一昨日の大雪以降、水鳥公園のコハクチョウの北帰行ムードは一気に冷え切ってしまいました。せっかく園内に集まりはじめていたコハクチョウは、今朝は100羽以下にまで減少。真冬の状態に逆戻りです。
今注目の鳥、ベニヒワ、ケアシノスリ、ヘラサギは、最近姿を見せていません。ベニヒワは3日、ヘラサギは7日、ケアシノスリは8日が最後です。
ケアシノスリとヘラサギは、数日間姿を見せなくても、再び現れることが多いので、また現れるのではないかと思います。
→ケアシノスリは16:00過ぎに登場。
しかし、北西方向へ飛び去ってしまいました。帰って来るかな~。
そんな中、新たなオススメの鳥がこちら。
ズグロカモメです。7日から毎日現れています。
東アジアに生息する絶滅危惧種で、
秋から早春にかけて時々やって来る珍客です。
ふわりふわりと飛ぶ小さなカモメで、
ネイチャーセンターから見て右手側の池の岸辺沿いを飛び交っています。
水鳥観察桟橋から観察するのが一番おすすめですが、
ネイチャーセンター前浜にもやって来ることがあり、
館内から目の前で見られることにあります。
館内と桟橋のどちらで待つべきか、悩ましいです。
ところ変わって、園内の自然観察路でも野鳥観察を楽しめます。
ガサガサと落ち葉めくりが忙しいシロハラ。
木の実をめぐってヒヨドリとよく争っています。
アオジも、ジュニアレンジャーの森の木陰で食べ物を探していました。
この写真はオス。メスも一緒に行動していました。
メダカ池にかかる橋の欄干をトコトコと渡っているのはキジバト。
池の岸辺に落ちている木の実を探しているようです。
冬に逆戻りの寒い天気が続いていますが、
天気が良い時には園内を歩き回っての野鳥観察もオススメです。
重要なお知らせ:
明日は祝日の翌日につき、休園日です。どうぞご注意ください。
(文・写真:きりぎりす)