2012年12月31日月曜日

2013年 新年の準備完了!

米子水鳥公園は、年末年始の間特別開館しております。

大みそか。新年の準備として紅白幕が張られたり、門松が設置してあります。

(職員の自作です。)




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ただ、今日の山陰は、荒れ気味の天気です。

ハクチョウたちも餌場に行かず入り江で吹雪を避けています。

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吹雪であまり見えないのですが、

オオハクチョウ・コハクチョウ・ツクシガモ・セイタカシギ

などがみられます。

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午後の写真を追加します。

コハクチョウは、吹雪のためか15:00ごろから早めの御帰還です。

門松は午前中は不完全だったので撮り直してと言われました。

どこが変わったでしょう?

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2012年12月30日日曜日

さかなクンの色紙とイラスト展示

12月15日(土)に開催された合同シンポジュウムでさかなクンが絵が描いた色紙とイラストを展示しました。

イベントの様子

http://www.yonago-mizutori.com/event/2012/12/post-261.html



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2012年12月29日 現在 米子水鳥公園にて


コハクチョウ 70羽, オオハクチョウ 6羽, マガン650羽を確認しています。

ツクシガモ 8羽, ミコアイサ(♂),チュウヒ,ハイイロチュウヒ(♀),

セイタカシギなど 





2012年12月29日土曜日

ご寄付を頂きました!!

 本日、米子水鳥公園にご寄付を二件頂きました。



ひとつは、

ケイムワン・シルバージュエリー様から貴重な寄付を頂きました。

公園での保全活動に活用させていただきたいと思っております。



もう一件は、国際ソロプチミスト・スワン米子さんです。

こちらは、10年前に頂いた館内のモニターに鳥を映すフィールドイメージシステムを

新しいビデオカメラに更新して頂きました。ちょっと、遅いクリスマスプレゼントでしょうか?

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早速子供たちが、ハクチョウを映して楽しんでいました。明日からの特別開館に間に合いました。



モニターは、平成21年にがいな米子応援基金(ふるさと納税)からデジタル対応の物に更新して頂いております。



 米子水鳥公園には、その他にも今年はニッポン高度紙工業株式会社様から寄付を頂いたほか、米子市環境問題を考える企業懇話会様には、今年も多数の方にボランティアによるご支援を頂きました。

また、米子水鳥公園友の会の皆さん、ジュニアレンジャーのみんなにも多くのボランティアをしていただきました。

ここにお礼申し上げます。ありがとうごさいます。



米子水鳥公園は、今年も多くの皆さんのご支援により、さまざまな活動がすることができました。

来年もどうぞ宜しくお願いします。





(公園は、大晦日まで開館してます。)







ハーフトリオ

今朝は8:00現在、102羽のコハクチョウと6羽のオオハクチョウ、3羽のコブハクチョウが園内に居ました。



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その中で、最近目に留まるのが、この3羽のコハクチョウです。

コハクチョウにしてはくちばしがかなり黒っぽいですね。恐らく、ロシアのコハクチョウとアメリカのアメリカコハクチョウとの間に生まれたハーフだと思います。

過去記事参照。



いつもこの3羽で行動しているのですが、気になるのはこの3羽の関係です。



3羽とも羽毛が純白なので、3年目以上の成鳥なのですが、成鳥がいつも3羽で行動するのはちょっとおかしい。番いならば、1羽が余計なのです。また、ハーフ同士が番いになるというのも、確率的にかなり低いと思います。

以上の点から、この3羽の関係として考えられるのは、兄弟ではないか、ということです。でも、両親から独立して成鳥になってもなお、兄弟で行動することなんてあるのでしょうか。聞いたことがありません。



関係が気になるハーフのトリオ。よくネイチャーセンターの正面にやってくるので、皆さんも水鳥公園にご来園の際には是非、探してみてください。

2012年12月27日木曜日

眼下にツクシガモの群れ


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今日の米子は小雪がちらついていました。

そんな肌寒い天候の中、ネイチャーセンター前にツクシガモの群れがやって来ました。

近すぎて望遠レンズでは群れが全て収まらないので、普通のデジカメの写真です。

9羽が泳いでいました。贅沢な風景ですね~。



追記:

この9羽は、翌27日も確認されています。28日は7羽までは見つかりましたが、ネイチャーセンターからの死角にあと2羽隠れているのかもしれません。

基本的には、園内中央部の大きな島(ネイチャーセンターから約500m先)の向こう岸(ネイチャーセンターとは反対側)にいるので、ネイチャーセンターからではいつも死角に入っており、観察しづらいです。

28日には、このうちの2羽がネイチャーセンターに近づいてきてくれました。


 




2012年12月24日月曜日

ただいまの鳥の様子2012/12/23

本日の園内の鳥の状況をお知らせします。



2012年12月23日(日) 曇りのち吹雪

・コハクチョウ 57羽 7:00現在。8:15で0羽になる

・コブハクチョウ 1羽

・マガン 約500羽 7:30頃ねぐら立ち

・ツクシガモ 1羽

・ミコアイサ 雄雌各1羽

・オカヨシガモ 雄2羽

・ミサゴ 1羽

・トビ 2羽

・オオタカ 成鳥1羽

・ノスリ 成鳥1羽

・チュウヒ 2羽

・ハヤブサ 1羽

・タシギ 1羽

・カワセミ 1羽

・ツグミ 7羽

・ハシボソガラス 4羽

・セイタカシギ 若鳥1羽

・ヒヨドリ 2羽

・イソシギ 1羽

・ホオジロガモ 雌1羽

・バン 1羽

その他、カイツブリ、ハジロカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン。



計36種・およそ1500羽。







なお、昨日(12月22日)は、

シメ雄雌各1羽、オオハクチョウ幼鳥1羽、モズ雄1羽、ジョウビタキ雄1羽、コミミズクまたはトラフズク1羽が確認されています。



最近の鳥の動向ですが、

カンムリカイツブリは姿を消し、ミコアイサも雄はほとんど見られなくなりました。

現在最も多いのはオナガガモで、ついでマガン、マガモ、ホシハジロの順となっています。

コハクチョウは7:00過ぎから飛び立ち始め、早ければ8:15頃には0羽になります。ねぐら入りは17:00以降です。

マガンのねぐら立ちは7:00前後、ねぐら入りは17:00過ぎですが、明け方にはすでに居ないときもあります。

2012年12月17日月曜日

ヘラサギ復活!

嬉しいお知らせです。

6日を最後に姿を消していたヘラサギが、本日午後に再び姿を見せました。

ようこそ~♪



ヘラサギ類は、このように一度姿を消しても、しばらくしたら再び現れることが度々あります。もっと暖かい地方に移動してしまったかな~、とあきらめかけていたころの再登場でした。



でも、どうせ帰ってくるなら、

もっと早くに帰ってきてほしかったなぁ~…。

クロツラヘラサギ観察会で居てほしかったなぁ~…。





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本日現れたヘラサギ若鳥。

池の浄化設備脇の人工湿地で盛んに食べ物探しをしていました。

6日まで居た個体と年齢が同じくらいで姿もよく似ており、同じ個体ではないかと思います。

ヘラサギは19日(水)から再び姿が見られなくなりました。



●今日の鳥 2012年12月16日(日) 曇りのち晴れ

コハクチョウ 83羽 9:03ですべて餌場へ飛び去りました

オオハクチョウ 幼鳥1羽 コハクチョウ一家と同行

マガン 1羽 群れはおらず声だけ聞こえていました

ツクシガモ 1羽 綺麗ですよ!

ハジロカイツブリ 21羽 今年は多い!

ヘラサギ 若鳥1羽 祝!復活!!

マガモ ハーレムに注目!

ミコアイサ 12羽 ただいま見ごろです

ミサゴ 2羽 中海で魚捕り

オオタカ 若鳥1羽 何度も狩りを試みるが…

ノスリ 1羽

ハイイロチュウヒ 雌タイプ1羽 何度か登場!

チュウヒ 1羽

ハヤブサ 1羽 ネイチャーセンター目前を横切った! 

タシギ 2羽 目を凝らすと見えます

セイタカシギ 若鳥1羽

カワセミ 1羽 近頃よく目の前に出てきます

ドバト 約60羽 上空を群れ飛ぶ



など、43種・1000羽くらい



ハーレム

近頃、ネイチャーセンター前の岸辺に、マガモの群れが頻繁に食べ物探しにやってきます。



この群れは、いつも雄1羽が雌5~6羽を引き連れて行動しています。普通、カモ類は雌が雄を選ぶため、1羽の雌に複数の雄が群がって雌に気に入られようとしています。ところが、このグループは立場が逆。人間に例えるならば、この雄は超イケメンなのかな?



このグループは毎日ネイチャーセンター前にやってきていますので、ネイチャーセンターにご来館の際にはぜひ、ご注目ください。





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マガモご一行様。まさにハーレム状態。

確かにとても美しい雄なのですが、雌はどのような基準で雄を選んでいるのか、興味深いですね。









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5羽もの雌を従えて、次の場所へ移動するイケメン君。

何だか銀座のホストっぽいかも。

2012年12月11日火曜日

ツクシガモが到着!

今日も寒かったですね~。

寒さが厳しくなると登場を期待する鳥が2種類いるのですが、そのうちの1種、ツクシガモが到着。冬本番を告げる鳥です。



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ツクシガモ5羽の群れ。

初認は昨日9日で2羽でしたが、今日は4羽合流して6羽になりました。写真では5羽しか写っていませんが、この群れから離れたところにもう1羽いました。









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時々、ネイチャーセンター正面の丸木柵にとまるカワセミ。近頃とても風が強いので、体が小さいカワセミは風に飛ばされそうになっています。油断すると両足が丸太をすべり、体ごと吹き飛ばされそうになっているのを必死でこらえている姿がかわいいです。





●今日の鳥 2012年12月10日(月) 曇り時々吹雪

コハクチョウ 61羽 17時ごろねぐら入り。

マガン510羽 こちらも17時ごろねぐら入り。今季最多数!

ツクシガモ 6羽 増殖中!

セイタカシギ 1羽 越冬するつもり?

ノスリ 1羽 観察小屋の屋根の上。

チュウヒ 1羽 強風の中ヨシ原の上を舞う!

ハジロカイツブリ 12羽 今季は多いです

コサギ 7羽 減ってきました

カワセミ 1羽 強風に耐える!



など、33種1000羽くらい。





ヘラサギやクロツラヘラサギが居なくなってしまったのはさびしいですが、寒さが厳しいと登場の期待が高まるもう1種、オジロワシが今年も来てくれるのか、ただいま注目しています。



2012年12月8日土曜日

今日は一日ヘラサギ現れず

昨日、報道各社にヘラサギの飛来情報をお知らせしたところ、昨日の夕方のニュースや今朝の新聞に広く紹介されました。ところが今日は、ヘラサギは一日姿を見せませんでした。



ニュースや新聞に紹介された途端に姿を消すとは、とても残念です。



明日はクロツラヘラサギの観察会を予定しています。クロツラヘラサギが姿を消し、観察会をどうしようかと悩んでいた時にヘラサギが登場したので、救世主のように思えました。しかし、観察会前日に姿を消してしまい、またもや明日の観察会の主役がいなくなってしまいました。



明日は天気予報も悪く、観察会の開催には悪条件が重なっておりますが、ヘラサギ類がいなかった場合には、クロツラヘラサギの剥製を用いてヘラサギ類の解説をした後、園内で冬の水鳥観察を行う予定です。







ヘラサギ若鳥20121205 013s.JPG



































12月5日に撮影したヘラサギ若鳥。3日に現れて以降、4日間滞在しました。また姿を見せてほしいです。







●今日の鳥の様子 2012年12月7日(金)曇り時々雪一時晴れ

コハクチョウ 33羽 夕方に安来から帰ってきた数

マガン 430羽 昼間に飛来してお昼休憩

セイタカシギ 1羽

タシギ 1羽

ハイイロチュウヒ 雌タイプ1羽

チュウヒ 1羽

オオタカ 3羽(成鳥1若鳥2)

ミサゴ 1羽

クイナ 1羽

ハジロカイツブリ 11羽

ツグミ 6羽

コサギ 18羽

その他、カンムリカイツブリ、ミコアイサ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ハシビロガモ、オナガガモの姿が目立ちました。





2012年12月4日火曜日

ヘラサギが現れた!

今朝はすばらしい晴天でした。その分冷え込みもきつく、霜が降りていました。



今日は大山がとても鮮明に見える、抜群の風景でした。あまりにも見事すぎて、池に集う鳥たちよりもつい大山に見とれてしまいました。



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空気は冷たいが日差しが暖かい午前中、マガンの群れがお昼寝のためにやってきました。およそ370羽のマガンの群れが、雪化粧をした大山の前を何度も渦巻く光景は、とても贅沢でした。





12月に入った途端、水鳥公園に帰ってくるコハクチョウの数が激減しました。

いよいよ安来の田んぼに水が張られたためです。安来の水田地帯に冬期湛水田(ふゆみずたんぼ)ができると、田んぼで採食しているコハクチョウが、5km離れた水鳥公園に帰るのが面倒?になり、ふゆみずたんぼにねぐらを引っ越してしまうのです。



それでも、今日は数十羽のコハクチョウが園内で昼寝をして過ごしていたほか、オオハクチョウ6羽も終日園内で過ごしていました。

採食地内に「ふゆみずたんぼ」ができても、律儀に水鳥公園にねぐら入りしてくれる数十羽のコハクチョウたちの存在は、とても有難いです。そして、一日中園内に居てくれるオオハクチョウ6羽にも感謝です。

これから北帰行が始まる2月ごろまで、コハクチョウの数はさびしくなりそうです。





時間がたつに連れて雲が立ち込め、午前中の晴天がうそのような薄暗さになった夕方、園内中央部の島の岸辺にヘラサギ類が1羽いました。「クロツラヘラサギが戻ってきた!」と思って喜んだのですが、ちょっと違和感が…。

高倍率スコープで確認したところ、ヘラサギの若鳥でした。



今週末にクロツラヘラサギ観察会を控えているので、是非クロツラヘラサギには帰ってきてほしいのですが、ヘラサギでも居てくれたら嬉しいです。このまま居ついてくれないかな~、と期待していたら、東方向へ飛び去ってしまいました。

明日以降、戻ってきてくれていることを祈ります。

2012年11月30日金曜日

オオハクチョウが6羽います

今朝もコハクチョウでにぎわっていました。

8:00現在で600羽以上いましたので、明け方にはさらにたくさんいたのでしょう。



その中に、昨日、今日とオオハクチョウが6羽います。

山陰地方ではコハクチョウ1000羽の中に1~2羽いるかどうかという鳥なので、6羽はかなり多いです。



現在、成鳥3羽のグループと幼鳥1羽を連れた番いが、水鳥公園をねぐらにしています。





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昨日撮影したオオハクチョウの番い。この傍らには幼鳥が1羽います。





オオハクチョウは、コハクチョウよりもねぐらに居残る傾向が強く、コハクチョウのほとんどが田んぼへ食事に出かけても園内にしばらく残っています。

ネイチャーセンターの目の前にもよくやって来ますので、オオハクチョウを観察するなら今がチャンスです。



クロツラヘラサギは、26日(月)を最後に姿を消しています。

12月8日(土)には観察会を予定していますので、それまでに帰って来てくれることを祈ります。

2012年11月29日木曜日

今年は、ハクチョウがたくさん塒入りしています!


米子水鳥公園の冬の見どころとして、早朝のコハクチョウの塒立ちと

夕方の塒入りがあります。

今年は塒入りするコハクチョウが多く、また11月としては天候が安定しているので、

夕暮れに帰ってくる姿が美しく見られます。



今日は、コハクチョウが17:00頃帰ってきました。この時期は、日没が早く時間的に見やすいのも特徴です。



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遠くからコハクチョウの声がかすかに聞こえると、夕闇の中をコハクチョウが次々帰ってきます。





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今日は、満月で湖面にコハクチョウが降りたのがよくわかります。ハクチョウが次第に公園の湖面を覆っていきます。







 



2012年11月27日火曜日

クイナを今季初認!

今日は終日雨降りの肌寒い一日でした。



近頃のコハクチョウの数はおよそ500羽。朝夕はハクチョウたちの声でかなりにぎやかです。





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コハクチョウの群れの中に、オオハクチョウが3羽混じっていました。この写真は、3羽のうちの2羽でつがいと思われます。この2羽はお昼ごろまで園内に残っていましたが、いつの間にかいなくなり、午後にはハクチョウは0羽になりました。









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ネイチャーセンター南側の目の前にクイナがいました。今季初認です。草地で食べ物を探したり、柵に飛び乗ったりを繰り返した後、ヨシ原に潜っていきました。









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現在大人気のクロツラヘラサギ。一応今日も健在です。池の浄化設備脇の人工湿地でお昼寝中。

しかし、近頃のクロツラさんはちょっと変。人目を避けるように、ネイチャーセンターから遠く離れたところや、死角になるところにばかり居たがり、観察しにくいのです。



いつもの年ならば、ネイチャーセンター目の前で堂々と昼寝をしたり食べ物探しをする鳥なのに、今年のクロツラさんは恥ずかしがり屋なのかな?



●今日の鳥 2012年11月26日(月) 雨

コハクチョウ 8:35現在246羽。恐らく500羽くらいがねぐら入りしている。

オオハクチョウ 成鳥3羽

コブハクチョウ 成鳥1羽

マガン 360羽

チュウヒ 1羽

ミコアイサ およそ10羽

セイタカシギ 1羽

ハマシギ 15羽 オナガガモの合間を走り回っていました

ツグミ 6羽

セグロカモメ 成鳥1羽

カモメ 成鳥3羽

カワセミ 1羽



など、33種およそ2000羽



2012年11月20日火曜日

迷子のオオハクチョウ

昨日の午後からオオハクチョウがいます。

昨日現れた時は成鳥2羽と幼鳥1羽でしたが、間もなく成鳥2羽が姿を消し、幼鳥1羽が取り残されてしまいました。

この3羽は家族ではなかったのでしょうか。取り残された幼鳥は、コハクチョウの群れに近づくと、つつかれて追い払われてしまいます。コハクチョウの群れからすこし離れたところでさびしそうに1羽休んでいる様子は、何だかかわいそうです。



そして今日も、この幼鳥は園内に居残って、居心地が悪そうにウロウロしていました。



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迷子のオオハクチョウ幼鳥。

水鳥公園では、オオハクチョウは幼鳥が1羽で現れることが多いです。

本来はもっと北の地域で越冬するハクチョウなので、渡りの途中で親とはぐれ、コハクチョウの群れに紛れて山陰地方まで南下してきたものがやってくるのかもしれません。

2012年11月18日日曜日

第5回子ども自由研究発表会

本日午後に、小学生による自由研究発表会を開催しました。

今年度中に自然科学に関する自由研究に取り組んだ小学生を招待し、研究の成果を発表してもらう企画で、今年で5回目になります。





_MG_6639s.JPG一人ずつ前に立ち、発表ポスターをスクリーンに大写しにして、それを見ながら研究成果を発表しました。学会と同じ形式で、発表後には質疑応答も行いました。

1年生から6年生の12名に発表してもらいました。みなさん大勢の前にもかかわらず堂々と発表する姿がとてもかっこよかったです。











_MG_6737s.JPG発表後、主催者から表彰状と記念品が発表してくれた小学生に授与されました。

















_MG_6779s.JPG最後に記念撮影。皆さん、今後も自分が興味を持ったことの研究に楽しく取り組んでくれることを期待してますよ~♪

















今回の感想は、自由研究の内容が年々レベルアップしていることと、家族の温かい協力が背景にあることが素晴らしいと思いました。



大人も知らないことが研究課題に取り上げられているものも多くあり、観衆の皆さんも関心して聞き入っていました。



また来年も開催予定ですので、是非多くの皆さんに聞きに来てほしいと思います。

窓際にいたカワイイ鳥

今日はイベント盛りだくさんの日で職員一同大わらわでした。

そんな中、お客様が「窓際にうずくまっている鳥がいるのですが、大丈夫でしょうか?」と教えてくださいました。

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その場所に行ってみると、窓の外にちっちゃな丸いものが見えました。


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拡大。キクイタダキでした。
ガラス窓の縁に止まってじっとしています。恐らく窓ガラスにぶつかって目を回していたのでしょう。脚もしっかり立っていますし、目もパッチリしているので重傷ではなさそうです。

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キクイタダキと大山。
なんとも不思議な光景です。
キクイタダキがネイチャーセンターの窓にぶつかってきたのは初めてだと思います。

しばらくした後、キクイタダキは飛び去ったそうです。
元気に野生復帰していることを祈ります。

今年はキクイタダキの目撃情報が多いです。
皆さんのご近所にもいるかもしれません。

2012年11月17日土曜日

ボランティア

米子水鳥公園は、多くのボランティアの方に来ていただき様々な活動を行っています。

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今日は、読み聞かせ会にソロプチニストスワン米子の皆さんが来ていただきました。
地元幼稚園の子どもたちが楽しそうに聞いてくれました。また、今日は、コハクチョウが昼間残っていて親子が確認できました。

また、午後は、米子水鳥公園友の会の草刈りのボランティアの方も集まっていただき一時間ほど草刈理をしていただきました。この時期は鳥がいるので手刈りの作業です。
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本当に米子水鳥公園には、いろいろな方の支援があり感謝です。
今週末は、まんがを描く会と子どもの夏休みの自由研究発表会があります。
こちらも、いろいろなボランティアの方に支援して頂く予定です。
 


2012年11月15日木曜日

クロツラヘラサギ到着!

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本日朝、クロツラヘラサギ1羽を園内で確認しました。毎年11月ごろに来る世界的珍鳥。毎年来るといっても、わずか1羽ずつ。今年も来てくれるのか、半信半疑で毎年この時期に待っているのですが、今年も来てくれてホッとしました。


12月8日(土)10:00~11:30に、自然観察会「クロツラヘラサギを観よう!」を開催しますので、ぜひご参加ください。



2012年11月13日火曜日

あなたはどこから来たの?

今日は一日中南風が強い一日でした。鳥たちはみんな南に向いて、飛ばされないように耐えていました。



その強風の中、今日はちょっと変わった鳥が現れました。





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クロハラアジサシ。ほとんど冬羽に換羽しているので、夏羽と全く違う姿をしています。春と秋に現れる鳥ですが、こんな遅い時期に現れるのは珍しい気がします。このほかにも今日は、アオアシシギ、ツルシギ、セイタカシギなど旅鳥の姿も見られました。







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ズグロカモメ。こちらは秋から翌春にかけて時々現れる鳥なので、出現時期としては妥当かな。世界的希少種ですよ!





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そして、今日はチュウヒが頻繁にネイチャーセンター付近にやってきて低空飛行を繰り返し、岸辺で休んでいた鳥たちを怖がらせていました。そのチュウヒを撮影してみると、右脚にリングが付いていました。

これは鳥類標識調査のリングで、以前どこかで捕獲されてつけられたものでしょう。このリングの番号を読むことができれば、どこからやってきたチュウヒなのかが分かります。う~ん、このリングの番号が読みたい!あなたはどこから来たの?





●今日の鳥 2012年11月12日(月) 曇り・西風強い

コハクチョウ 75羽 8:26現在。昨日の明け方は425羽いました!

マガン 約260羽 近頃は朝9時ごろから夕方4時ごろまで園内にいます!

ウミアイサ メス2羽 近頃毎日います!

ミサゴ 1羽

トビ 8羽

オオタカ 成鳥2羽若鳥1羽

ノスリ 1羽

チュウヒ 2羽 うち1羽はリング付!

ハマシギ 1羽

ツルシギ 1羽 久しぶり!

アオアシシギ 1羽

タシギ 1羽

セイタカシギ 1羽

ズグロカモメ 1羽

クロハラアジサシ 1羽

カワセミ 1羽

コサギ 36羽 近頃いっぱいいます!



など、約3000羽。



2012年11月12日月曜日

ジュニアレンジャーの活動

本日、ジュニアレンジャーの活動が取材を受けました。
ssDSCN5476.jpg『宮川大助・花子のハテはてな』
BSS 山陰放送
12月16日日曜日 11:24〜11:30

ジュニア・レンジャーの活動の様子が報告されます。



山陰地区の方は、ぜひご覧ください。



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取材の間だけ土砂降りでした。残念・・・後からきれいな大山が現れました。

秋の味覚と自然観察!

毎月第二日曜日は子どもラムサールクラブの活動日です。

今日のテーマは、「粟嶋神社を探検しよう!」。秋の自然観察を楽しみながら、水鳥公園のお隣にある粟嶋神社を探検する計画でした。が…。



DSCN7148s.JPGからの強い風雨のため、屋外活動を断念。そこで、ネイチャーセンターから園内の鳥の調査を子どもたちにしてもらいました。

















DSCN7160s.JPG低学年、中学年、高学年と3グループに分かれて調査結果の発表をしてもらいました。結果は、学年が上がるほど確認種類数も増えて、みんなで28種類を確認しました。
















DSCN7162s.JPG鳥の調査終了後、天気が回復してきたので屋外に出て野鳥観察もしました。しかし、再び雨が降り出し、すぐに引き返すことになりました。残念…。


















DSCN7166s.JPGそうしてネイチャーセンターに戻りかけたとき、再び天気が回復。粟嶋神社でやりたかったドングリ拾いを、園内のジュニアレンジャーの森で行いました。拾ったドングリはお昼ご飯の時に食べるので、みんな真剣に食材集めをしていました。















DSCN7178s.JPG参加者の方から、なんとサトウキビの差し入れがありました。これもぶつ切りにしてみんなで分けてかじりました。その触感と甘さに、みんな喜んでかじっていました。















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ジュニアレンジャーの皆さんが作ってくれたイモ汁と炒ったドングリ、持参したおにぎり(+サトウキビ!)で楽しいランチタイム。最後に、恒例の「今日の生きもの川柳」を書いて解散しました。
















次回12月は、お気に入りの鳥の絵を描きます。描いた絵は水鳥公園の絵画コンクールに応募してもらう予定です。みんな、風邪をひかないで元気に参加してくださいね。



※子どもラムサールクラブは、一年間同じメンバーで活動する自然体験プログラムです。来年度の新メンバー募集は3月に予定しています。

 



2012年11月6日火曜日

日本最小の鳥に会いました!

本日、園内を歩いていたところ、どこからともなく「ツィ、ツィ…」という聞きなれない鳥の声が聞こえました。声のする方をみると、散策路沿いに植えてあるシャリンバイやウバメガシの植え込みの中でした。





目を凝らして声の主を探すと、茂みの中を素早く動き回る小さな影が見えました。



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茂みの間から顔を見せてくれた声の主は、キクイタダキでした。







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とにかく動きっぱなしで、枝から枝へと休む間もなく飛び移るので姿を追うのは大変でしたが、一瞬だけ全身が見えるところに止まってくれる時もありました。

揺れる頭の羽毛にちらりとオレンジ色が見えたので、この個体はオスです。



キクイタダキは日本最小の鳥として有名で、体長はわずか10cm程度。とってもかわいい鳥です。水鳥公園では、秋から春にかけて、園内の木々の茂みの中で姿を見かけるときがありますが、頻度は少なく久しぶりの登場です。



水鳥公園では池に浮かぶカモやハクチョウにばかり目がいきがちですが、園内の木々の茂みやヨシ原を注意してみると、いろいろな小鳥やキジに出会える時があります。

この秋は、ノゴマやアリスイ、ホオアカ、ツリスガラなど、普段の野鳥観察ではなかなか姿が見えない鳥が、園内のヨシ原で見つかっています。いろいろなところにセンサーを張り巡らせて、野鳥観察をお楽しみください。