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2026年9月13日日曜日

流出した枕木にシギが並びました

この度のつばさ池の増水で、
ネイチャーセンター前に仮置きしていた枕木が
流れ出し、ウラギクの池のそばに漂着していました。

その漂着した枕木の上にシギが集まりました。
ウラギクの池にいるときは、
手前の草の陰になっていたので
観察しづらかったのですが、
全身がよく見えて距離もちょっと近くなり、
観察が楽しめました。

浮遊する枕木に並んだ、タカブシギとトウネン。
16:23撮影。












今日の注目の鳥
・シマアジ 1羽
・セイタカシギ 2羽
・トウネン 8羽
・ソリハシシギ 2羽
・タカブシギ 6羽
・ヒバリシギ 3羽
・オグロシギ 1羽
・クサシギ 1羽
・カワセミ 1羽(ウラギクの池)

今日の鳥類標識調査結果
・コヨシキリ   38羽
・シマセンニュウ 27羽
・オオヨシキリ  3羽
・セッカ     1羽
以上、4種類・69羽。

ついにコヨシキリの捕獲数が
シマセンニュウを上回りました。
いよいよコヨシキリの秋の渡りが
活発になってきました。
やっぱり昨日がシマセンニュウの渡りの
ピークだったのかな?

(きりぎりす)

2026年9月12日土曜日

シマセンニュウの渡りピーク?

本日行いました鳥類標識調査で、
シマセンニュウの捕獲数が今季最多となりました。

今が渡りのピーク?のシマセンニュウ。















コヨシキリも増えてきました。
いつシマセンニュウを上回るかな?















本日の調査結果
・オオヨシキリ  4羽(再捕獲2)
・シマセンニュウ 51羽
・コヨシキリ   25羽
以上、3種類・80羽(うち再捕獲2羽)。

今日は天気が良く調査日和でした。
毎年今頃がシマセンニュウの渡りのピークなのですが、
今後、シマセンニュウの捕獲数がさらに伸びるのか、
それとも減少していくのか、注目です。

(きりぎりす)

2026年9月6日日曜日

コヨシキリを今季初標識!

本日行いました鳥類標識調査で、
今季初めてコヨシキリが捕獲できました。

みとら撮影。
















今日の調査結果
・オオヨシキリ  1羽
・シマセンニュウ 13羽
・コヨシキリ   1羽 今季初標識!
以上、3種類・15羽。

雨で思うように調査ができなかったのが残念です。

コヨシキリは9/3に地鳴きが確認されていますが、
姿が見られたのは今日が初めてです。
いよいよ秋本番ですね。

(きりぎりす)

2026年8月15日土曜日

シギの標識調査を行いました

閉館後に、
ウラギクの池に集まるシギ類を対象とした
鳥類標識調査を行いました。

調査開始時には、
ウラギクの池にいろいろなシギがいましたが、
捕獲できたのはソリハシシギ1羽だけでした。

唯一捕獲できた、
ソリハシシギ 性不明・成鳥。















ソリハシシギの右脚を上から観察。
中趾と外趾の間に小さな水かきがあります。
このように、望遠鏡では観察しづらい部位が
くわしく観察できることも、
鳥類標識調査の利点です。















シギが対象でしたが、思いがけず捕獲できた
ヒバリ 性不明・成鳥。
通常の調査ではあまり捕獲できないので、
貴重です。
普段は逆立てている冠羽を寝かせていると、
ヒバリらしく見えませんね。















後趾の爪が長く伸びているのがヒバリの特徴です。
これも望遠鏡で観察しているときは
草で隠れて観察しづらい部位です。















ヒバリは全身の羽毛を換羽中でした。
ほとんどの鳥は、飛翔能力を損なわないように、
少しずつ風切を換羽していきます。
内側初列風切と次列風切の先端中央が
窪んでいることに初めて気づきました。















調査結果
・ソリハシシギ Rp1羽
・ヒバリ    N1羽
以上、2種類・2羽でした。

このソリハシシギは、
8月10日に行った調査時に標識した2羽のうちの1羽で、
5日後の再捕獲となりました。

(きりぎりす)

ハヤブサがシギの群れを襲撃!

本日の鳥類標識調査では、
シマセンニュウの幼鳥が捕獲されました。

今は成鳥が主に捕獲できる時期ですが、
幼鳥も時々捕れます。

シマセンニュウ性不明・幼鳥。
明らかにくちばしが短く、
シマセンで間違いありません。















今日の調査結果
・ウチヤマセンニュウ Rt2
・シマセンニュウ             N9
・オオヨシキリ       N8
・セッカ                               N1
以上、4種・20羽(うち再捕獲2羽)でした。

3日連続でウチヤマセンニュウが捕獲されたのは
快挙ですが、この2羽は先日標識した個体でした。
ウチヤマセンニュウが標識後に再捕獲されたのは
初めてです。


ウラギクの池に、
ジシギ類を2羽、今季初確認しました。
この時期に現れるジシギはオオジシギの可能性が
高いのですが、手前に茂る草で姿がよく見えません。
左から、
コアオアシシギ、アオアシシギ、オオジシギ?
10:00撮影。












ウラギクの池に、ソリハシシギ、アオアシシギ、
コアオアシシギ、トウネン、タカブシギ、
セイタカシギが集まり、賑わいました。10:57撮影。















するとそこに、ハヤブサが襲撃してきました。
セイタカシギに狙いを定め、追跡するハヤブサと、
必死で逃げるセイタカシギ。10:59撮影。















マガン半島手前のヨシ原の裏に逃げ込む
セイタカシギと、それを追うハヤブサ。
この後、ハヤブサが急上昇して
何も掴んでいなかったので、
セイタカシギは水面に不時着して逃げ切ったと
思われます。10:59撮影。















ハヤブサはそのまま東方向へ飛び去りましたが、
しばらくすると再びウラギクの池に戻ってきました。
その様子を撮影したら、
偶然背景にアオバトのオスキジバトが写っていました。
以前ご紹介した、ウラギクの池の背景に見える
枯れ松にとまっていました。
ここは要チェックポイントかもしれません。
11:02撮影。
→8/20追記:
同時に撮影していたお客様からのご指摘により、
キジバトと確認されましたので訂正します。















ハヤブサの襲撃で避難してきたのか、
シギ島にトウネンが1羽いました。11:32撮影。
















夕方にシギ島を見ると、まだトウネンがいました。
午後はずっとシギ島で過ごしていたようです。
17:07撮影。
















(きりぎりす)

2026年8月14日金曜日

今日もウチヤマセンニュウが捕獲されました

本日行いました鳥類標識調査で、
昨日に続いてウチヤマセンニュウが捕獲されました。
シマセンニュウと比較してご紹介します。

くちばしの比較。
上がシマセンニュウ性不明・成鳥、
下がウチヤマセンニュウ性不明・幼鳥です。

























翼の比較。
上がシマセンニュウ性不明・成鳥、
下がウチヤマセンニュウ性不明・幼鳥です。
初列風切を外側から数えて、
シマセンが3>4>2>5、
ウチヤマが3>4>5>2
になっていることに注目。



















上面の比較。
上がシマセンニュウ性不明・成鳥、
下がウチヤマセンニュウ性不明・幼鳥です。
尾羽とくちばしの長さに注目。
ウチヤマはシマセンと比べて
尾羽とくちばしが長いです。


















このように、
シマセンニュウとウチヤマセンニュウは
大変良く似ています。
そこで私たちは、鳥の体の各部を細かく観察して
種類、年齢、性別を判断しています。
長年この調査に取り組んでいますが、
これらを正しく識別することは難しいです。

セッカ 性不明・幼鳥も捕獲されました。
羽毛が新鮮で、全体的に黄色っぽいのが
今の時期の幼鳥の特徴です。















今日の調査結果
・ウチヤマセンニュウ N1
・シマセンニュウ   N5
・オオヨシキリ    N2
・セッカ       N1
以上、4種類・9羽(すべて新規)でした。

今年は調査日がウチヤマセンニュウの渡り時期と
うまくかみ合っているのか、
2日間ですでに3羽捕獲されています。
いつも1シーズンで1~2羽捕獲できるかどうかなので、
かなりの好成績です。


昨日の夕方に降った雨で、
メダカ池の水位がかなり回復しました。
メダカも嬉しそうに泳いでいました。
14:50撮影。
















今年はもともと少なかったのですが、
樹液でカブトムシの姿が見えなくなりました。
お盆のころにはカブトムシはいなくなります。
シロテンハナムグリはまだまだ元気です。
14:52撮影。



















今日は空が霞んでいて、
当園自慢の大山風景が見えませんでした。
池の上にはツバメ類がたくさん飛び交っていて、
よく見ると、ツバメ、コシアカツバメ、
ショウドウツバメが見つかります。
14:52撮影。















近頃、最高気温が下がったせいか、
昼間でも元気にセミが鳴くようになりました。

(きりぎりす)

2026年8月13日木曜日

鳥類標識調査はじまる

本日から鳥類標識調査を開始しました。
小鳥たちの秋の渡りをモニタリングする
当園の重要な調査です。

早速、今が旬な鳥、
ウチヤマセンニュウが捕獲できました。

ウチヤマセンニュウ性不明・幼鳥。
細長いくちばしが特徴です。















初列風切が、外側から数えて3>4>5>2
の順に長いのが重要な特徴です。
注:一番外側のとても短い初列風切を含んだ
順番です。















つづいて、これから渡りが本格化する
シマセンニュウ性不明、成鳥。















初列風切が、外側から数えて3>4>2>5
の順に長いのがシマセンニュウの特徴なのですが、
この個体はウチヤマセンニュウと同じでした。
羽の色が違うのは、この時期の成鳥の特徴で、
黒っぽいのが新羽、茶色いのが旧羽です。
幼鳥は換羽しておらず、均一です。















最も分かりやすい特徴が、くちばしの長さです。
左がシマセンニュウ、右がウチヤマセンニュウです。
ウチヤマセンニュウの方が明らかに長いです。















そのあとで捕獲された個体が識別に困りました。
くちばしが先ほどのシマセンニュウよりも
長いです。















そして、初列風切の長さも
ウチヤマセンニュウの特徴を示していました。










しかし、ウチヤマにしては
くちばしがやや短めに感じることと、尾羽が短く、
尾羽/翼の比率がシマセンニュウと一致したため、
シマセンニュウと同定しました。
→8/14追記
尾羽が短いのは、伸長中のためである可能性があり、
それ以外の計測値がウチヤマの値と矛盾しないことから
この個体はウチヤマセンニュウに訂正します。

シマセンニュウは個体差が大きく、
このようにウチヤマセンニュウとの識別に
悩む個体が時々います。

そのほかに捕獲された鳥。

オオヨシキリ性不明・幼鳥。















オオヨシキリ性不明・成鳥。
















以上、今日の調査結果は、
・ウチヤマセンニュウ    N1 2
・シマセンニュウ             N3 2
・オオヨシキリ       N10Rc1
以上、3種・15羽(うち再捕獲1羽)でした。

ウチヤマセンニュウは、
7月下旬~8月上旬に当地を通過していると考えられ、
この時期にしか捕獲できない鳥です。
今季は秋の渡りが早そうなので、
調査開始が間にあわないかと思いましたが、
無事今年も確認できて良かったです。


日照り続きで干上がる寸前だったメダカ池は、
昨日の雨で少し水位が回復しました。
ヌシのスッポンの姿は見えませんでした。
水位が上がり、身を隠せるようになった、
ということかな?13:11撮影。















つばさ池の水位も4cmほど上昇し、
当地では恵みの雨となりました。

(きりぎりす)

2026年6月3日水曜日

足環付きのチュウヒを発見!

この春はチュウヒがよく現れます。
当園では毎年ではありませんが、
春から夏にチュウヒが現れることが時々あります。
いずれも前年生まれの若鳥で、非繁殖個体と思われます。
14:12撮影。















当園に飛来するチュウヒには、時々足環がついています。
カラーリングの場合は刻印が読めることがありますが
金属リングのみの場合は標識番号を読めません。
当園は鳥類標識調査を行っていますが、
チュウヒの捕獲を試みたことはなく、
足環付きのチュウヒがいつどこで標識された個体なのか、
いつも気になっています。
14:12撮影。
















足元を拡大。右脚に金属リングがついています。
















(きりぎりす)

2026年2月21日土曜日

すばらしい連休初日でした!

早朝、水鳥桟橋前に群れていたコハクチョウの中に
首環ハクチョウ「クルミ」がいました。
まだ旅立っていなかったのですね。6:37みとら撮影。


今朝もネイチャーセンター前には
コハクチョウが群れていました。8:18撮影。












なんとその中に、
昨日一日姿を見せなかったソリハシセイタカシギが
いました。
しかし、すぐにマガン半島に移動してしまい、
以後近くに戻ってきませんでした。8:23撮影。


続々と採食に出かけてゆくコハクチョウ。
8:27撮影。



早朝に770羽いたコハクチョウのうち、
約490羽が園内に留まりました。
10:39撮影。


午前中は遠景がかすんで大山がよく見えませんでしたが、
午後は素晴らしい景色になりました。13:09撮影。



今日もヒシクイが108羽いて、
朝に採食に出かけ、
10時過ぎに昼寝に帰ってきました。
いつもは群れが二つに分かれて、
2/3がマガン半島、1/3がウラギクの池近くで
過ごすのですが、
今日はすべてがウラギクの池付近に集まり、
桟橋から至近距離で観察できました。

とても近かったヒシクイ。14:30撮影。


大山とヒシクイ風景。14:33撮影。



天気が良すぎて、南側からの光線が強く、
陰影が強く出てしまいました。
もっと光が柔らかいほうが観察しやすかったです。
14:36撮影。



いつも14:30ごろに帰ってくるオナガガモ。
ねぐら入りにしては遅すぎです。14:37撮影。



マガン半島の後ろにトモエガモが約1400羽
群れていました。
ネイチャーセンターの近くのカモの群れにも
少数紛れていました。14:54撮影。













池の浄化設備の横にキジのオスがいたので
観察していると、
右の草むらからもう1羽飛び出してきて
走り去りました。縄張り争いをしていたのかな?
15:46撮影。


今日もキツネがマガン半島に現れました。
16:00撮影。












羽色が灰色っぽくて美しいチュウヒが飛来し、
ウラギクの池のそばに群れていたカモの群れを
追い散らし、着地しました。
そのすぐそばにはヒシクイが群れていましたが、
チュウヒのことはあまり気にしていませんでした。
16:12撮影。
















左からもう1羽チュウヒが飛んできて、
すぐ近くに降りました。
複数のチュウヒが隣り合うのは珍しいです。
16:20撮影。













夕食に出発したヒシクイ。16:41撮影。















見事な大山とハクチョウ風景が楽しめて、
素晴らしい三連休の初日となりました。
16:46撮影。












首が曲がったコハクチョウ「さんちゃん」も
いました。
この個体は独身だったと思うのですが、
今日は左の個体と寄り添っていました。
パートナーが見つかったのかな?17:03撮影。












久しぶりに目の前にコサギがやってきました。
17:08撮影。















他のペアと鳴き交わすコハクチョウ。
渡りの時期は頻繁に他の家族群と鳴き交わす様子が
見られます。17:22撮影。















オオバンとコサギが一緒に歩いていたので
仲が良いと思ったら、
オオバンがゴカイをくわえていて、
コサギに奪われまいと逃げているところでした。
17:23撮影。
















今日もコハクチョウが多数群れたまま日没を迎えました。
明日、明後日も天気が良い見込みで、
この3連休はコハクチョウ観察に好適になりそうです。
17:51撮影。












(きりぎりす)