2023年12月24日日曜日

アボセットがカモ島にあがった!

今朝のネイチャーセンター前風景。全然カモが帰ってきておらず、寂しい景色でした。カモ島にはコサギの群れがねぐらをとっていて、カモ島の左横にはセイタカシギとソリハシセイタカシギ(アボセット)がいます。7:01撮影。

















今朝はコハクチョウが3羽、オオハクチョウ2羽がいました。コハクチョウは7:09、オオハクチョウは8:33に飛び去りました。
マガン半島の先端で夜を明かしていたオオハクチョウ。7:19撮影。















今朝はマガンが740羽くらいいました。採食に飛び立つマガン。7:25撮影。
















今朝もユリカモメが120羽くらい飛来しました。その一部が目の前にも寄ってきました。7:33撮影。















水鳥公園上空に飛来したコハクチョウ4羽。水鳥公園に降りたそうでしたが、仲間がいないせいか、素通りしてしまいました。9:17撮影。















ハイイロガンはいつもどおり、お気に入りのヨシの茂みの裏で地下茎を漁っていて、ほとんど姿を見せてくれませんでした。この写真はかなり姿が見えている状態で、基本的には枯れヨシの向こうに透けて見えるだけです。9:33撮影。
















今日も目の前にツクシガモが集まってくれました。いつも目の前に群れているオナガガモの群れが不在の中、とても有難かったです。11:19撮影。

















今日一番の大事件は、これまでほとんど陸にあがったことがなかったアボセットが、自主的にカモ島にあがったことです。水かきがある青灰色の長い脚がはっきり観察できました。11:57撮影。
















11:54撮影。















その後アボセットは、オナガガモの群れに囲まれながら一本脚で眠っていましたが、カラスに追われたオオタカが横切ったことに驚いて、再び水に入ってしまいました。アボセットの脚がじっくり観察できた貴重な機会でした。

お昼ごろになって、トモエガモの大群が帰ってきました。オナガガモの群れも同様で、夜間採食に出かけていたカモたちの帰りがとても遅かったです。12:05撮影。















ハイイロガンが姿を現した貴重な瞬間。13:54撮影。















その後ハイイロガンはヨシの茂みの後ろに回り込んで水面で眠り始めました。すると、南風に押されてどんどん左へと流されていきました。もちろん、ハイイロガンも分かっていて、泳いで茂みの裏に戻っていきました。14:05撮影。
















おまけ:
昨日の夕方にネイチャーセンターの窓際に飛んできて窓枠に不時着したガが、今朝も窓枠にいました。縮こまっていたので寒さで死んでしまったのかと思ったら、後にゴソゴソと歩き始めました。翅が擦れていてほとんど模様が読み取れないので種類は分かりませんが、真冬なのにガが活動しているとは驚きです。7:51撮影。



もうひとつスクープです!
行方不明だったサカツラガンが、17:09にねぐら入りしたマガンの群れに混じっているのが確認できました。しかし、ハイイロガンと行動を共にしていた個体と同じ個体かどうかは不明です。もし同一だと仮定すると、なぜハイイロガンはサカツラガンと一緒にマガンの群れに合流せずに、園内に留まることを選んでいるのでしょう?不思議です。

(きりぎりす)