昨日、今日とネイチャーセンターにヒメスズメバチが迷い込んできました。このような時は、お客様が刺されては大変なので、速やかに捕獲して外へ逃がします。
見た目は恐ろしげなこのハチですが、素手で触っても大丈夫です。実は、このハチには毒針が無いのです。
ハチの毒針は、メスの産卵器が変化したものなので、雄にはありません。オスとメスの見分けがつけば、生きたハチを素手でつまむことができます。つまり、このヒメスズメバチはオスです。もちろん、メスだったら素手で触れば刺されます。
水鳥公園に遊びに来ている子どもの前でやってみせると、とても驚かれます。刺すハチと刺さないハチがいるということを紹介するのに最も印象深い方法だと思います。でも、間違えると刺されますので、自信がない方は真似をしないで下さいね。
��動画・文:きりぎりす)