2023年11月15日水曜日

鳴くガと飛び立つカモの群れ

観光PRとして米子水鳥公園の紹介写真を撮影している時、正門の風景を見ていて何か違和感を覚えました。14:13撮影。










違和感の正体はこれでした。モニュメントの「平成八年」の「平」の字にクロメンガタスズメがとまっていたのです。園内でクロメンガタスズメを見たのは久しぶりです。14:12撮影。
















晩秋で涼しいせいか、手に乗せてもじっとしていたクロメンガタスズメ。実はこのガは、成虫、幼虫ともに、刺激を与えると鳴きます。そのため、見つけるとつい、いじってしまいます。

ちょっとかわいそうですが、鳴いてもらいました。ちなみにこのガはとても大きくて、脚に鋭いとげがたくさん生えている上に脚の力が強いので、手にとまらせると結構痛いです。



今日の閉館間際も、コハクチョウが続々とねぐら入りしました。今日も数百羽が帰ってきました。その一方で、一日中つばさ池に群れていたオナガガモの群れが、続々と西の中海へと飛び立っていきました。その様子を無理やり動画撮影してみたのがこちら。実際に見ると、結構見ごたえがあります。17:34撮影。




今後、本格的に安来の田んぼに水が張られると、米子水鳥公園でのコハクチョウのねぐら入りはかなり寂しくなってしまいます。コハクチョウが水鳥公園に帰ってくる今のうちに、ぜひねぐら入りの様子を観にお越しください。併せて、オナガガモのねぐら立ちもご覧いただけます。17:00~17:30の閉館間際がおすすめです。

(きりぎりす)