2020年8月7日金曜日

カイツブリ親子の残念なお知らせ

現在、水鳥公園のアイドルになっている
カイツブリの親子ですが、
昨日までヒナが4羽いた親子の中に、
末っ子の姿が見えなくなっていました。

兄弟に圧倒され、親からも虐待を受けつつも、
頑張って必死に群れについて行く姿が
一昨日、昨日と観察できていただけに、
大変残念です。

今日はこの親子の中に、ひときわ小さかった
末っ子の姿がみられませんでした。
家族内であっても厳しい生存競争があるのが
野生の世界です。















なお、このヒナ3羽になった親子の巣には
卵がまだ2個ありますが、
親鳥はヒナの世話に重点を置いていて、
抱卵がおろそかになっています。


右端に見える巣では、今日もヒナは1羽です。
ヒナはいつも親鳥におんぶされています。
巣の中には卵が2個見えました。















右から2番目の巣は、水草が増量されて
少し盛り上がってきました。
卵が3つ産んでありました。















右から3番目に見える巣は
消滅してしまいましたが、
そのすぐ右横に新たな巣ができていました。
この番いが引っ越したのかもしれません。
未完成の巣ですが、卵がすでに1個
産んでありました。















右から4番目に見えていた巣のヒナ1羽の親子は、
姿が見えなくなりました。
ネイチャセンターから見えない場所で、
無事過ごしていることを祈ります。


今日もヒナ3羽の親子は、
度々ネイチャーセンターの前までやってきました。
ヒナの成長はとても早いので、
小さくてかわいいうちに観察にお越しください。

(きりぎりす)