今日は予報よりも天候の回復が悪く、北東の風が強い一日でした。
ちょうどネイチャーセンターが、鳥がいる位置から風下側だったので、鳥たちはみんなこちらに背を向けて、風上側の遠くに集まってしまいました。
それでも、鳥自体はたくさんいて、この時期らしい鳥では、ツルシギ1,アオアシシギ3,コアオアシシギ1,オバシギ1,ソリハシシギ3,ウズラシギ2,トウネン8,セイタカシギ3、オオソリハシシギ2、ハマシギ82,コチドリ1,コムクドリ3などがいました。しかし、みんな遠い!
そんな中、500m先にいたツルシギが、いつの間にかネイチャーセンター正面の小島にやってきていました。
まだ夏羽への換羽がぜんぜん進んでいません。脚だけ先に黒くなっています。
しかし、あまり居心地がよくなかったのか、すぐに場所を移動してしまいました。
ツルシギが移動した先には、セイタカシギ3羽が丸くなっていました。ネイチャーセンターから見て風上側なので、セイタカシギたちはみんな後ろ向きです。
Jr.レンジャーの森の中に、強風を避けて小鳥が逃げ込んでいないか期待しましたが、特になにもいませんでした。一昨日はルリビタキが園路にいたようなのですが、今日は見られませんでした。それでも、Jr.レンジャーの森沿いの地面には、いつもアオジがいます。
園内では、ウグイスの「ホ~、ホ~チョチョチョ!」のほか、ヒバリとオオヨシキリがさえずっていました。さらに、「ピョロン、ピョロン、ツリ~」と、クロツグミに似ているけれども弱弱しいさえずりが、茂みの中から聞こえました。シロハラかな?
コハクチョウの吉田さんは一日中、500m先の半島で過ごしていました。
(きりぎりす)