2023年11月19日日曜日

今日の鳥たち20231119

昨晩のコハクチョウのねぐら入りが盛大だったので、今朝もたくさんのハクチョウで賑わっていました。コハクチョウ533羽以上、オオハクチョウ18羽、コブハクチョウ3羽、マガン265羽、ヒシクイ40羽を確認しました。6:45撮影。










続々と採食地へ飛び立つコハクチョウ。今日は10:30までにほとんどが飛び去り、2羽しか残りませんでした。6:47撮影。










ヘラサギ類は、ヘラサギを4羽、クロツラヘラサギを1羽確認しました。お客さまによると、ヘラサギは5羽いたそうです。
ネイチャーセンター北側のヨシ原の入江に集まるヘラサギ4羽。7:20撮影。










今朝はソリハシセイタカシギ(アボセット)の姿が見えませんでしたが、どこからか飛んできて、ネイチャーセンター目の前に降りてきました。7:29撮影。




10:34にコハクチョウが6羽飛来し、園内にいるコハクチョウが8羽になりました。11:21撮影。










今日はほぼ一日中、ネイチャーセンター目の前にアボセットがいました。

体の右半分をストレッチするアボセット。14:29撮影。










水面に立ってじっとしていたアボセットが採食を始めました。目の前でその興味深い動作がじっくり観察できました。頻繁に何かを食べていましたが、食物は不明です。アボセットの採食動画。14:55撮影。


なぜかアボセットは、カモに付け回される傾向があります。オナガガモに突然突っかかられてうろたえるアボセット。15:00撮影。










ああ驚いた、と、オナナガモから逃げた後に羽ばたくアボセット。今回飛来した個体は動きが乏しく、あまり翼を開いてくれません。15:00撮影。










これまでは暗い悪天候の中ばかりで観察していましたが、今日は陽が射す青空の下で観察できて、その姿がとてもきれいに見えました。距離も大変近く、なんと最短で水平距離8m!15:00撮影。


雨天や曇天下では、水面が灰色になってアボセットの白い姿が映えませんでしたが、晴天下の青い水面ではよく映えました。15:39撮影。










ネイチャーセンター2階の観察ホールから見るアボセット。これで水平距離約13mです。16:03撮影。






北側の空でノスリが南風に乗り、ハンギングとホバリングを駆使して空中に留まっていました。ノスリはホバリングを行うことが知られていますが、水鳥公園ではそれを見る機会がほとんどなく、珍しいです。16:11撮影。




16:00過ぎから少しずつコハクチョウが帰ってきました。16:14撮影。



















約500m先に形成されたカモだんご(ヒドリガモだんご)。15:44撮影。















ヒシクイがかなり早めのねぐら入り。39羽帰ってきました。あれ?1羽足りない?16:16撮影。
















水鳥公園に降下するコハクチョウ一家。16:30撮影。
















アボセットが泳いでいるすぐ近くに着水。16:30撮影。















田んぼから帰って来たコハクチョウが、ネイチャーセンター目の前に集まってきて挨拶を交わしていました。16:39撮影。















とってもいいムードなコハクチョウのつがい。コハクチョウの求愛ディスプレイはなかなか見られません。16:40撮影。










今日の夕方も、コハクチョウやマガンのねぐら入りと、オナナガモなどカモ類のねぐら立ちの様子を、多くのお客様にご覧いただくことができました。今日も良い一日でした。

(きりぎりす)