2020年8月26日水曜日

タマシギを14年ぶりに発見!(園内では初記録!)

本日、園内でタマシギ1羽が確認されました。

これまで、2006年9月13日に、
第1駐車場付近の水路で保護された1例のみで、
14年ぶり2例目の記録ですが、
敷地内で見つかったのはこれが初めてです。

第1発見は、24日月曜日でした。
刈り倒したヨシがテント状に折り重なった中に
じっとしていて、
時々その付近を歩いてまた元に戻る、
という行動を繰り返していました。
発見者は職員Y。

今日も一昨日と同じ場所で発見。
今朝、職員Yの話を聞いた職員Mが、
その直後に同地でまだいるのを発見。
折り重なった枯れヨシの中央下の丸い影が
タマシギです。
















しばらく待っていると、
枯れヨシテントの右に姿を現しました。















左翼を開いてストレッチ。
風切羽の模様が辛うじて見えます。
















動画はこちら。


動画では、枯れヨシテントの右側に出てきた様子を
撮影していますが、
その後、元の場所(枯れヨシテントの中)に戻りました。
枯れヨシテントからほとんど動かず、
時々座り込むので、
まるで抱卵している鳥のような行動に見えます。
しかし、座り込む場所には巣のような構造物は
見当たりません。
単純にこの枯れヨシテントを
気に入っているだけなのかもしれません。

今後もこの場所で観察できるのか、注目です。

(きりぎりす)