2021年10月2日土曜日

オシドリ現る

10月に入り、少しずつ園内の池がカモたちで賑わっていきました。

帯状に群れていたキンクロハジロを観察していると、群れの後ろにオシドリが1羽いました。今季初認です。

















オシドリは、米子水鳥公園では毎年春と秋に少数現れます。渡りの途中にちょっと一休み、といった雰囲気の現れ方です。この個体はオスと思われますが、生殖羽が全く現れていません。


カイツブリの親子は、今日も3組確認できました。

ネイチャーセンター左手の巣の親子。今日もヒナは4羽とも健在です。










ヒナが成長するにしたがって、巣からどんどん遠くまでヒナを連れて泳ぎます。ヒナはずいぶん大きくなりましたが、まだ親鳥に甘えて餌をねだっています。










今日は一日中シギ類がネイチャーセンターから右手に見える小さな池に集まっていました。左から、コアオアシシギ、アオアシシギ、タカブシギ2羽、アオアシシギ。










ネイチャセンター正面左手に立つ5本の杭にはカワウがとまっていましたが、その中の1羽が盛んにディスプレイをしていました。プロポーズには季節外れな気がしますが、誰にアピールしていたのかな?












さて、昨日今季初めて確認されたノゴマですが、今朝行われた鳥類標識調査では1羽しか捕獲されませんでした。本格的に入ってくるのはこれからですね。また、シマセンニュウは捕獲されませんでした。もう渡りは終わりかな?


今日の調査結果:

・コヨシキリ 71羽(うちR4)

・ノゴマ   1羽

以上、2種類・72羽(うちR4羽)

(Rは再捕獲、その他は新規)


(きりぎりす)