3月に刈ったヨシ原は、新芽がグングン伸びてきて、
青々としたヨシ原がよみがえってきました。
これまではヨシ原の周囲の樹上や
枯れヨシにとまってさえずっていたオオヨシキリが、
新緑のヨシにとまってさえずるようになりました。
オオヨシキリの枯れ草色の姿は、
枯れヨシ原にはすっかり溶け込んでしまいますが、
緑のヨシ原にはよく映えます。
やっぱり、オオヨシキリはヨシにとまってさえずらなきゃ
絵になりません。
ヨシの生育とともに、
カルガモの巣は天敵に見つかりにくくなります。
それでもハシブトガラスは、毎日卵探しを怠りません。
一日数回、ネイチャーセンター正面の小島の上を
なめるように飛んで、チェックしています。
シマアジは、午前と午後に一度ずつ、
ドーナツ島からネイチャーセンター正面へと出てきました。
今日は小島にあがってお昼寝をしませんでした。
午後に出てきたときは、ネイチャーセンターの真下まで接近して、
椅子に座っていたら死角に入ってしまうほど近かったです。
(上の写真は、500mm+APS-C一眼デジカメでノートリミングです)
そして、最後はドーナツ島へと帰っていきます。
4月1日から姿を見せているシマアジは、
同一個体かどうかは分かりませんが、
1か月以上滞在してくれています。ありがたいことです。
シマアジ観察には、夕方がオススメかもしれません。
(きりぎりす)