今日は、ボランティアの皆さんと一緒に園内のヨシの刈り払い作業を行いました。
9:30頃作業開始。ネイチャーセンター南側の様子。
刈り倒したヨシは、散策路沿いに集積します。
作業開始直後のネイチャーセンター北側の様子。
小学生から大人まで、幅広い年齢層のボランティアさんが活躍しました。人の背丈以上のヨシの山がいくつもできました。ヨシを刈るのも大変ですが、刈り倒されたヨシを集めて運ぶのはもっと大変です。
12:00頃作業終了。ネイチャーセンター南側のヨシ原は、枯れヨシがきれいに片付きました。
作業終了後のネイチャーセンター北側のヨシ原。1/3くらい残ってしまいましたが、かなり広範囲のヨシを片づけることができました。
この作業は、この春に元気なヨシを育成するために必要なものです。ヨシ原は放置しておくと、どんどん勢いが弱くなり、枯れヨシが堆積して陸地となって陸の草が茂るようになります。そうなると、ヨシ原の生物が生きていけなくなります。
そこで、前年に茂った枯れヨシを刈り払って撤去することで、今年のヨシの生育を促します。
勢いのよいヨシ原には多種多様な生物が暮らします。たとえば、これから渡って来るオオヨシキリやヨシゴイの子育ての場にもなります。
時々雨やみぞれが降る寒い中集まって下さったボランティアの皆様、大変お疲れ様でした。ヨシ原で暮らすたくさんの生きものに代わりまして、お礼申し上げます。
(文・写真:きりぎりす)