2022年4月20日水曜日

吉田さんがいなくなりメダイチドリ現る

 昨日から吉田さんの姿が見えません。もう安来に帰ってしまったのでしょうか。

いつもならば、風景を見渡せば肉眼で吉田さんの姿が確認できたのですが、今日はどこにも姿が見えませんでした。










しばらく滞在していたセイタカシギ雄2羽のうち、頭が白い個体が姿を消しました。いつもいじめられていた頭が黒い個体は、伸び伸びとネイチャーセンター前でお昼寝をしていました。










近頃、池の奥(東寄り)にスズガモの群れがいて賑やかです。










手前寄りの水面には、キンクロハジロが群れています。












この春初認の鳥、メダイチドリ。園内ではレアな鳥です。










珍しいな~と思って観察していると、メダイチドリに向かってヌートリアが接近してきました。ちょうど2羽の間に割って入るように上陸したので、メダイチドリたちは驚いて飛び去ってしまいました。















15日以降姿を見せているウズラシギ。これまでは500m先にばかりいましたが、今日は140mくらい先にいて、姿がよく見えました。しかし、まだ距離が遠い上に空気の揺らぎがひどく、鮮明な写真は撮れませんでした。今日は2羽いました。














近頃よく見かけるキジ。メスが何かに驚いて草むらから飛び出してきました。マルコメ撮影。















茂みの近くに着陸して、そそくさと茂みに駆け込んでいったキジのメス。マルコメ撮影。















岸辺で張り合っていた2羽のタシギ。こうして翼や尾羽を開いて見せてくれると、他のジシギ類との識別が楽です。マルコメ撮影。














近頃、アオジのペアがJr.レンジャーの森周辺に居ついています。オスが園路の脇に降りて採食していました。















今のところ、まだ春の渡り鳥がどんどん入ってくるという状況になっていませんが、いつ渡りのラッシュが始まるか分からないので、引き続き園内の鳥の巡視に努めます。

吉田さんの姿が見えなくなったのは残念ですが、まだ安来に帰るには時期が早いので、しばらくしたら戻ってくるかもしれません。過去にも出戻ったことがあるので、またの登場を期待しています。

(きりぎりす)