近頃、オオバンが妙な行動をしています。
ネイチャーセンター正面右手にある、
鳥たちがいつも集まっている小島の隅に、
つがいで枯れヨシや羽を拾ってきて集めているのです。
どうみても巣作りなのですが、
こんなに丸見えで落ち着かない場所に
本気で営巣するとは思えません。
いったい何を考えているのでしょう?
このオオバンたちを観察していると、
突然、この小島にいた鳥たちが一斉に逃げ出しました。
しばらくすると、「鳥たちが驚いた理由」が現れました。
オオタカです。
オオバンが巣作り中?の小島のそばの、
杭が一列に打ってある場所にとまりました。
完全に狩り失敗なので、オオタカはすぐに飛び去りました。
近頃、オオタカが1羽現れるのですが、
羽衣の様子からこの個体が常連さんなのかもしれません。
オオタカが去ってから現れた、カルガモの親子。
この親子は、現在園内で見られる親子の中で
最もヒナが小さくてかわいいのですが、
かなり変わっています。
いつもヒナたちが親鳥からはるか遠くに離れて、
超広範囲に散らばって行動しているのです。
この写真は珍しくまとまって行動していますが、
普段は散らばりすぎて親子の写真として成り立ちません。
ヒナが迷子にならないか、いつも心配して観察しているのですが、
不思議なことにきちんと合流できています。
とってもおおらかなお母さんのようです。
でも、ヒナを狙う怖い天敵がたくさんいるので、
気を付けてね♪
この親子は、いつもネイチャーセンター前の浅瀬で過ごしているので、
お客様が出会える確率が高いです。
ヒナがかわいいうちに、ぜひ会いに来てください。
(きりぎりす)