今日は、いつもは園内に居残るオオハクチョウたちも安来へ行ってしまい、
日中はハクチョウ類が1羽もいなくなりました。
また、北東の冷たい風が吹いていたため、
カモたちが風を避けるために池の北東岸に集まってしまい、
前浜がガラーンとしていました。
このように、鳥風景が寂しい一日でしたが、
夕方に意外な鳥が西から飛んできました。
ヘラサギです。
2月7日を最後に姿を消していたので、
もう遠くへ行ってしまったものだと思っていました。
羽毛の汚れ具合や羽色を見た年齢を見る限り、
今季水鳥公園に滞在していたものと同じ個体ではないかと思います。
1か月も姿を見せなかったのに再び現れるとは、
さすがヘラサギです。
このように、ヘラサギは姿を消しても再び現れることが多いです。
まさに、忘れたころにやって来る鳥です。
このほかにも、
トモエガモ雄2羽と、ヨシガモ雄2羽雌1羽も
久しぶりに姿を見せました。
この調子で、
2月24日が最後だったカナダヅルとナベヅルや、
2月25日が最後だったケアシノスリも帰ってこないかな~。
昨日夕方に見つけた発信機付きオナガガモは、
今日も園内にいました。
また、18:37頃からコハクチョウが続々とねぐら入りし、
100羽以上集まっていました。
アメリカコハクチョウも1羽混じっています。
明日の早朝は、北帰行の観察会です。
天気は良さそうですし、
コハクチョウの群れが北へ旅立つ瞬間に立ち会えたらいいですね。
(文・写真:きりぎりす)