2021年1月1日金曜日

初日の出!コハクチョウ観察会

 新年あけましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


さて、元旦の早朝風景です。

冷たい西風を避けて、園内の鳥の大部分が

ネイチャーセンター寄りに集まっていました。

園内で新年を迎えてくれるハクチョウたちが

居てくれてホッとしました。










朝7時の開館から、毎年恒例の

「初日の出!コハクチョウ観察会」を開催しました。

今回は年末の大雪と新型コロナによる外出自粛で、

お客様がどの位いらっしゃるのか心配でしたが、

予想以上に多くお越しいただきました。










今日の米子の日の出時刻は7:15です。

水鳥公園から見る日の出は、

これよりも5分程度遅いので、

7:20頃の見込みです。

ちょうどこの辺りから日が昇るはずですが、

絶望的な空模様でした。










今朝は、コハクチョウ、オオハクチョウ、

コブハクチョウの3種を合わせて

64羽のハクチョウがいました。

そのほとんどがネイチャーセンター前に

集まっていたので、数は少ないながらも

賑やかな鳥風景を楽しめました。

さりげなくヘラサギも1羽、

ハクチョウの群れに紛れていました。










ツクシガモもネイチャーセンター前浜に

群れていました。

普段はバラバラに行動していますが、

今朝はまとまって行動していて観やすかったです。










このほかに注目を集めたのが、
ヌートリアの親子です。
観察会の最中、ずっと目の前の水際で
ヨシの地下茎を食べていました。
親にぴったりと寄り添う赤ちゃんが
とてもかわいかったです。
























今回の観察会中に初日を拝むのは無理か、
とあきらめかけていた7:54頃、
雲の後ろから朝日が射しましました。
観察会の終了間際に初日を拝むことに成功!
しっかりと初日を拝んだところで
観察会を締めくくりました。










観察会終了後は、お正月企画の始まりです。

ドングリコマ回し大会は、

毎年人気で混雑するのですが、

今年はお客様が少ないので、

参加した方々はじっくりとドングリコマの

チューニングにこだわって回していました。









園内の積雪は15cmくらいです。
ヨシ原は雪に覆われて押し倒され、
見晴らしがよくなっています。
普段は枯れヨシの中に潜んでいる
オオジュリンが隠れる場所を失い、
とてもよく目立っていました。




ふくら雀ならぬ「ふくらオオジュリン」。
寒いのでまん丸です。












初夢のおめでたい鳥、鷹(オオタカ)も登場。

水鳥公園では、運がよければ元旦に

1富士(伯耆富士こと大山)、2鷹がご覧いただけます。

ナスさえあれば完璧です。

このオオタカハはハシブトガラスに追われてきて、

一時はかなり近くにとまったのですが、

カラスの追撃を受けて、

間もなく飛び去ってしまいました。











今日の大山。雪雲に覆われていて、

中腹あたりまでしか見えません。



観察会が終わっても田んぼへ出かけない
コハクチョウたち。
雪が融けるまで寝正月?


(きりぎりす)