今、ネイチャーセンターの館長室の窓際に、
ヤマトアシナガバチが営巣しています。
その様子が、窓ガラス越しによく見えます。
普通は危なくて巣に近づけませんが、
ガラス越しなので、目の前数センチの超至近距離で安全に観察できます。
注:館長室はお客様が普段入れない場所です。
もし観察をご希望の方は、解説職員にご相談ください。
現場はこんな感じです。
育房のふたが黄色いのがヤマトアシナガバチの特徴です。
(キボシアシナガバチも黄色い蓋を作ります)
働き蜂が、肉団子を運んできて幼虫に与えています。
働き蜂の顔。
毒針を備えているだけあって、怖い顔をしています。
一方。こちらはオスバチ。
目が大きくて色が薄く、メスである働き蜂と比べるとやさしい顔つきです。
毒針を持っていないからかな?
オスバチは全く働かないので、働き蜂に邪魔者扱いされていて、
巣の上に追いやられていました。
(きりぎりす)