昨日、ギンムクドリが現れたということで、
今度はコムクドリだな、と期待していたら、
期待どおりコムクドリが現れました。
写真提供:野田勝利さん
昨日のギンムクドリや今回のコムクドリのように、
近頃、来園者の皆様からの情報提供によって、
貴重な野鳥記録が残せています。大変ありがたいことです。
ネイチャーセンター正面の小島では、
オオバン2羽が寄り添って相互羽繕いをしていました。
なかなかいいムードでしたが、
突然、ミサゴが上空を低空で横切ったため、驚いて池に緊急避難。
ミサゴに水を差され、気の毒なオオバンたちでした。
ネイチャーセンター前浜を彩ってくれているセイタカシギは、
昨日時点でくちばしがゆがんでいる雌1羽に減っていましたが、
また4羽に増えました。
そのうちの1羽は、雄だけど色の鮮やかさに欠ける第1回夏羽でした。
他の個体も先日までいた個体と頭の色が異なるため、
新メンバーが3羽飛来したようです。
婚姻色が鮮やかなダイサギもやってきました。
その他の鳥、生き物情報:
・キアシシギ4羽を今季初認!
・モズのオスが他の鳥の鳴きまねメドレーで、メスに熱烈アタックしていました!
・19時過ぎに、ネイチャーセンターの周りをたくさんのアブラコウモリが飛び交っていました。5月5日(土)はGW自然観察会「夜のコウモリウォッチング!」を開催します。当日もたくさんのコウモリが飛び交うといいですね。ぜひご参加ください。
今日は残念ながらギンムクドリは確認できませんでしたが、
この春は珍しい小鳥類が相次いで現れています。
次に現れるのは誰でしょう?楽しみです。
(きりぎりす)
2018年4月29日日曜日
2018年4月28日土曜日
228種類目の鳥が現る!
今日からゴールデンウィークです。
米子水鳥公園ではGW自然観察会の第1弾、
「水鳥公園一周ネイチャーウォーク」を開催しました。
米子水鳥公園の外周およそ2.4kmを2時間かけて歩きながら、
春の生きものをご案内しました。
さわやかな気持ちのよい晴天で、さまざまな生き物が観察できました。
米子水鳥公園の空撮写真で、現在地をご案内中。
「現在地はここです。まだまだ先は長いですよ~」
ネイチャーウォークでは、
ネイチャーセンターからはるか遠くに見える、
ヤナギにとまっているオオタカの若鳥を、
園内で誰よりも近くで観察できました!
このほか、さえずるセッカやカワウの骨、カメの甲羅、カイコの原種のイモムシ(鳥の糞にそっくり!)、甘い臭いが漂うアキグミの花、アスパラガスみたいなトクサ、など、皆さん興味津々で生きもの観察を楽しんでいました。
一方、ネイチャーセンター2階のレンジャーカウンターでは、
「オリジナルバードコールを作ろう!」コーナーがオープン。
5月6日まで、開館時間中いつでも参加できます。
(材料費100円)
今日は週に一度の園内のすべての鳥を数えて記録する日でした。
50種類の鳥が確認されたのですが、
その中には水鳥公園初記録の鳥が含まれています。
米子水鳥公園228種類目の鳥、ギンムクドリです。
(発見者:遠藤理さん 写真提供:理さんのお父さん)
第1発見時は、ネイチャーセンターの目の前にいましたが、
その後移動し、池の南岸の水辺を歩き回っているのが長時間観察できました。
明日も現れるといいですね。
ギンムクドリの第1発見者の小学生が、
自分で作ったオリジナルバードコールにギンムクドリの絵を描きました。
人生初認の鳥のイラストが描かれたバードコールは、
一生モノのお宝になるのではないでしょうか。
とってもステキです。
ネイチャーセンター左手に見えるドーナツ島では、
トビがオオバンの死体を見つけて食べていました。
そこへ、ハシブトガラス1羽が乱入し、獲物の争奪戦となりました。
いつもはハシブトガラスがトビを追い掛け回す展開になるのですが、
今回はトビが猛然とハシブトガラスを追尾。
おそらく、トビのほうがハシブトガラスよりもおなかがすいていたのでしょう。
トビは気弱な印象がありますが、本気を出せば強いんです。
夕方、ネイチャーセンター前の小島に舞い降りたハマシギ。
ほぼ夏羽に換羽していて、美しいです。
今日見られた鳥:
コハクチョウ(飛べない個体)、コブハクチョウ、キジ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミコアイサ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、クイナ、バン、オオバン、タシギ、ハマシギ、ミサゴ、トビ、オオタカ、カワセミ、モズ、ヒヨドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ツグミ、スズメ、セイタカシギ、セッカ、オオヨシキリ、ヒバリ、コゲラ(水鳥公園では超レア!)、トウネン、イソヒヨドリ、タカブシギ、ソリハシシギ、アマツバメ、コシアカツバメ、ツバメ、ギンムクドリ(初記録)、ホオジロ、アオジ、シロハラ 以上、50種類(これとは別に、マガモ×カルガモもいました)
明日は、GW自然観察会第2弾「クズの蔓を使って運動会!!」を開催します。
お天気が良い日に、自然の中で楽しく遊びたい親子に特におススメの企画です。
そして、今日以上に面白い鳥にも出会える、かも?
(きりぎりす)
2018年4月27日金曜日
春の音風景に欠かせない存在
22日にさえずりを初確認して以降、
なかなか姿が見られなかったオオヨシキリを、
今日ようやく観察できました。
ネイチャーセンターの両側のヨシ原は刈り払われているので、
枯れヨシが残っている水鳥観察桟橋南側で主にさえずっていました。
オオヨシキリの「ギョギョシ、ギョギョシ…」というさえずりは、
春の米子水鳥公園の音風景に欠かせません。
ネイチャーセンター前浜では、
珍しくセイタカシギ3羽がまとまって整列していました。
この3羽はいつもバラバラに行動しているので、
このようにカメラに収まりよく
並んでくれることがなかなかありませんでした。
(一番奥がくちばしに隙間がある個体です)
その他の鳥情報。
毎日見られていたオオソリハシシギがいなくなりました。
その他のシギ類は、タカブシギ1羽、タシギ2羽、ハマシギ16羽が見られました。
飛べないコハクチョウは健在です。コブハクチョウが2羽いました。
池の南岸の草地で、朝からオオタカの若鳥が獲物を食べていました。
さて、明日からゴールデンウィークですね。
明日はGW自然観察会第1弾「水鳥公園一周ネイチャーウォーク」を開催します。
普段入ることができない野鳥保護区の外周を、
ぐるりと一周して自然観察ができる大変貴重な機会です。
たくさんの方のご参加をお待ちしております。
(きりぎりす)
なかなか姿が見られなかったオオヨシキリを、
今日ようやく観察できました。
ネイチャーセンターの両側のヨシ原は刈り払われているので、
枯れヨシが残っている水鳥観察桟橋南側で主にさえずっていました。
オオヨシキリの「ギョギョシ、ギョギョシ…」というさえずりは、
春の米子水鳥公園の音風景に欠かせません。
ネイチャーセンター前浜では、
珍しくセイタカシギ3羽がまとまって整列していました。
この3羽はいつもバラバラに行動しているので、
このようにカメラに収まりよく
並んでくれることがなかなかありませんでした。
(一番奥がくちばしに隙間がある個体です)
その他の鳥情報。
毎日見られていたオオソリハシシギがいなくなりました。
その他のシギ類は、タカブシギ1羽、タシギ2羽、ハマシギ16羽が見られました。
飛べないコハクチョウは健在です。コブハクチョウが2羽いました。
池の南岸の草地で、朝からオオタカの若鳥が獲物を食べていました。
さて、明日からゴールデンウィークですね。
明日はGW自然観察会第1弾「水鳥公園一周ネイチャーウォーク」を開催します。
普段入ることができない野鳥保護区の外周を、
ぐるりと一周して自然観察ができる大変貴重な機会です。
たくさんの方のご参加をお待ちしております。
(きりぎりす)
2018年4月25日水曜日
くちばしに異常がある鳥たち
今日は霧雨が降る肌寒い一日でしたが、
ネイチャーセンター前には鳥がたくさんいて、
野鳥観察にはなかなか良い日でした。
ネイチャーセンター前の鳥たちを観察していて、
少し気になる事がありました。
くちばしに異常がある鳥が2羽いるのです。
ネイチャーセンター前浜を歩くセイタカシギ。
よくみると、くちばしが微妙に歪んでいて、
上下のくちばしの間に隙間があります。
一方、こちらは正常なセイタカシギ。
くちばしはまっすぐで隙間は無く、精密ピンセットのようです。
そして、左のカルガモのくちばしに注目。
右の正常な個体と比べると、くちばし先端の黄色の部分が乱れていて、
本来真っ黒であるはずの部分に黄色のまだら模様が散らばっています。
この黄色いまだら模様はイボ状になっています。
時々、このようにくちばしが変形している個体がいますが、
原因が気になります。
なお、くちばしに常があるこのセイタカシギとカルガモは、
生活には支障がない様で、元気に過ごしています。
ホシハジロに近づく、まだらくちばしのカルガモ。
突然、ホシハジロにかみつきました!
ホシハジロもびっくり!!
噛みつかれたホシハジロは、カルガモを引きずったまま
右へ左へと泳ぎ回って逃れようとしますが、
カルガモはなかなか放してくれません。
15秒くらいこの状態が続きました。
このようなカモ同士のけんかは時々ありますが、
数秒で離れることがほとんどで、こんなにしつこいのは珍しいです。
よっぽど気に入らないことがあったのでしょうか。
このまだら模様のくちばしのカルガモは気性が荒く、
他のカルガモに対しても、いつも激しく攻撃して追い払ってしまいます。
くちばしに異常がある以外は、至って健康で強い個体です。
このカルガモは、毎日ネイチャーセンターの目の前にいて、
いつもつがい相手のメス(3枚目の写真の右隣)と仲良く過ごしています。
ご来館の際には、ぜひ探してみてください。
追伸:
先日ブログに掲載しましたタイワンハクセキレイは、
今日も現れました。23日にもそれらしき個体が観察されているので、
また観察できるチャンスがあるかもしれません。
(きりぎりす)
ネイチャーセンター前には鳥がたくさんいて、
野鳥観察にはなかなか良い日でした。
ネイチャーセンター前の鳥たちを観察していて、
少し気になる事がありました。
くちばしに異常がある鳥が2羽いるのです。
ネイチャーセンター前浜を歩くセイタカシギ。
よくみると、くちばしが微妙に歪んでいて、
上下のくちばしの間に隙間があります。
一方、こちらは正常なセイタカシギ。
くちばしはまっすぐで隙間は無く、精密ピンセットのようです。
そして、左のカルガモのくちばしに注目。
右の正常な個体と比べると、くちばし先端の黄色の部分が乱れていて、
本来真っ黒であるはずの部分に黄色のまだら模様が散らばっています。
この黄色いまだら模様はイボ状になっています。
時々、このようにくちばしが変形している個体がいますが、
原因が気になります。
なお、くちばしに常があるこのセイタカシギとカルガモは、
生活には支障がない様で、元気に過ごしています。
ホシハジロに近づく、まだらくちばしのカルガモ。
突然、ホシハジロにかみつきました!
ホシハジロもびっくり!!
噛みつかれたホシハジロは、カルガモを引きずったまま
右へ左へと泳ぎ回って逃れようとしますが、
カルガモはなかなか放してくれません。
15秒くらいこの状態が続きました。
このようなカモ同士のけんかは時々ありますが、
数秒で離れることがほとんどで、こんなにしつこいのは珍しいです。
よっぽど気に入らないことがあったのでしょうか。
このまだら模様のくちばしのカルガモは気性が荒く、
他のカルガモに対しても、いつも激しく攻撃して追い払ってしまいます。
くちばしに異常がある以外は、至って健康で強い個体です。
このカルガモは、毎日ネイチャーセンターの目の前にいて、
いつもつがい相手のメス(3枚目の写真の右隣)と仲良く過ごしています。
ご来館の際には、ぜひ探してみてください。
追伸:
先日ブログに掲載しましたタイワンハクセキレイは、
今日も現れました。23日にもそれらしき個体が観察されているので、
また観察できるチャンスがあるかもしれません。
(きりぎりす)
園児が描いた鳥の絵展示完了!
2018年4月24日火曜日
JP労組さんによるシバザクラ花壇整備ボランティア
1995年の開園前より、
毎年ボランティアに来ていただいているJP労組さんが、
今年もシバザクラ花壇の除草・管理作業に来て下さいました。
今年も、天気が良く気持ちの良い1日になりました。
皆さん、ありがとうございました!
2018年4月22日日曜日
今季新着の鳥続々と飛来!
今日は、47種類の鳥が確認されました。
その中には、この春新着の鳥が6種類もいました。
新着その1:キアシシギ(右下)
ネイチャーセンター前浜の小島にほぼ一日中いました。
左上は、数日前から前浜にいるオオソリハシシギです。
新着その2:タカブシギ(右)
よく似ているクサシギ(左)と一緒にいたので、
両種の違いが分かりやすかったです。
水鳥観察桟橋向かい数十メートル先の岸辺にいました。
こちらは昨日の写真ですが、
水鳥公園ではとても珍しい鳥、キビタキ。
(野田勝利さん撮影)
昨日、ジュニアレンジャーの森で発見され、写真を提供いただきました。
園内でオスと分かるキビタキが見つかったのは、
これが初めてです。
今日もキビタキを探しにジュニアレンジャーの森を歩いたところ、
なんとオオルリのオスが1羽いました。
水鳥公園の近隣では確認例がありましたが、
園内で見つかったのはこれが初めてです。
証拠写真を撮る間もなく飛び去ってしまったのが残念。
このほか、これからの主役の鳥、
オオヨシキリ1羽のさえずりを今季初確認し、
キアシシギ1、ウズラシギ1、トウネン1も初認です。
セイタカシギは今日も雄2羽がいました。
今が旬な鳥、ハシビロガモ。
ハシビロガモは、真冬よりも今頃のほうが美しく、
ネイチャーセンター前にもよくやってきてくれるので、
観察には今がベストです。
現在、園内で最も美しいカモです。
オスとメスが見つめあいながら、
互いに頭を上げ下げしていました。
求愛ディスプレイの一つかな?
今、最も数が多いカモがキンクロハジロです。
現在、園内で唯一100羽以上いる鳥で、今日も数百羽いました。
あまりネイチャーセンター前に近づかないカモですが、
この時期にはなぜかよく前浜に来てくれます。
ハシビロガモ同様、今が旬なカモです。
さりげなくネイチャーセンター前浜の柵にとまっていたカワセミ。
無言だったので気が付きませんでした。
現在、新顔の鳥が毎日やってきている、
鳥から目を離せない時期です。
ぜひ、新たな鳥との出会いを求めて、
ご来園・ご来館ください。
(きりぎりす)
その中には、この春新着の鳥が6種類もいました。
新着その1:キアシシギ(右下)
ネイチャーセンター前浜の小島にほぼ一日中いました。
左上は、数日前から前浜にいるオオソリハシシギです。
新着その2:タカブシギ(右)
よく似ているクサシギ(左)と一緒にいたので、
両種の違いが分かりやすかったです。
水鳥観察桟橋向かい数十メートル先の岸辺にいました。
こちらは昨日の写真ですが、
水鳥公園ではとても珍しい鳥、キビタキ。
(野田勝利さん撮影)
昨日、ジュニアレンジャーの森で発見され、写真を提供いただきました。
園内でオスと分かるキビタキが見つかったのは、
これが初めてです。
今日もキビタキを探しにジュニアレンジャーの森を歩いたところ、
なんとオオルリのオスが1羽いました。
水鳥公園の近隣では確認例がありましたが、
園内で見つかったのはこれが初めてです。
証拠写真を撮る間もなく飛び去ってしまったのが残念。
このほか、これからの主役の鳥、
オオヨシキリ1羽のさえずりを今季初確認し、
キアシシギ1、ウズラシギ1、トウネン1も初認です。
セイタカシギは今日も雄2羽がいました。
今が旬な鳥、ハシビロガモ。
ハシビロガモは、真冬よりも今頃のほうが美しく、
ネイチャーセンター前にもよくやってきてくれるので、
観察には今がベストです。
現在、園内で最も美しいカモです。
オスとメスが見つめあいながら、
互いに頭を上げ下げしていました。
求愛ディスプレイの一つかな?
今、最も数が多いカモがキンクロハジロです。
現在、園内で唯一100羽以上いる鳥で、今日も数百羽いました。
あまりネイチャーセンター前に近づかないカモですが、
この時期にはなぜかよく前浜に来てくれます。
ハシビロガモ同様、今が旬なカモです。
さりげなくネイチャーセンター前浜の柵にとまっていたカワセミ。
無言だったので気が付きませんでした。
現在、新顔の鳥が毎日やってきている、
鳥から目を離せない時期です。
ぜひ、新たな鳥との出会いを求めて、
ご来園・ご来館ください。
(きりぎりす)
2018年4月21日土曜日
タイワンハクセキレイ登場!
先日のオオハヤブサ?に続き、今日も珍しい鳥が現れました。
タイワンハクセキレイです。
タイワンハクセキレイはハクセキレイの亜種で、
灰色の背中と黒いのどが特徴です。
過去に数例記録がありますが、なかなか見られません。
昨日飛び去ったオオソリハシシギは、
今朝ネイチャーセンターの目の前に戻ってきていました。
今日はほぼ一日中、前浜にいてくれました。
水鳥公園では珍しい、アマサギの夏羽が今日も現れました。
しかし、地上にいる様子をなかなか間近に観察させてくれません。
飛んでネイチャーセンターの横を通過する瞬間が、
最も近距離です。
ハヤブサといいハクセキレイといい、一見普通にみられる鳥でも、
このように珍しい亜種がさりげなくやってきているかもしれません。
鳥を見かけたら、ふつうの鳥に見えても、
今一度注意して観察してはいかがでしょうか。
(きりぎりす)
タイワンハクセキレイです。
タイワンハクセキレイはハクセキレイの亜種で、
灰色の背中と黒いのどが特徴です。
過去に数例記録がありますが、なかなか見られません。
昨日飛び去ったオオソリハシシギは、
今朝ネイチャーセンターの目の前に戻ってきていました。
今日はほぼ一日中、前浜にいてくれました。
水鳥公園では珍しい、アマサギの夏羽が今日も現れました。
しかし、地上にいる様子をなかなか間近に観察させてくれません。
飛んでネイチャーセンターの横を通過する瞬間が、
最も近距離です。
ハヤブサといいハクセキレイといい、一見普通にみられる鳥でも、
このように珍しい亜種がさりげなくやってきているかもしれません。
鳥を見かけたら、ふつうの鳥に見えても、
今一度注意して観察してはいかがでしょうか。
(きりぎりす)
ラベル:
アマサギ,
オオソリハシシギ,
タイワンハクセキレイ,
珍鳥
2018年4月20日金曜日
中海の生き物紹介コーナーで釣りができます?
シギたちが前浜に集まり始めました
今朝、観察ホールのロールカーテンを開けてみると、
目の前の浅瀬(通称、前浜)に、
セイタカシギ、オオソリハシシギ、アオアシシギがいました。
今季はなかなか前浜にシギが来てくれなかったので、ようやくです。
しかし、晴天時の午前中は逆光で観察しづらい!
順光になる午後まで前浜にいてくれたらうれしかったのですが、
ようやく順光になりかけてきたお昼過ぎに、
オオソリハシシギとアオアシシギは、
500m先まで移動してしまいました。残念~。
一方、セイタカシギは一日中前浜にいてくれるので、
とてもありがたいです。
カメラのファインダー枠にとらえるのが難しいほど
近くを歩いてくれます。
今日はオス2羽メス2羽がいました。
はるか遠くに行ってしまったオオソリハシシギは、
いつのまにかチュウシャクシギ2羽と合流し、
行動を共にしていましたが、
あいかわらず500m先にいます。遠すぎる~!
やがて、この3羽はどこかへ飛び去ってしまいました。
観察をあきらめかけた閉館間際に、
なんと鳴きながら前浜にやってきました!
ようやく、はっきりと姿が観察できました。
前浜の島に舞い降りたチュウシャクシギ。
今季初認です。
せっかく目の前にやってきたのですが、
間もなく西へ飛び去ってしまいました。
大きさがよく似ている2種ですが、
飛んでいるシルエットを見ると、
くちばしが下に曲がっているのと
上に反っているのが好対照でした。
春のシギの基本、ハマシギもやってきました。
数は6羽とまだ控えめ。
今後、数十羽の群れになることを期待しています。
このほかにも、シギ・チドリ類は、
オバシギ1羽、コチドリ1羽、ムナグロ2羽、タシギ4羽以上
がいました。
また、セッカのさえずりが聞こえるようになりました。
次はオオヨシキリですね。
夕方5時半ごろ、
コノシロをぶら下げたミサゴが上空を通過していきました。
夕方は東方向が順光となり、陽炎もおさまるので、
遠くにいる鳥もネイチャーセンターから鮮明に観察できます。
ミサゴはやや高いところを飛んでいたのですが、
ご覧のとおり、獲物がコノシロだとハッキリ分かるほど
鮮明に観察できました。
夕方の4時~5時半は、最良の観察条件になる時間帯です。
(きりぎりす)
2018年4月19日木曜日
気になるハヤブサ
本日15:30頃、ネイチャーセンター右手の池の岸辺に
ハヤブサが2羽舞い降りました。
そのハヤブサの1羽が、ちょっと変わっていました。
距離を置いて地上に降りたハヤブサ2羽。
左の個体は若鳥、右の個体は成鳥で、
右のほうが明らかに大きいです。
この右の個体がちょっと変わっていました。
よくみかけるハヤブサと比べると、
目の下に伸びるひげ状の黒色部がとても太く、
まるでずきんをかぶっているような顔をしています。
そして、腹と翼下面の横斑が太く、全体に黒っぽく見えます。
図鑑で調べると、亜種オオハヤブサか亜種アメリカハヤブサに似ています。しかし、距離が遠くて十分な写真が撮れなかったので、よくわかりませんでした。
しかし、このようなハヤブサを見たのは初めてです。正体が気になります。
この2羽はどういう関係なのかわかりませんでしたが、
小さな個体が落ち着きなく、時々大きな個体に突っかかっていました。
ハヤブサはメスのほうが大きいので、
この2羽はオスとメスなのかもしれません。
飛べないコハクチョウは、
今日も園内でのんびり過ごしていました。
コブハクチョウも1~3羽いるのですが、
なぜかこの個体は攻撃を受けません。
コブハクチョウはコハクチョウに対して
とても攻撃的なのが普通なので、不思議です。
この個体は飛べなくなってから中海暮らしが長いので、
中海のコブハクチョウたちと顔見知りになっているのかな?
ネイチャーセンター前の浅瀬には、セイタカシギが3羽いました。
羽ばたきながら飛び跳ねることを繰り返している個体がいて、
まるでダンスを踊っているようで優雅でした。
今日はオオソリハシシギとムナグロが今季初認でした。
オバシギ1羽、コチドリ1羽もいて、
だんだんシギ・チドリ類が見られるようになってきました。
次は誰が現れるのか楽しみです。
(きりぎりす)
ハヤブサが2羽舞い降りました。
そのハヤブサの1羽が、ちょっと変わっていました。
距離を置いて地上に降りたハヤブサ2羽。
左の個体は若鳥、右の個体は成鳥で、
右のほうが明らかに大きいです。
この右の個体がちょっと変わっていました。
よくみかけるハヤブサと比べると、
目の下に伸びるひげ状の黒色部がとても太く、
まるでずきんをかぶっているような顔をしています。
そして、腹と翼下面の横斑が太く、全体に黒っぽく見えます。
図鑑で調べると、亜種オオハヤブサか亜種アメリカハヤブサに似ています。しかし、距離が遠くて十分な写真が撮れなかったので、よくわかりませんでした。
しかし、このようなハヤブサを見たのは初めてです。正体が気になります。
この2羽はどういう関係なのかわかりませんでしたが、
小さな個体が落ち着きなく、時々大きな個体に突っかかっていました。
ハヤブサはメスのほうが大きいので、
この2羽はオスとメスなのかもしれません。
飛べないコハクチョウは、
今日も園内でのんびり過ごしていました。
コブハクチョウも1~3羽いるのですが、
なぜかこの個体は攻撃を受けません。
コブハクチョウはコハクチョウに対して
とても攻撃的なのが普通なので、不思議です。
この個体は飛べなくなってから中海暮らしが長いので、
中海のコブハクチョウたちと顔見知りになっているのかな?
ネイチャーセンター前の浅瀬には、セイタカシギが3羽いました。
羽ばたきながら飛び跳ねることを繰り返している個体がいて、
まるでダンスを踊っているようで優雅でした。
今日はオオソリハシシギとムナグロが今季初認でした。
オバシギ1羽、コチドリ1羽もいて、
だんだんシギ・チドリ類が見られるようになってきました。
次は誰が現れるのか楽しみです。
(きりぎりす)
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