2014年11月14日金曜日

鳥インフルエンザに対する対応について

米子水鳥公園は通常通り開館・活動しています。

2014年11月13日、中海の対岸の安来市の水田でハクチョウのフンから高病原性鳥インフルエンザの検出が確認されました。 

しかし、米子水鳥公園では、十分な対応策をとっており、通常通り開館・活動をしています。 
 まず、米子水鳥公園は、鳥を飼育している施設ではなく、野鳥の生息地です。ですから、中海や宍道湖、日野川河口など野鳥が集まる他の場所と鳥インフルエンザに関するリスクは同じです。
 とくに、水鳥の生息域と一般来館者の歩ける地域を分ける対応をしていたり、ネイチャーセンターでは室内から観察したりしているので、水鳥と接触することがありません。そのため、鳥インフルエンザに対してよりリスクのない観察方法をとっている施設といえます。どうぞ、安心して米子水鳥公園をご利用ください。

※リスクとは、野鳥からニワトリへの感染経路となる危険性に対するリスクです。人への感染については、よほど濃密な接触がない限り危険はありません。詳しくは、農水省・環境省のホームページをご覧ください。
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/know.html

http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/

また、万全には万全を期して、以下の対応をおこないました。 

1、 ネイチャーセンター入口に靴の消毒層を準備しました。
 
2、 消毒用マットを園路に設置します。

3、 普段に比べ規制の変化がありませんが野鳥の生息域(サンクチュアリゾーン)への一般の方への立 ち入りを禁止しています。

どうぞ、ご了承ください。

参考

環境省 鳥とのかかわり方について
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/manual/20101204.pdf

日本野鳥の会の鳥インフルエンザと野鳥について見解http://www.wbsj.org/activity/conservation/infection/influenza/