2023年12月6日水曜日

ハイイロガンたちが目の前に!


ハイイロガンとサカツラガンは、12/3以降、園内にずっと滞在したまま過ごしています。これまでに水鳥公園に飛来したガン類は、みんな水鳥公園と採食地を行ったり来たりして過ごしていましたが、園内で採食を済ませてずっと留まる事例は初めてです。

園内でずっと過ごしているせいか、この2羽は徐々に園内の環境に慣れてきたようで、12/4以降はネイチャーセンターの近くにも寄ってくるようになりました。

休館日だった12/5には、ネイチャーセンター目の前のカモ島にあがって昼寝をしていました。11:38ポタチャン撮影。















12/4以降、ハイイロガンたちはウラギクの池周辺で過ごすようになりました。今朝も同様で、かつての500m先から180m先にまで観察距離が縮まりました。8:36撮影。
















今日の午前中はお天気が良く、大山がきれいに見えていて、ネイチャーセンター前にたくさんの鳥が集まっているという絶好の風景でした。11:19撮影。
















ハイイロガンたちがウラギクの池を離れ、ネイチャーセンター前を横切って池の北側にやってきました。この辺りにやって来るのは初めてです。園内を探検しているのかな?12:10撮影。





そして、どんどんネイチャーセンターに近づいてきました。12:25撮影。
















ためらいなくネイチャーセンター前へと向かうサカツラガンと、恐る恐るその後をついて行くハイイロガン。時々大きな声で鳴き交わしていました。鳴き声が全く違うのですが、会話が成立しているのかな?12:27撮影。















写真の画角に収まりきらないくらいまで接近!12:31撮影。
















そのままなんと、この秋整備した砂浜に上陸しました。12:31撮影。
















砂浜を歩くサカツラガンと、水面から遠巻きにそれを見つめるハイイロガン。大胆なサカツラと慎重なハイイロが好対照で面白かったです。12:31撮影。
















そして、ハイイロガンも恐る恐る目の前の砂浜に上陸。12:32撮影。















サカツラガンのくちばしのギザギザまで鮮明に見えました。水平観察距離は、なんと約7mです。12:33撮影。



お客様たちが見つめる眼下で草を食べる2羽。12:33撮影。















サカツラよりも一足先に水に入ったハイイロガン。正面顔がかわいいです。12:39撮影。















ネイチャーセンター前浜の草を食べ終わって去っていく2羽。ウラギクの池方面に向かいました。12:45撮影。
















水鳥桟橋の前を横切る2羽。ちょうど桟橋で風景を見ていたお客様の40mくらい先を泳いでいきました。12:48撮影。















水鳥桟橋の向かいの陸地にあがって草を食べる2羽。それにしても本当に仲睦まじいです。12:54撮影。















あまりにもハイイロガンたちが強烈すぎて、すっかり影が薄くなってしまったソリハシセイタカシギ(アボセット)。今日も変わらず一日中目の前にいました。なんと贅沢なことでしょう。14:51撮影。
















またウラギクの池そばの陸地で草を食べるハイイロガンたち。今日はサカツラガンが見張り役を受け持っている時間が長かったように思います。午後、大空がうっすらと曇ってくると、まぶしかった光が柔らかくなって鳥が見やすくなりました。15:33撮影。
















ハイイロガンとサカツラガンのコンビが順調に滞在していて、しかも観察距離が大変近くなってきました。今日はお昼ごろと午後に2度、目の前に寄ってきました。観察には順光になる午後がおすすめで、タイミングが良ければ目の前でこの2羽が見られる幸運に恵まれるかもしれません。それにもれなくアボセットもついてきます。

(きりぎりす)