昨年は確認できなかったエゾセンニュウを確認できました。
個人的には今日初めて観察したコヨシキリ。
カモ類も徐々に増えてきています。
今朝行われた鳥類標識調査で、待望のエゾセンニュウが捕獲されました。これで5年連続の標識放鳥です。
待ってました!エゾセンニュウ・性不明・幼鳥。
7月31日から始まった、秋の鳥類標識調査で、
本日、エゾセンニュウが今季初確認されました。
エゾセンニュウ 性不明・幼鳥。
4年連続です。
しかし、これまで捕獲されたのはすべて幼鳥で、
成鳥はまだ未確認です。
ところで、
この個体はこれまでに捕獲された中で最小でした。
自然翼長が64.5mmで、
エゾセンニュウの値とかけ離れていたのですが、
どういうことでしょう?
そして、
今日の調査で最注目だったのがこちら。
ヒクイナです。
声は聞こえていたのですが、
姿を確認できたのは今年初めてです。
性不明・成鳥。虹彩の赤がとても鮮やかです。
そして、性不明・第1回夏羽。
成鳥と比べると、色の鮮やかさに欠けます。

今回の注目ポイントは、
成鳥と第1回夏羽が同時に捕獲されたことです。
体色の違いが比較できて、大変興味深かったです。
また、第1回夏羽の方が成鳥よりも体が大きく感じられました。
今日は、日中に通常行っているヨシ原の小鳥の標識調査を実施した後、夜間にシギ類の標識調査も行いました。シギ類の標識調査は難しく、これまでなかなか実施できませんでした。シギ類を対象に本格的に調査したのは、2002年以来19年ぶりです。
何かと苦労しましたが、その甲斐あって期待以上の成果がありました。
まずは、日中の調査で捕獲されたエゾセンニュウ。
今季2羽目。またしても幼鳥。
そして、夜間調査で捕獲できたシギたち。
アカアシシギ 性不明・幼鳥。
米子水鳥公園標識初記録。
幼鳥なので、成鳥と比べて全体的に色の鮮やかさに欠けます。
ソリハシシギ 性不明・幼鳥。
2羽捕獲されたので、2002年以来2羽目・3羽目。
張り出したおでこと、つぶらな目がカワイイです。
コアオアシシギ 性不明・幼鳥
1999年以来、4羽目。
精密ピンセットのような繊細なくちばしです。
トウネン 性不明・幼鳥
今日は14羽捕獲できました。期待以上の成果です。
離れた場所から望遠鏡で観察しても、手に持って間近で観察しても、変わらずカワイイです。
本日の調査結果 2021年9月5日(日)
シマセンニュウ N53
エゾセンニュウ N1
オオヨシキリ N1
コヨシキリ N2
セッカ N4R2
アカアシシギ N1 標識初記録
ソリハシシギ N2
コアオアシシギ N1
トウネン N14
以上、9種・81羽(N79,R2)※Nは新規、Rは再捕獲
私自身、シギ類の標識調査はほとんど経験がなかったので、大変勉強になりました。
標識初記録が1種類あり、成果の大きな調査となりました。
(きりぎりす)
なかなかヨシ原の小鳥の秋の渡りに動きがありませんでしたが、今日の鳥類標識調査で、いよいよ渡りの活発化が確認できました。
本日の調査結果:
2021年9月1日(水)
・シマセンニュウ N87
・ウチヤマセンニュウ N1
・オオヨシキリ N8
・セッカ N3R1
・ツバメ N1
・エゾセンニュウ N1
以上、6種類102羽(新規101、再捕獲1)
今日もウチヤマセンニュウが捕獲されました。シマセンニュウの中に翼式(翼先端の形)がウチヤマっぽい個体が何羽かいましたが、くちばしや尾羽が長いのはこの個体だけでした。
今日の一番の成果は、エゾセンニュウが今季初確認できたことです。ウチヤマセンニュウと同じく3年連続です。今回も幼鳥で、なかなか成鳥に出会えません。
さて、今日からエアコン工事が終わって再開園しました。
観察ホールの入り口にガラス扉が設置されています。
観察ホール側からみたガラス扉。扉の上部にも透明な窓が設置され、観察ホールの冷気を逃がさないようになっています。
観察ホールに入ると、天井に4基のエアコンが設置されています。
今日も蒸し暑いですが、観察ホール内は大変快適です。
セイタカシギ3羽は期待どおり、再開園した今日も居てくれました。ネイチャーセンター前浜右手の小島に3羽揃って登場!メス成鳥と幼鳥が2羽です。
この他、園内で初めてエゾビタキが確認されました。また、園内では珍しいアオバトが2羽、ネイチャーセンター前を飛び交いました。種不明のシギ類もあちらこちらを飛んでおり、水辺の鳥の渡りが活発になっているのを実感します。
快適になった観察ホールで、ぜひ秋の野鳥観察をお楽しみください。今日からコハクチョウ初飛来日クイズも始まりましたので、こちらもぜひ、ご応募ください。
(きりぎりす)