今年のGW自然観察会「夜のコウモリウォッチング!」の際にご紹介しました、
キクガシラコウモリにようやく出会えました。
大きな耳と個性的な鼻を持つ、日本のコウモリの代表種です。
2014年9月23日に初めて発見された時と同じ場所に、
片足でぶら下がって休んでいました。
ここは日常的なねぐらになっているようで、
ぶら下がっている下にはたくさんフンが落ちていたのですが、
なかなか現物に出会えませんでした。
ようやく出会えたのがうれしくて、
しばらく観察していたら飛び去ってしまいました。
安眠妨害してしまい、ごめんなさい。
また再会できたら、
今度はバットディテクターでどんなリズムの超音波を出しているのか、
調べてみたいと思います。
夕方になると、園内上空をたくさんのコウモリが飛び交っていますが、
そのほとんどはアブラコウモリです。
アブラコウモリよりもずっと大きなキクガシラコウモリも、
その中に混じっているかもしれません。
キクガシラコウモリが夕暮れ空を飛び交う様子を、
ぜひ見てみたいものです。
キクガシラコウモリは、皆さんの身近なところにも、
さりげなくいるかもしれません。
本来は洞窟の天井にぶら下がって休んでいるコウモリですが、
倉庫や物置の天井などにもいることがあります。
水鳥公園の場合も、
ネイチャーセンターのいかにも洞窟っぽい場所にいました。
(きりぎりす)