今日は、大北帰行(注:米子水鳥公園だけの用語です)の日でした!
6:16の風景。
コハクチョウは約200羽いました。
ネイチャーセンター前浜には、オオハクチョウが2羽いました。
園内でオオハクチョウを見たのは久しぶりです。
ナベヅルとヘラサギも無事に朝を迎えていました。
6:54頃、空からコハクチョウの声がするので見上げると、
南西方向からコハクチョウの群れが飛んできました。
その後も数十羽の群れが連続して飛来してきました。
飛来してきたコハクチョウたちは、水鳥公園上空を旋回して、
園内に降りるものと北東へ飛び去るものとに分かれました。
このように、早春の渡りの時期の朝に、
他地域からコハクチョウが続々と飛来してきて、
水鳥公園に舞い降りたり北方向へ飛び去ったり、
さらには、園内にいたコハクチョウが飛び立ったりと、
コハクチョウが入り乱れて何羽いるのか分からなくなる状態になることを、
米子水鳥公園では「大北帰行」と勝手に呼んでいます。
こちらは、真北へ飛び去る群れ。
今季は北東方向へ旅立つものばかりで、
真北へ向かう群れが少ないように感じます。
大北帰行は、1シーズンに1~2回しか見られない貴重な現象です。
今朝、その場に居合わせた方は大変幸運でした。
(きりぎりす)