々いらっしゃいました。
観察ホールの前浜には、一日中カモの群れがいて、コハクチョウも数羽がお昼寝していました。
背景の雪化粧をした大山がとってもビューティホ~♪ 特に、午後は大山にかかっていた雲がとれて、西日に照らされて素晴らしい風景でした。
お昼ごろ、地元の小学生が社会科見学で来館。野鳥観察ゲーム「鳥ビンゴ」と展示室を見学して回答する「展示クイズ」を体験していただきました。
ネイチャーセンター正面には、珍しいお客さんが2羽ウロウロしていました。ウミアイサのメスです。中海には時々いますが、園内に入ってくるのは珍しく、近距離で観察できるのも珍しいです。盛んに手作り島の廻りや杭が立ち並ぶところを探っていて、小魚捕りに忙しそうでした。
クロツラヘラサギの報道の効果で、ニュースを見た野鳥ファンの方が時々いらっしゃいました。
観察ホールの前浜には、一日中カモの群れがいて、コハクチョウも数羽がお昼寝していました。
背景の雪化粧をした大山がとってもビューティホ~♪ 特に、午後は大山にかかっていた雲がとれて、西日に照らされて素晴らしい風景でした。
お昼ごろ、地元の小学生が社会科見学で来館。野鳥観察ゲーム「鳥ビンゴ」と展示室を見学して回答する「展示クイズ」を体験していただきました。
ネイチャーセンター正面には、珍しいお客さんが2羽ウロウロしていました。ウミアイサのメスです。中海には時々いますが、園内に入ってくるのは珍しく、近距離で観察できるのも珍しいです。盛んに手作り島の廻りや杭が立ち並ぶところを探っていて、小魚捕りに忙しそうでした。
●今日の鳥 (2009年11月19日)
・コハクチョウ 80羽 昼間でも意外とたくさん園内にいました!
・オオハクチョウ 1羽 外出しません。
・マガン 約300羽 何回も小分けにして飛来!
・クロツラヘラサギ 1羽 今日も健在。でも、終日遠くにいました。
・オオタカ 1羽 お気に入りの場所で獲物探し。
・ノスリ 1羽 遠くの木に止まっていた。
・ハイイロチュウヒ 1羽 虹彩が暗く小柄なので幼鳥♂かも!
・タゲリ 1羽 上空を通過。コミミズクかと思った!
・トモエガモ 24羽 ともえ模様がきれいでした!
・ハシボソガラス&ハシブトガラス 合わせて約90羽 異様に群れる!
・今日の水鳥 合計約4000羽。
2009年11月18日水曜日
期待どおりにヤツが来た!
もうそろそろ来るかな~♪と首を長~くして待っていたら、今日待望の「ヤツ」がやってきました!
クロツラヘラサギです!
毎年11月頃にやってくる世界的希少種。1羽ずつしか来たことがありませんが、2002年以降は毎年姿を見せてくれています。しかし遠い!一番近くでも250m先にいます。報道発表用に、デジスコで証拠写真を撮影。
撮影から戻り、報道発表の準備中に、なんとクロツラがネイチャーセンターの目の前に飛来。 報道各社に鮮明な画像を提供できる絶好のチャンス到来!
「これはデジスコには近すぎる。よし!一眼デジカメ+500mmで撮影だ!!」
ところが、
「あ゛!一眼デジカメも500mmもない!!」
カワウ調査のため、同僚に一眼デジカメを持ち出されていたのでした。
仕方ないので至近距離でデジスコで撮影。最低倍率でも枠に収まらない!
「ん?」 とこちらを向いたクロツラ君。
純白の翼と、真っ黒で洗濯板のようにデコボコしたくちばし。今年のクロツラは成鳥です。水鳥公園に飛来するクロツラは殆んどが若鳥なので、とても珍しいです。
それにしてもユニークな顔。クロツラヘラサギは、水鳥公園に飛来する野鳥中、希少性と変顔の二冠王です。
この個体は放浪癖があるようで、時々遠くへ飛び去ってしまいます。ぜひ水鳥公園で落ち着いてもらって、長期間滞在してくれたら嬉しいですね。
●今日の鳥 2009年11月18日(水)
・クロツラヘラサギ1羽(今年も順調に飛来。ヘラサギも来ないかな♪)
・コハクチョウ 65羽(もっとたくさんいるはず)
・オオハクチョウ1羽(一日中います)
・マガン約300羽(寒い日はお昼寝に帰ってきません)
・ハシビロガモ(潜水採餌しまくり!)
・ミコアイサ(急増!オスはまだパンダになってません)
・ハシブトガラス&ハシボソガラス 合計約20羽(みんなで集まって何をしているの?)
・オオタカ2羽(成鳥と若鳥)
・ハイイロチュウヒ♀1(ネイチャーセンター周辺をよく飛んでくれました)
・カワセミ2羽(♂と♀の若鳥同士が追いかけっこ)
・ホオジロガモ♀1(今季初認!)
・その他カモ類 約3000羽強!
クロツラヘラサギです!
毎年11月頃にやってくる世界的希少種。1羽ずつしか来たことがありませんが、2002年以降は毎年姿を見せてくれています。しかし遠い!一番近くでも250m先にいます。報道発表用に、デジスコで証拠写真を撮影。
撮影から戻り、報道発表の準備中に、なんとクロツラがネイチャーセンターの目の前に飛来。 報道各社に鮮明な画像を提供できる絶好のチャンス到来!
「これはデジスコには近すぎる。よし!一眼デジカメ+500mmで撮影だ!!」
ところが、
「あ゛!一眼デジカメも500mmもない!!」
カワウ調査のため、同僚に一眼デジカメを持ち出されていたのでした。
仕方ないので至近距離でデジスコで撮影。最低倍率でも枠に収まらない!
「ん?」 とこちらを向いたクロツラ君。
純白の翼と、真っ黒で洗濯板のようにデコボコしたくちばし。今年のクロツラは成鳥です。水鳥公園に飛来するクロツラは殆んどが若鳥なので、とても珍しいです。
それにしてもユニークな顔。クロツラヘラサギは、水鳥公園に飛来する野鳥中、希少性と変顔の二冠王です。
この個体は放浪癖があるようで、時々遠くへ飛び去ってしまいます。ぜひ水鳥公園で落ち着いてもらって、長期間滞在してくれたら嬉しいですね。
●今日の鳥 2009年11月18日(水)
・クロツラヘラサギ1羽(今年も順調に飛来。ヘラサギも来ないかな♪)
・コハクチョウ 65羽(もっとたくさんいるはず)
・オオハクチョウ1羽(一日中います)
・マガン約300羽(寒い日はお昼寝に帰ってきません)
・ハシビロガモ(潜水採餌しまくり!)
・ミコアイサ(急増!オスはまだパンダになってません)
・ハシブトガラス&ハシボソガラス 合計約20羽(みんなで集まって何をしているの?)
・オオタカ2羽(成鳥と若鳥)
・ハイイロチュウヒ♀1(ネイチャーセンター周辺をよく飛んでくれました)
・カワセミ2羽(♂と♀の若鳥同士が追いかけっこ)
・ホオジロガモ♀1(今季初認!)
・その他カモ類 約3000羽強!
清里ミーティング2009に参加、発表してきました!
当財団は、環境教育の関係者が全国から集う大規模なイベント「清里ミーティング」に毎年参加しています。
今年も指導員(私)が鳥取県から1人、山梨県の清里に行って、財団の環境教育活動について発表してきました。
今回のテーマは、「生物多様性」。なぜ、生物多様性が必要なのか?自然保護と生物多様性の保護って何がちがうのか?、そもそも、生物多様性って何だ?などなど、全国から集まった熱い人たち200名と語ってきました。
私は、15分のスライドプレゼンテーションで、子どもたちに人気の貝殻掘りプログラムについて発表し、展示ブースでは米子水鳥公園の自然体験プログラムをまとめたポスターと、水鳥公園だより、財団事業報告書を(ご自由にお取り下さい形式で)陳列してきました。
生物多様性に関連して、生き物を見分けられるようになるための問題点や対策案について語るワークショップに参加しました。二グループに分かれて意見交換し、私のグループでは、一般の人たちに、どうやって生き物を見分けることつながるように興味を持ってもらうか、について4名で語りました。そのときにみんなで出し合った意見がこちら。
14日(土)~16日(月)の二泊三日の日程は、あっという間に過ぎました。全国の熱い人たちと接することで、「よ~し!これからまた頑張るぞ~!」という気合を皆様から頂きました。
清里高原は、落葉樹林の黄葉と、富士山がとってもきれいでした。
あ、写真とってくるの忘れた!
標高1400mmの高地にもかかわらず、あまり寒くありませんでした。
逆に、米子に戻ってきた時、米子の寒さ(6℃!)に驚きました。
今年も指導員(私)が鳥取県から1人、山梨県の清里に行って、財団の環境教育活動について発表してきました。
今回のテーマは、「生物多様性」。なぜ、生物多様性が必要なのか?自然保護と生物多様性の保護って何がちがうのか?、そもそも、生物多様性って何だ?などなど、全国から集まった熱い人たち200名と語ってきました。
私は、15分のスライドプレゼンテーションで、子どもたちに人気の貝殻掘りプログラムについて発表し、展示ブースでは米子水鳥公園の自然体験プログラムをまとめたポスターと、水鳥公園だより、財団事業報告書を(ご自由にお取り下さい形式で)陳列してきました。
生物多様性に関連して、生き物を見分けられるようになるための問題点や対策案について語るワークショップに参加しました。二グループに分かれて意見交換し、私のグループでは、一般の人たちに、どうやって生き物を見分けることつながるように興味を持ってもらうか、について4名で語りました。そのときにみんなで出し合った意見がこちら。
14日(土)~16日(月)の二泊三日の日程は、あっという間に過ぎました。全国の熱い人たちと接することで、「よ~し!これからまた頑張るぞ~!」という気合を皆様から頂きました。
清里高原は、落葉樹林の黄葉と、富士山がとってもきれいでした。
あ、写真とってくるの忘れた!
標高1400mmの高地にもかかわらず、あまり寒くありませんでした。
逆に、米子に戻ってきた時、米子の寒さ(6℃!)に驚きました。
2009年11月15日日曜日
鳥の羽根のブローチを作ろう!
2009年11月14日土曜日
米子水鳥公園自然観察会 落雁を観察しよう!
2009年11月8日日曜日
子どもラムサールクラブ「粟嶋神社を探検!」
2009年11月7日土曜日
アマモサミット2009 中海で開催!!
米子水鳥公園のある中海で、全国アマモサミットが開催されました。
日本の多くの湖沼では、水草や海草と呼ばれる水生植物の群落が
過去には多く見られましたが、1960年代からほとんど見られなくなりました。
中海も同様な傾向があり、藻場の衰退以降、漁獲の減少や湖沼の生態系の衰退など、多くのの問題が見られるようになりました。
そんな、藻場の回復のために活動する全国の人々が集まっての会合です。
中には、アマモを植えないでと主張する先生もおり、なかなか奥深い白熱した論戦のあった会議でした。
今後、水鳥だけでなく湖沼生態系の保全 がこれからの重要な課題になっていくでしょう。
その、大切な一歩を見せていただいた気がしました。
アマモシート制作の様子。
日本の多くの湖沼では、水草や海草と呼ばれる水生植物の群落が
過去には多く見られましたが、1960年代からほとんど見られなくなりました。
中海も同様な傾向があり、藻場の衰退以降、漁獲の減少や湖沼の生態系の衰退など、多くのの問題が見られるようになりました。
そんな、藻場の回復のために活動する全国の人々が集まっての会合です。
中には、アマモを植えないでと主張する先生もおり、なかなか奥深い白熱した論戦のあった会議でした。
今後、水鳥だけでなく湖沼生態系の保全 がこれからの重要な課題になっていくでしょう。
その、大切な一歩を見せていただいた気がしました。
アマモシート制作の様子。
植栽地に記念の看板
全国アマモサミット2009に、米子水鳥公園も後援しました。
いつか、昔のように中海で水草や海草をはむコハクチョウの様子が観察されるようになったらいいですね。
企画展「彩色木羽展」開催!
2009年11月5日木曜日
オオタカが二羽並んだ!
今日は、一日中どんよりと曇った薄暗い一日でした。
園内の鳥たちは今季最多数か、という賑わいぶり。でも、まだ6000羽位かな?1万羽の賑わいには及びません。
一つ目は、これです。
オオタカの成鳥が2羽、お気に入りの場所に並んで止まっていました。
普通、成鳥同士が遭遇すると、喧嘩して一方が追い払われるものですが、この2羽は互いのことをチラチラ見るものの、争いませんでした。右の個体が一回り大きくて胴体が太めなので、♀っぽい。左の個体はスレンダーで♂っぽい。お二人さん、どういう関係ですか?
二つ目はこれ。
ヒシクイがネイチャーセンターの真正面を泳ぎました。
ヒシクイは、警戒心が強いガン類でもとりわけ神経質な印象があるのですが、この個体はしばしばネイチャーセンター附近の岸辺や島で草を食べています。こんなに近距離で観察できる個体は珍しいです。でも、無防備な行動が危ういです。
以前、タカの獲物にしては体が大きすぎると思われたクロツラヘラサギが、オオタカに殺された事件がありました。この無防備なヒシクイが、クロツラヘラサギの二の舞にならないことを祈ります。
●今日の鳥2009年11月5日(木)
コハクチョウ 7羽 辛うじてねぐら入りしてくれています。
マガン240羽+ お昼寝のために飛来。
ヒシクイ2羽 亜種ヒシクイは至近距離で観察できる!亜種オオヒシクイは遥か彼方!
ミコアイサ2羽 今季初認!まだ到着していない常連ガモはツクシガモだけ。
ハジロカイツブリ2羽 今季初認!
オオタカ成鳥2羽 番い?
チュウヒ成鳥 1羽
ノスリ成鳥 1羽
ハイタカ幼鳥 1羽
トモエガモ 8羽+ 遠い!
ウミアイサ♀2羽 水鳥公園に定着。
ユリカモメ1羽 まだ数が少ない。
その他、マガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモを主に約6000羽のカモ達。
そろそろヘラサギ類がくる頃です。まだかな~♪
園内の鳥たちは今季最多数か、という賑わいぶり。でも、まだ6000羽位かな?1万羽の賑わいには及びません。
一つ目は、これです。
オオタカの成鳥が2羽、お気に入りの場所に並んで止まっていました。
普通、成鳥同士が遭遇すると、喧嘩して一方が追い払われるものですが、この2羽は互いのことをチラチラ見るものの、争いませんでした。右の個体が一回り大きくて胴体が太めなので、♀っぽい。左の個体はスレンダーで♂っぽい。お二人さん、どういう関係ですか?
二つ目はこれ。
ヒシクイがネイチャーセンターの真正面を泳ぎました。
ヒシクイは、警戒心が強いガン類でもとりわけ神経質な印象があるのですが、この個体はしばしばネイチャーセンター附近の岸辺や島で草を食べています。こんなに近距離で観察できる個体は珍しいです。でも、無防備な行動が危ういです。
以前、タカの獲物にしては体が大きすぎると思われたクロツラヘラサギが、オオタカに殺された事件がありました。この無防備なヒシクイが、クロツラヘラサギの二の舞にならないことを祈ります。
●今日の鳥2009年11月5日(木)
コハクチョウ 7羽 辛うじてねぐら入りしてくれています。
マガン240羽+ お昼寝のために飛来。
ヒシクイ2羽 亜種ヒシクイは至近距離で観察できる!亜種オオヒシクイは遥か彼方!
ミコアイサ2羽 今季初認!まだ到着していない常連ガモはツクシガモだけ。
ハジロカイツブリ2羽 今季初認!
オオタカ成鳥2羽 番い?
チュウヒ成鳥 1羽
ノスリ成鳥 1羽
ハイタカ幼鳥 1羽
トモエガモ 8羽+ 遠い!
ウミアイサ♀2羽 水鳥公園に定着。
ユリカモメ1羽 まだ数が少ない。
その他、マガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモを主に約6000羽のカモ達。
そろそろヘラサギ類がくる頃です。まだかな~♪
2009年11月3日火曜日
大山初冠雪!
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