2022年4月23日土曜日

オバシギ、コムクドリ、タカブシギ、ソリハシシギ初認!

今朝は500m先の半島にコハクチョウの吉田さんとコブハクチョウのペアがいました。いつもはどちらかがネイチャーセンター寄りにいるので、珍しい光景です。

9:06撮影。左に吉田さん、右にコブハクチョウのペア。かなり離れた位置で落ち着いていました。近頃はコブハクチョウが吉田さんを攻撃しないので平和です。







 



吉田さん。落ち着いた様子です。










コブハクチョウのペア。こちらも落ち着いています。












今日はシギ類がたくさんいました。
水鳥観察桟橋向かいの岸辺に群れるハマシギの中に、オバシギ1羽とウズラシギ2羽が混じっていました。オバシギはこの春初認です。10:18-19撮影。









こちらもこの春初認の夏鳥、コムクドリ。オス1羽を確認しました。10:39撮影。



樹木の茂みにすぐに潜り込んでしまうので、なかなか姿が見えませんでした。




近頃池の奥に群れているスズガモ。今日はネイチャーセンターから500m以上先に1000羽以上いました。11:18撮影。















朝からいたコブハクチョウのペアが飛び去った後、園内にいた独身のコブハクチョウ。ネイチャーセンター目の前にやってきました。頭が汚れていますが、「てっちゃん」にしては汚れ方が足りず、顔つきも違うので別個体です。この個体も吉田さんにはちょっかいを出しませんでした。11:19撮影。



今日は1羽だけセイタカシギがいました。昨日は11羽もいたのですが、すぐに飛び去ってしまったようです。11:20撮影。



春にネイチャーセンター前にいてくれる常連のツルシギは、今年は全然現れません。久しぶりにネイチャーセンターの近くに1羽やってきました。12:12撮影。




毎日、ヨシ刈り跡地で採食に通ってきているムクドリ。珍しく背景がすっきりしている場所にとまってくれました。12:14撮影。




後に、連れ合いさんもやってきました。いつも仲良くペアで行動しています。12:20撮影。




もうハシブトガラスが卵探しのパトロールを始めています。カルガモが営巣しそうな草藪を念入りに見回っていました。これでは、カルガモは園内で巣作りする気が萎えてしまいますね。14:35撮影。




タカブシギもこの春初めて確認できました。14:44撮影。




ツルシギと並んで、春のネイチャーセンター前浜のレギュラーであるアオアシシギも、この春は少なめです。近頃は500m先の半島に数羽みられるほか、水鳥観察桟橋向かいにも時々やってきます。14:55撮影。




水鳥観察桟橋の向かいに群れていたハマシギ。もうすっかり夏羽に換羽しています。くちばしが意外と柔軟で、このように先端だけ開くこともできます。14:55撮影。




ヨシ刈り跡地で、ヒバリが激しく縄張り争いをしていました。15:05撮影。




この春も「ホ~、ホーチョチョチョ!」「ホ~、ホーホーホ~、チョピッ!」などと個性的にさえずるウグイスのオス。この独特なさえずりは、昨年と同じ個体かな?目の前で囀っているのに、藪の奥にいるのでなかなか姿は見られません。15:15撮影。




今日は鳥たちの動きが活発なので、久しぶりに保護区内の様子も見てきました。その際に、オオジュリンだと思って撮影した鳥は、後で写真をよく見るとシベリアジュリンでした。園内で生態写真が撮影できたのは初めてです。15:37撮影。














保護区の奥にはセッカがたくさんいて、縄張り争いに勤しんでいました。ネイチャーセンター周辺の園路沿いは毎年ヨシ刈りを行っているのでヨシ原が維持できていて、オオヨシキリの生息地になっていますが、保護区内はヨシ刈りがされていないのでヨシ原から草地に変化し、現在はセッカ好みの環境になっています。枯草にとまって縄張りを主張しているオス。15:48撮影。





コブハクチョウに襲われなくなり、保護区の奥でのんびりと平和な時間を満喫している吉田さん。15:58撮影。















保護区内の管理道では、あちらこちらでヒバリが歩き回って採食していました。16:00撮影。


今日はこのほかに、ソリハシシギ1羽もこの春初認でした。

8:30頃に水鳥観察桟橋向かいの岸辺でタイワンハクセキレイ1羽を確認したのですが、撮影体制が整った時には姿を消していて、その後も姿を見せませんでした。残念!

(きりぎりす)