2020年12月5日土曜日

数年に一度?トモエガモが近い!

今朝のコハクチョウの数は、何と5羽!

田んぼに水が張られたとはいえ、

ここまでコハクチョウがいなくなってしまうのは

珍しいです。

元旦の朝にコハクチョウがいてくれるのか、

心配になってきました。


今日は気温は低かったですが、

日差しが暖かい晴天でした。

雪化粧した大山と青空、

カモの群れの風景は格別です。

昨日は、ネイチャーセンター前にいつも群れている

オナガガモが全然いなくてどうしたことか

と思ったのですが、

今日は朝から一昨日以上の数が

目の前に群れていました。










特に風はなかったのですが、

カモたちはネイチャーセンタ―正面から左手

(北寄り)にかけて群れていました。

その中に、いつもは600m先に群れている

トモエガモがたくさん混じっていました。











こんな感じです。

このように米子水鳥公園では、

トモエガモはオナガガモの群れに混じることが

時々あります。

観察距離はネイチャーセンターから

水平距離でおよそ80mです。












なんと、こんなところにまで!
ネイチャーセンターから約40m。
なかなかこんな近距離で観察できることはありません。
しかも、午後には順光となり、
青空が映り込む水面は濃い青色で、
こんな好条件は数年に一度しかないと思います。




緑色に輝く特徴的な横顔の模様が、
20倍の望遠鏡で鮮明に観察できました。




トモエガモだけではなく、
カモだんごもいつもより近くで形成されていたので、
動画撮影してみました。
これがカモだんごの全景です。




カモだんごの中心部のアップ。
ハシビロガモだけではなく、
様々な鳥が参加していることが分かります。




今日もヘラサギは5羽揃っていました。
しかし、5羽が一か所にまとまることはほとんどなく、
最もまとまるときで4羽と1羽でいます。
ヘラサギはあまり協調性がないのかな?




一日中ネイチャーセンター目の前に
群れていたオナガガモたちは、
夕方になると小島から水面に降りて、
池の奥の方へ移動を始めました。

そして、17:20~17:30にかけて、
続々と西方向へと飛び立って
水面が空っぽになりました。
カモの大群が一斉に水面から飛び立つ光景は壮観で、
お客様に喜ばれました。

カモが夜になってから活動を始める様子を
実際に観察したことがある人は
とても少ないのではないでしょうか。
カモが夜行性であることを実感する光景です。





(きりぎりす)