2023年10月5日木曜日

今日の出来事20231005

近頃、ネイチャーセンター目の前をカワセミが頻繁に飛ぶようになりました。左端(北側)の丸木柵にとまったのでよく見たら、雄の成鳥でした。水鳥公園で見られるカワセミのほとんどは幼鳥なので、成鳥は珍しいです。9:32撮影。


施設管理員のFさんが、アブラゼミの幼虫を見つけたと見せてくれました。夏に羽化直前の眼が黒い幼虫ならよく見かけますが、土中生活中の眼が白い幼虫を観る機会はほとんどありません。私は初めて見ました。14:59撮影。















アブラゼミ幼虫の発見現場。17:19撮影。
園内の樹木の移植準備のため、根回しを行っていたところ、ポロリと出てきたそうです。この木はシャリンバイでしたが、根回し中のこの木に戻すわけにはいかないので、お隣のニシキギの根元を掘って逃がしました。木の汁の味が変わってしまって申し訳ないですが、無事成長して来年の夏に羽化してくれることを祈ります。




アブラゼミの幼虫を逃がした後、保護区内の草刈りの仕上げを行いました。マガン半島基部の作業前風景。15:10撮影。














作業中。15:20撮影。














作業後の風景。16:19撮影。





その後、観察小屋跡地周辺の岸辺の草を刈り払いました。これで今季の保護区内の草刈りは終了で、マガンやコハクチョウなど、これから飛来する冬鳥たちの受け入れ準備完了です。
17:48に今季初めてマガンのねぐら入りを確認しました。10羽でした。ねぐら周辺の草地がきれいに刈り払われていて驚いているかもしれませんが、マガンたちに喜んでもらえたら嬉しいです。

(きりぎりす)