2019年6月8日土曜日

希少植物の観察会を開催しました!

六月の米子水鳥公園は、毎年「カイツブリの浮き巣やカルガモの親子の観察会」を実施しています。今年は米子水鳥公園に生息している希少植物の観察会を実施しました。

ヌカカの多い季節ですが、今日は朝方は雨でしたが、風もあり公園の奥のほうまで歩くには丁度良い天気でした。


双眼鏡をルーペにして植物を観察する方法を学んでから出発です。 




















 昨日まで干からびていたヒメシロアサザ 絶滅危惧II類 の升に雨水がたまって、ヒメシロアサザがたくさん発芽していました。水草なのにこの乾燥が大切な変わった植物です。













カワジシャ準絶滅危惧種(NT)が水路に生育していました。














このほかには、小さな白い花をつけたヒメタデ(アオヒメタデ)を観察しました。
蓼食う虫も好き好きという割にはこのアオヒメタデ柔らかくて美味しそうなので、葉を噛んでみました。すると意外にも苦(にが)くありません。本来はヤナギタデですが、近くに生育していたシロバナサクラタデを噛んでみるとやっぱりこちらは苦かったです。