今朝、開館準備をしていたところ、ネイチャーセンター前浜左手にある5本並んで立つ杭にオオタカが止まっていました。ここにはごくまれにオオタカが止まりますが、久しぶりのことです。
高倍率の望遠鏡なら、ドアップで観察できる距離です。
一昨日にバン、昨日にコサギを捕えた個体かもしれません。
不思議なことに、こんなに丸見えの場所にオオタカが止まっているのに、そのすぐそばで獲物になりそうな鳥たち(カイツブリ、キンクロハジロ、オナガガモ、オオバン ほか)が平然と過ごしていました。特にカイツブリは、オオタカが止まる杭の目の前で巣作りをしていました。
オオタカは、あまりにも獲物との間合いが近いと狩りがしづらいのかな?それとも、あまりお腹がすいていないのかな?狙われる側も、このオオタカには殺気が無いことを感じているのかな?何とも奇妙な光景でした。
このオオタカは、8:30頃に発見後、10:30過ぎまで止まっていました。
(文・写真:きりぎりす)