2023年5月21日日曜日

今日の鳥と虫20230521

ネイチャーセンター横の芝生広場で、ホオジロのつがいが採食していました。普通種なのですが園内では近年あまり姿を見かけなくなっていて、久しぶりに姿を見てうれしくなりました。食べ物探し中のメス。9:11撮影。
















セイタカシギのペアは今日も健在です。これまでなかなかネイチャーセンターの近くにやってきてくれませんでしたが、今日は頻繁に目の前のシギ島にやってきてくれました。9:16撮影。
















なぜかこのセイタカシギのペアは、ネイチャーセンター目の前の浅瀬には降りようとしません。この自慢の長すぎる脚なら余裕で歩ける深さなのに、不思議です。9:19撮影。
















カルガモの親子が南側から現れました。ヒナが昨日は8羽いたのに7羽しかいません。昨日までの親子とは別の親子の可能性もありますが、ヒナの身に何かあったのかもしれません。9:54撮影。















午前中に来館された常連のTさんが、ネイチャーセンターの前でホシベニカミキリを見つけて持ってきてくださいました。全身が真っ赤なビロード状の短毛に覆われた、美しくおしゃれなカミキリムシです。この赤い短毛は擦れると剥げて、全身真っ黒になってしまいますが、これはほとんど擦れておらずとても美しい個体でした。14:22撮影。
















一昨日にできたカイツブリの巣に、卵が一つ産まれました。おめでとう!14:39撮影。















今日もカルガモの親子は何度も大胆に、ネイチャーセンター目の前を右へ左へと横切りました。ヒナが親鳥から遠く離れることが度々あり、これでは天敵にさらわれたりはぐれてしまったりしても不思議ではありません。16:14撮影。















カルガモの親子にヒヤリとする場面がありました。親子の上空にトビとカラスが騒ぎながら飛んできたので、親鳥が激しく鳴きながらヒナたちを広い水面に連れ出しました。16:28撮影。















大声で鳴いてヒナに警戒を促す親鳥。16:29撮影。
















そしてトビが親子に向かって急降下してきた瞬間、全員が一斉に潜水しました。16:29撮影。


























浮上し始めた親鳥の頭が右寄りに見えます。16:29撮影。
















親子が一瞬で水中に姿を消したのを見て、飛び去るトビ。16:29撮影。















危険が去った後、浮上して再集合した親子。ヒナ7羽は全員無事でした。16:29撮影。
















夕方、水鳥桟橋からセイタカシギを観察しました。2羽が仲良く寄り添い、いい雰囲気でした。近頃のセイタカシギは、水鳥桟橋の右手に見えるシギの入り江によくいるので、観察には水鳥桟橋がオススメです。特に光線が良くなる夕方がオススメですが、ヌカカが群がってくることがあるので、虫よけ対策が欠かせません。16:50撮影。
















今日も水鳥桟橋にいた、ホンドニジゴミムシダマシ。16:42撮影。



閉館後、シギ島にイソシギが2羽寄り添っていました。今日は寂しげな「ピーイ」という声ではなく、いつもどおりの「ピィピィピィピィ…」という声で鳴いていました。18:37撮影。
















グワグワと鳴きながら、カルガモが2羽ネイチャーセンター目の前に飛び込んできました。この2羽はぴったりと寄り添っていて大変親密でしたが、両方ともオスです。カモにも同性婚があるのかな?18:40撮影。















このほか、朝にマガン半島の右奥に見えるヤナギにゴイサギの成鳥が数羽集まっていました。枯れ枝を折り取って巣材を集めているようでした。

また、本日活動していたJr.レンジャークラブの最中に、ツグミが1羽見つかりました。まだいたのですね!

今日もエノキやネイチャーセンターのそばをゴマダラチョウが飛んでいました。先日羽化した個体かな?

今日の鳥:
コブハクチョウ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、シマアジ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、イソシギ、ミサゴ、トビ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒナリ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、オオヨシキリ、セッカ、スズメ、ツグミ、セグロセキレイ


(きりぎりす)