2023年3月16日木曜日

コハクチョウ残り2羽・ズグロカモメ飛来!

もうコハクチョウは全て旅立ったか、と思ったら、まだ2羽残っていました。
8:37撮影。















500mくらい先にいたコハクチョウが、300m先くらいまで接近してきました。その訳は、コブハクチョウが飛来してきたからです。
ミコアイサの群れと一緒に泳ぐコハクチョウ。
11:17撮影。















案の定、コブハクチョウはコハクチョウを追い回し始めました。コハクチョウは飛んで逃げても園内に着水し、どうにか外へ飛び去らずに留まってくれました。その後コブハクチョウは12:28に園外へ去り、平穏になりました。
12:14撮影。















ズグロカモメが朝から1羽いました。頭が黒い成鳥夏羽は珍しいですが、近年は比較的よく現れます。常に500m先のマガン半島周辺にいて、時々右手200m先のウラギクの池にもやってきましたが、すぐにマガン半島に戻ってしまいました。
ウラギクの池の上を飛ぶズグロカモメ成鳥夏羽。
12:32撮影。
















ウラギクの池に急降下して獲物を捕るズグロカモメ。
15:25撮影。
















ヘラサギは、朝は茶色い個体1羽だけでしたが、徐々に数が増えて夕方には6羽になり、そのほとんどがネイチャーセンター前に集まりました。内訳は、白いのが2羽、茶色いのが4羽でした。
ネイチャーセンター北側の浅瀬で眠るヘラサギたち。
15:12撮影。


ツクシガモは22羽いました。その中で最も額のコブが発達した美しいオスが、ネイチャーセンター前にやってきました。曇天で光線が悪く、本来の美しさが発揮できていないのが残念!
15:46撮影。















ツクシガモの成鳥は、お腹の中央に黒い帯模様があります。この個体はオスなので、この模様が特に太いです。
15:48撮影。
















ツクシガモのオスは、時々真上を向くディスプレイをします。
15:49撮影。















ネイチャーセンター北側でずっと眠っていたヘラサギたちが、閉館後に活動を始めました。白い個体のうちの1羽は、やはりエムちゃんでした。
17:42撮影。
















ネイチャーセンター前で一緒に採食している、白い幼鳥と茶色い幼鳥。同じ種類とは思えないほど羽色が違います。
17:45撮影。









さて明日、
コハクチョウは園内にいるでしょうか?
ヘラサギとツクシガモは何羽いるでしょうか?
頭が黒いズグロカモメは、ネイチャーセンター前に寄ってきてくれるでしょうか?
そして、コハクチョウの吉田さんはいつ現れるでしょうか?
興味がつきません。

(きりぎりす)