2018年4月19日木曜日

気になるハヤブサ

本日15:30頃、ネイチャーセンター右手の池の岸辺に
ハヤブサが2羽舞い降りました。

そのハヤブサの1羽が、ちょっと変わっていました。















距離を置いて地上に降りたハヤブサ2羽。
左の個体は若鳥、右の個体は成鳥で、
右のほうが明らかに大きいです。






























この右の個体がちょっと変わっていました。
よくみかけるハヤブサと比べると、
目の下に伸びるひげ状の黒色部がとても太く、
まるでずきんをかぶっているような顔をしています。
そして、腹と翼下面の横斑が太く、全体に黒っぽく見えます。

図鑑で調べると、亜種オオハヤブサか亜種アメリカハヤブサに似ています。しかし、距離が遠くて十分な写真が撮れなかったので、よくわかりませんでした。
しかし、このようなハヤブサを見たのは初めてです。正体が気になります。















この2羽はどういう関係なのかわかりませんでしたが、
小さな個体が落ち着きなく、時々大きな個体に突っかかっていました。
ハヤブサはメスのほうが大きいので、
この2羽はオスとメスなのかもしれません。

















飛べないコハクチョウは、
今日も園内でのんびり過ごしていました。
コブハクチョウも1~3羽いるのですが、
なぜかこの個体は攻撃を受けません。
コブハクチョウはコハクチョウに対して
とても攻撃的なのが普通なので、不思議です。
この個体は飛べなくなってから中海暮らしが長いので、
中海のコブハクチョウたちと顔見知りになっているのかな?















ネイチャーセンター前の浅瀬には、セイタカシギが3羽いました。
羽ばたきながら飛び跳ねることを繰り返している個体がいて、
まるでダンスを踊っているようで優雅でした。

今日はオオソリハシシギとムナグロが今季初認でした。
オバシギ1羽、コチドリ1羽もいて、
だんだんシギ・チドリ類が見られるようになってきました。
次は誰が現れるのか楽しみです。

(きりぎりす)