2018年6月29日金曜日

カイツブリの子育て中の巣の様子

今日は午前中に激しい雨が降り、
昨日確認されたカイツブリのヒナの安否が心配でした。
お昼頃から天気が回復し、
ネイチャーセンターから見えるカイツブリの巣3か所の
無事が確認できました。

こちらは昨日ヒナが確認された巣。
親鳥の翼の下で大雨をしのいでいたようです。
よかったよかった。
















とってもかわいいヒナの動画はこちら!









続いて、こちらはドーナツ島中央部の巣。
まだヒナの姿は確認できていませんが、
順調に抱卵できている様子。
この巣は周囲をヨシ原に囲まれていて目立たないことや、
付近にアカミミガメがやってこないのが好条件です。















ところが、ほかの水鳥たちにも人気な場所なので、
訪問者が多いのが悩みどころ。
巣の直近をカルガモが通過していきます。
他にも、カルガモの親子やオオバンもよく訪れますが、
巣に危害を加えることはありません。


















最後に、ドーナツ島左手に見える、
孤立したヨシの株に作られた巣。
こちらは周囲にアカミミガメが泳ぎ回っており、
時には巣に上がって甲羅干しをするなど、アカミミガメの影響が心配です。
最近は巣を留守にすることがなくなり、順調に抱卵できているようです。
しかし、水面から顔を出して泳ぎ回っている
アカミミガメの存在が不気味です。
せっかくヒナが孵化しても、アカミミガメに食べられてしまわないか心配です。














(きりぎりす)