今朝も、ヘラサギはネイチャーセンター前浜にいました。
600m先の島がねぐらで、前浜周辺が採食地、という行動パターンが確立されてきた感じです。
今日は前浜にいる時間が長く、当ブログを見て来園したという遠方からのお客様にも喜ばれました。
前浜のヘラサギは、ビデオカメラでバッチリ生中継しています。望遠鏡の操作が苦手な方でも大丈夫!
TVの左側に立っているのは、香港で買ってきたクロツラヘラサギのぬいぐるみです。
おっと、失礼。(汗)
肉食の鳥は、白いペンキ状の糞をします。
糞をするのは、これから飛び立つ合図のひとつです。
今日も西風がとても強く、背が高いヘラサギは横風にあおられてヨロヨロしていました。
いつもは昼間中眠ってばかりいますが、今日は終日活発に行動していて、今季初めて園内の中海側にある小さな池にも入りました。観察には退屈しなくて良かったのですが、これはあまりよい兆しではありません。
ヘラサギ類が姿を消す前は、終日活動する傾向があるのです。
これはおそらく、食べ物が不足気味になって他地域に移動してしまうのではないか、と考えています。
ヘラサギ類がそわそわするのはお別れの合図。杞憂に終わればよいのですが。
��文・写真:きりぎりす)