ラベル メダイチドリ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル メダイチドリ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2024年9月19日木曜日

ウラギクの池の草刈りをしました

連日シギたちでにぎわっている、
ウラギクの池の周囲の草刈りを行いました。

15:51撮影。










私が草を刈っているすぐ目の前にいたトウネン。
シギたちは、自分たちを凝視せずに
他のことに専念している人に対しては、
あまり警戒しません。
しかし、そのまま逃げないでいると刈られてしまうので、
いよいよというときにはすぐ近くへ退避していました。
15:24撮影。
















ウラギクの池の泥の上には、
無数のシギ類と獣の足跡が残っていました。
15:52撮影。
















草刈りをしている職員を背景に、
泥の上で採食しているトウネンたち。
16:10撮影。
















ウラギクの池の周囲の草刈り完了。
残りの場所も後日刈り払う予定です。16:22撮影。
















職員3名が草刈りをしていても、
シギたちはウラギクの池から離れませんでした。
閉館後に様子を見に行くと、
草刈りが終わったウラギクの池で
たくさんのシギが採食していました。

ヒバリシギが2羽いました。17:48撮影。













キリアイが3羽いました。
ヒバリシギ2羽と一緒に採食中。
17:52撮影。














キリアイは、草刈り跡地を歩き回って
食べ物を探していました。
何を探していたのかな?17:56撮影。




メダイチドリも1羽いました。18:09撮影。







今日のシギ・チドリ・アジサシ類:
・トウネン 56羽
・ハマシギ 8羽
・タシギ 1羽
・イソシギ 1羽
・コアオアシシギ 2羽 今季初認!
・タカブシギ 8羽
・ツルシギ 1羽 今季初認!
・ヒバリシギ 2羽
・キリアイ 3羽
・メダイチドリ 1羽
・クロハラアジサシ 1羽

以上、11種類・74羽。

このほか、シマアジも5羽いました。
近頃、カモ類が急速に数を増しています。


ウラギクの池の周囲に茂っていた草が無くなったことで、
かなり見晴らしが良くなりました。
距離は遠いですが、望遠鏡で観察しやすくなりました。

シギたちの賑わいはもうしばらく続くと思われるので、
ぜひ望遠鏡で探してみてはいかがでしょうか。

ウラギクの池の位置は、こちらをご覧ください。

(きりぎりす)



2024年9月11日水曜日

この秋はシギが豊作です

この秋はシギ類が多数飛来していて楽しいです。

つばさ池の中央に厚く浮遊している藻の上に、
トウネン、ハマシギ、メダイチドリの
混群が降りていました。
軽量な小型種ならではです。
9/9 14:40 MARUKOME撮影













そして今日も、
ウラギクの池にシギ類が多数いました。
閉館後に様子を観に行きましたが、
暗雲と降雨でよく見えませんでした。

※ご注意!
ウラギクの池は野鳥保護区内にあり、
一般の方は接近できません。
ネイチャーセンターからの観察距離は、
約200mです。
園内地図はこちらをご覧ください。
また、ウラギクの池は窪んでいるため、
水鳥観察桟橋からは見えません。


タシギが4羽いました。17:58撮影。















私の目の前にいたタシギ。
意外とくちばしが柔軟に動かせることに驚かされます。
このリンコキネシスは、くちばしの先端が開いている
状態の写真をよく見かけますが、
このような逆パターンもあります。17:59撮影。















タカブシギは22羽いました。
この秋は特にタカブシギとトウネンが
多数飛来しています。18:00撮影。















トウネン(右と左下)と一緒にいると親分っぽく見える
ハマシギ(左上)。3羽いました。18:00撮影。















今日もエリマキシギが1羽いました。18:05撮影。















数は少ないけれども出現頻度が高い
ソリハシシギ。2羽いました。18:07撮影。















連日、ウラギクの池がこんなにシギ類で
賑わうシーズンは珍しいです。
この秋はシギが豊作です。18:08撮影。
















アカアシシギも1羽いました。今季初認です。
18:17撮影。









今日のシギ、アジサシ類:
・メダイチドリ       1羽
・エリマキシギ       1羽
・ヒバリシギ        2羽
・トウネン         62羽以上
・ハマシギ         3羽
・タシギ          4羽
・ソリハシシギ       2羽
・イソシギ         1羽
・アカアシシギ       1羽 今季初認!
・タカブシギ    22羽
・アオアシシギ   1羽
・クロハラアジサシ 1羽

以上、12種・101羽以上。

相変わらず賑わっているのはウラギクの池だけですが、先日整備したネイチャーセンター前浜にイソシギとソリハシシギが飛来し始め、ゴカイをたくさん食べていました。このうわさが他のシギたちに広まれば、シギの群れが一気に前浜に押し寄せてくれるかも?

今日はこの他にも、オナガガモとユリカモメが今季初めて確認できました。
久しぶりにアマサギも1羽現れました。
また、アオサギが56羽確認され、渡りの途中の群れが飛来したのかもしれません。

お知らせ:
本日午後、一時的に当ホームページが正常に表示されなくなりました。しかし、一部のPCでは異常が見られず、正常に閲覧できなかったPCで、しばらくしてからURLの再読み込み込みをしたところ、復旧できました。原因は不明ですが、この時間中にHPにアクセスされた方にも同様の現象が起きた可能性があります。

(きりぎりす)

2024年7月31日水曜日

シギがたくさんやってきた!

近頃、ウラギクの池にコチドリやトウネンが少数飛来するようになってきたのですが、今日はさらにシギの仲間が多数飛来しました。

ネイチャーセンターからでは遠くて内訳がよく分からなかったので、
ウラギクの池の近くに行って調べた結果、

コチドリ   3羽
メダイチドリ 1羽
トウネン   33羽
ハマシギ   1羽
ソリハシシギ 3羽
タカブシギ  4羽
アオアシシギ 2羽

を確認しました。

群れるトウネン。夏羽が多く見られます。16:35撮影。
















トウネンの群はいくつかに分かれていました。16:35撮影。















左から、メダイチドリ、タカブシギ、ハマシギ、アオアシシギ、ソリハシシギ。
16:38撮影。

















トウネン、タカブシギ、ソリハシシギ。16:38~16:39撮影。




















連日猛暑が厳しいですが、いよいよ秋の渡りの観察が面白い時期となりました。
今季はこれからどんなシギ・チドリが飛来するか、楽しみです。

ご注意!
ウラギクの池は野鳥保護区内にあるため、一般の方が近づくことはできません。

(きりぎりす)

2023年9月9日土曜日

ハジロコチドリがいた!

保護区内のウラギクの池にいるシギ・チドリ類を、閉館後に現地に行って確認してきました。

初認時から仲良く3羽で行動していた、コアオアシシギ、エリマキシギ、ツルシギ。17:36撮影。
















ハジロコチドリの幼羽も1羽いました。園内では2011年9月、2017年8月以来3例目で、鮮明に撮影できたのは初めてです。17:45撮影。















かわいいトウネン。10羽いました。17:58撮影。















泥に脚をとられて羽ばたきながら歩くコアオアシシギ。17:59撮影。















コチドリ、トウネンと並んで、今季の定番になっているタカブシギ。18:07撮影。
















タカブシギとすれ違うエリマキシギ幼羽。体が大きいのでオスのようです。18:07撮影。















ツルシギ幼羽。18:11撮影。















コチドリ幼鳥(右。左はトウネンの後ろ姿)。今日のチドリ類の中で最も小さくて、かわいらしく見えました。18:12撮影。















メダイチドリ幼羽。18:12撮影。















右手から飛び込んできたソリハシシギ2羽。18:13撮影。









ウラギクの池にいたシギ・チドリたちのほとんどは、ネイチャーセンターから死角になる北西の岸辺付近に集まっていました。これでは、ネイチャーセンターから観察しても内訳が分からないのは当然です。今回現地に調査に行ったことで、ネイチャーセンターからでは気づかなかったハジロコチドリを発見できたのは大きな成果でした。

あらためまして、今日ウラギクの池にいたシギ・チドリ類の内訳をお知らせします。

・コチドリ    幼羽2羽
・メダイチドリ  幼羽3羽
・ハジロコチドリ 幼羽1羽
・コアオアシシギ 幼羽1羽
・エリマキシギ  幼羽1羽
・ツルシギ    幼羽1羽
・タカブシギ   3羽
・トウネン    10羽
・ソリハシシギ  2羽
・クサシギ      1羽

以上です。

この他、ネイチャーセンター前にはセイタカシギ幼羽1羽、イソシギ1羽もいました。

ウラギクの池のシギ・チドリたちが、ネイチャーセンター前にも来てくれたらうれしいですね。

明日は午前中に子どもラムサールクラブの活動で、ネイチャーセンター前の砂浜整備を行います。そのため、午前中はネイチャーセンターからの野鳥観察はあまりお勧めできませんが、午後以降は整備された砂浜に鳥がやってきてくれることを期待しています。

(きりぎりす)

シマアジ到着!

そして本日、この今季初めてシマアジを見つけました。
つばさ池南岸を泳ぐシマアジ。観察距離は約200m。9:12撮影。


ウラギクの池には、今日もエリマキシギがいました。9:39撮影。


9/7に今季初認だったメダイチドリが3羽に増えていました。
メダイチドリ2羽とコチドリ→後にハジロコチドリだったことが判明!。9:44撮影。










コガモの群れが潜水採食を繰り返していました。
このように米子水鳥公園では、本来は水面採食するカモが潜水採食をする様子がよく見られます。9:56撮影。


初認後、いつもネイチャーセンター前にいてくれるセイタカシギ。9:58撮影。
















マガン半島の岸辺に降りていたミサゴが飛び立ちました。10:04撮影。


姿がよく見えるところになかなか出てこないツルシギ。13:34撮影。



数は少ないですが、いつもいてくれるイソシギ。13:36撮影。















獲物探しに忙しいコサギと、羽のお手入れに忙しいダイサギ。13:38撮影。



シマアジがネイチャーセンター北側に移動しました(写真左上)。さっきよりも近距離で順光なので、姿が鮮明に観察できました。水平距離約60m。13:39撮影



このほかの秋らしい鳥は、
・トウネン 10羽
・コアオアシシギ 1羽
・タカブシギ 3羽
がいました。

朝夕が涼しくなって、ようやく秋らしくなってきました。

(きりぎりす)

2011年4月25日月曜日

春の鳥いろいろ

久しぶりに今の鳥の話題です。

今年の春は寒いせいか、春の渡り鳥が少なくて寂しいです。そんな中ですが、今日はこの時期ならではの鳥がいろいろ見られました。



_MG_6503ts.JPG

































ウズラシギ。今季初認です。茶色の帽子をかぶったような丸い頭がかわいいです。







_MG_6518ts.JPG

































コチドリ。毎日ネイチャーセンター前の砂浜を忙しく歩き回っています。







_MG_6535tsJPG.JPG

































ソリハシシギ(左)とメダイチドリ。春に渡って来るシギやチドリの仲間は色鮮やかで見ていて楽しいです。



_MG_6481s.JPG

































そして、今季もっとも存在感のある鳥、キジ。この画像は22日に撮影したものですが、毎日ネイチャーセンターから姿が見えます。園内に人が歩いていないときは、広場を堂々とお散歩しています。



このほか、「空とぶ三日月」アマツバメ1羽も今季初めて見られました。

今日は一日中猛烈な西風が吹き荒れていて、鳥たちも飛ばされないように頑張っていました。