いよいよ安来の田んぼに大規模に水が張られたようで、水鳥公園のコハクチョウが大幅に減りました。これから2月ごろまで、コハクチョウのねぐら立ちやねぐら入りの観察は楽しめそうにありません。
今日はお昼前にマガンの群れが飛来しました。ざっと数えて130羽。北国から南下してきた新規のグループかもしれません。そのまま日が暮れたので、今晩は水鳥公園でのんびり休むつもりのようです。
そして午後には、オオハクチョウが1羽現れました。
山陰地方ではレアなハクチョウです。
オオハクチョウは、コハクチョウと違ってあまりねぐらから離れないので、一日中いてくれることが多いです。コハクチョウが激減してしまった今、是非水鳥公園に居ついてほしいものです。
ネイチャーセンター前の浅瀬に、カンムリカイツブリがやって来ました。カンムリカイツブリは体が大きくて潜水する鳥なので、浅瀬にはあまりやって来ません。ネイチャーセンター前に来てくれるのは珍しいです。
このほか、トモエガモが115羽以上確認できました。でも、ネイチャーセンターからとても遠く、600~700m先でマガモの群れに混じっていました。高倍率の高性能な望遠鏡がないと観察は困難です。
トモエガモは、11日頃から数が増えてきました。近年では100羽以上確認されたのは久しぶりです。今年は当たり年、か?
●今日の鳥 2013年11月13日 曇り時々雨 大山雪化粧!
オオハクチョウ 成鳥1羽
マガン 130羽
トモエガモ 115羽以上
オカヨシガモ 91羽
ミコアイサ 雌タイプ3羽
オオタカ 成鳥1羽
ハイタカ 幼鳥1羽 ネイチャーセンター付近を時々飛びます
ノスリ 1羽
トビ 2羽
ミサゴ 1羽
チュウヒ 1羽
カワセミ 2羽 盛んに追いかけっこしている
ジョウビタキ 雄雌各1羽
ハジロカイツブリ 12羽以上
カンムリカイツブリ 10羽
など、35種・計2000羽程度。
��文・写真:きりぎりす)