2020年8月13日木曜日

カトリヤンマ発見!

Jr.レンジャーの森の中を歩いていると、
四方八方からアブラゼミが鳴きながら飛び出してくる中に、
大きなトンボが1匹見えました。

そのトンボが姿を消したあたりを
よく探してみると、
木の枝にぶら下がってじっとしていました。















大きなトンボの正体は、カトリヤンマでした。

時々ネイチャーセンターの中に迷い込んでくる
常連さんなのですが、
こうして森の中で止まっている姿を見たのは
初めてです。
7月18日のマルタンヤンマに続いて、
とまっているヤンマに出ったのは
これで2種類目です。
今年はヤンマと縁がありますね。

見つめていると吸い込まれてしまいそうな、
とても美しい複眼です。















ヤンマ類は、昼間は木陰で休んでいて、
涼しくなる夕暮れ時になると、
湿地の上空を飛び交って獲物を捕ります。
ヤンマ類の姿を見かけるのは
いつも飛んでいる姿ばかりで、
じっととまっている姿を見る機会は
大変少ないです。

昼間、園内を歩いている時に木陰をよく見ると、
思いがけず大きなトンボがぶら下がって
休んでいるところに出くわすかもしれません。
猛暑続きではございますが、
興味がある方は探してみては
いかがでしょうか。

(きりぎりす)