2023年5月20日土曜日

イワツバメが営巣場所の下見に来た?

昨日の最注目の鳥、カイツブリの巣とカルガモの親子は今日も健在でした。

巣の上にいるカイツブリが頭を低く下げていて、つがい相手がその後ろに回り込みました。これは交尾がみられるかも?14:16撮影。




水面にいた個体が、巣の上の個体の背中に向かってジャンプ!14:17撮影。















期待どおり、交尾がはじまりました。14:17撮影。















交尾の最中に、2羽とも首を高く持ち上げて、左右を交互に見ていたのが面白かったです。誰かに見られていないか気になるのかな?14:17撮影。















オスがメスの頭の上をまたいで背中から降りました。14:17撮影。
















水しぶきを上げて姿勢を高くして、周囲を見渡すオスとメス。14:17撮影。
















交尾を終えて巣から降りたメス。まだ卵は産んでいないようでした。14:17撮影。















今日一番興味深かったことは、ネイチャーセンターのガラス窓のすぐ前をイワツバメが頻繁に飛んだことです。ガラスの外1m以内にまで近づいてゆっくり飛ぶので、何をしているのか窓を開けて観察したところ、軒下の様子を確認しているようでした。どうやらここを営巣場所の候補として検討しているようです。

ネイチャーセンターの軒下をゆっくり飛んで営巣場所の下見をするイワツバメ。14:20撮影。















14:23撮影。















軒下の壁面にとまって詳しくチェックするイワツバメ。14:28撮影。
















何度も軒下に飛んできました。毎回同じ場所にやってくるので、営巣場所の候補はほぼ決まっているようです。14:42撮影。















これはマイクロフォーサーズの40mmレンズで撮影したノートリミング写真です。イワツバメがいかに近くを飛んでいたか、お判りいただけますでしょうか。14:43撮影。


カルガモの親子は発見後3日目になります。ヒナは8羽全員無事です。今日はお客様が見ている中、ネイチャーセンターの目の前を何度も横切りました。私たちの視線に慣れてきたのかな?写真左下に写っているのは、観察窓の前の欄干です。14:53撮影。


セイタカシギ2羽も健在です。今日は常にオスとメスが一緒に行動していました。16:12撮影。



シギ島の常連のダイサギが飛び立ちました。16:38撮影。















「サギは首を縮めて飛ぶ」と本に書いてありますが、このようにまっすぐ伸ばして飛ぶこともあります。ただし、この姿勢で長時間飛び続けることはありません。16:38撮影。















今日は池にいるカモがキンクロハジロばかりだったので、スズガモはもう旅立ったのかと思いましたが、中海からスズガモの数十羽の群れが飛来して、池が一気に賑わいました。16:40撮影。












園内上空を飛び交うツバメ類をよくみると、ツバメ、イワツバメ、コシアカツバメ、ショウドウツバメが飛んでいました。辛うじてショウドウツバメの証拠写真が撮れました。16:42撮影。















ネイチャーセンター目の前の丸木柵にやってきたセグロセキレイの幼鳥。もう巣立っているのですね。小鳥の子育ては展開がとても早いです。17:30撮影。















今日の鳥:
キジ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、シマアジ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ(巣1)、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、コチドリ、セイタカシギ、チュウシャクシギ、イソシギ、トビ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、コシアカツバメ、ショウドウツバメ、オオヨシキリ、コヨシキリ(さえずり)、セグロセキレイ。

この調子で、ネイチャーセンターにイワツバメが営巣してくれたら面白いですね。今後の展開が楽しみです。

(きりぎりす)