本日、ネイチャーセンター前浜左手の柵際にオオバンが巣作りを始めたのを、
職員のMARUKOME氏が発見しました。
山陰地方ではオオバンは冬鳥とされていて繁殖していないようですが、水鳥公園でオオバンの繁殖行動が見られたのは初めてです。
つがいで枯れヨシをせっせと運んでは積み重ねています。
でも、どこまで本気なのかは謎。
ちょっと作業をしたかと思うと、長時間出かけてしまいます。
また、この柵は獣やヘビの通り道になるので、
ここで繁殖が成功する見込みは非常に薄いです。
今後の動向に注目です。
こちらは、前浜の岸辺で休むカルガモ。
ちょっと姿勢が不自然だな、と思って観察していると…。
翼の下からヒナがぞろぞろと出てきました。
このカルガモは、ヒナたちを翼の下に抱いていた母親でした。
私の視線に気付いて、慌てて池に飛び込んで去るカルガモの親子。
お昼寝の邪魔をしてごめんなさい。
この子たちは今最も幼くてかわいいです。ヒナ8羽親子の2組目です。
現在、園内にはカルガモの親子が10組以上いるようですが、
そろそろ内訳が分からなくなってきました。
とりあえず、ヒナの数が1、2、3、4、5、6、7、8、8、11、13の親子がいるようです。
(文・写真:きりぎりす)