昨日の荒れた天気がようやく収まり、
今日は曇天でやや肌寒いながらも穏やかな一日となりました。
悪天候明けということで、
何か面白い鳥がやってきてくれるのではないか、
と期待しておりましたが、
その期待どおり新着の鳥が3種類も現れました。
新着の鳥その1。アマサギ。
水鳥公園ではアマサギはあまりやって来ない上に、
オレンジ色が鮮やかな夏羽はめったに出会えません。
他にも、オバシギ夏羽2羽、ダイゼン2羽も今季初確認でしたが、
500m先にいて証拠写真も撮影不可能でした。
さらに、セイタカシギが8羽に増えました。
これまでは雄雌各1羽しかいなかったので、一気に6羽増です。
(写真には7羽しか写っていませんが)
アマツバメも飛んでいました!
シマアジ雄1羽も健在です。
しかし、今日は新着の鳥以上に私たちを楽しませてくれたのは、
ツバメでした。
今日も窓際にずらりと並んだツバメたち。
欄干にとまっているものは1mくらい、
窓枠にとまっているものは、
なんと40cmくらいの距離で観察できます。
ガラス越しに40cmの距離からコンパクトデジカメで撮影。
ガラス越しとはいえ、野鳥にこんなに接近できるとは感激です。
お客様も、ケータイやスマホで写真を撮り放題です。
ツバメの中に、おなかが赤っぽい個体が1羽いました。
ツバメの群れをよく探すと、時々見られます。
水鳥公園で窓際にツバメが並ぶのは、
子育て後に幼鳥が集まってきて並ぶのが普通です。
ところが、今季は子育て前の成鳥たちが並んでいて、
これまでには見られなかったことだと思います。
とてもかわいいので、ぜひたくさんの方にもご覧いただきたいです。
ツバメは曇天か雨天時にたくさんやってきます。
お天気がいまいちな日は、水鳥公園でツバメウォッチングがおすすめです。
(窓際に並んでくれるかどうかは運次第!)
(きりぎりす)