2017年5月7日日曜日
シマアジが目の前にやってきた!
今日は、池がカモでにぎわっていました。
いつもならキンクロハジロが主ですが、
今朝はスズガモの方が多く、珍しい風景です。
スズガモたちは、午後に続々と飛び去って行きました。
次の目的地に向けて旅立っているのでしょう。
やっぱり水鳥公園は渡り鳥たちの道の駅なんだな、と実感する光景です。
毎日顔ぶれは変わりますが、シギ類は今日も見られました。
ほぼ一日中、ネイチャーセンター前の小島に
ウズラシギとソリハシシギが群れていました。
シマアジは雄1羽が滞在中。
あいかわらず、ドーナツ島に居ついていますが、
今日は16:30頃、ドーナツ島から出てきて
ネイチャーセンター目の前にやってきました。
そして、前浜中央の小島に上陸。
今季のシマアジがこの島にあがったのは初めて見ました。
普段は枯れヨシ越しにしか見えませんが、
全身丸見えです。
島の上で春のシギ類に囲まれるシマアジ。
今の旬な鳥が小島の一角に集まっている、贅沢な風景です。
そして、約30分間島の上でくつろいだ後、
ドーナツ島に帰っていきました。
このように、ごくまれではありますが、
シマアジがドーナツ島を離れて目の前にやってくることがあります。
この場に居合わせたお客様はとれも幸運です。
妙にカルガモが騒ぐので何かと思ったら、
ネイチャーセンター前浜に猫がいました。
水鳥公園には、もっとも居てほしくいない生き物のひとつです。
今日見られた春らしい鳥は、
・アオアシシギ 4羽
・ハマシギ 18羽
・ウズラシギ 6羽
・セイタカシギ メス2羽
・ソリハシシギ 6羽
・シマアジ オス1羽
でした。
これらを含め、36種類・600羽見られました。
(きりぎりす)