2018年4月1日日曜日

春らしい鳥風景















今朝、開館一番に目に留まった2羽のダイサギ。
背中から伸びるレースのような飾り羽が広がり、とても美しいです。
















ネイチャーセンター前の浅瀬(前浜)には、
さまざまな鳥が集まっていました。
















歩き回ってゴカイを探しているコサギ。
2羽とも夏羽ですが、手前が成鳥、奥が第1回夏羽です。
成鳥のほうが冠羽が長く、くちばしが真っ黒です。















コサギの目先がピンク色に染まりつつあります。
早春のサギ類には婚姻色が現れます。
サギ類が一年で最も美しいのは今の時期です。
















今日もカモメが前浜にゴカイを採りに来ていました。
いつもは飛び回って急降下を繰り返すのですが、
今日はカモやオオバンと一緒に、
ほぼ一日中、前浜を泳ぎ回って採食していました。


今日はネイチャーセンターの前を、何度もカワセミが横切りました。
これまではあまり出現頻度が多くなかったので、
今日は特別に登場回数が多く感じました。
















こちらがオス。現在、婚活真っ最中?
















そしてこちらは、雄の1.5mくらい右横にいたメス。
この2羽が盛んに追いかけっこを繰り返していました。
















バッシャ~ン!!
池の奥からこちらに向かって突進してきたコブハクチョウ。
中海で最大・最強の鳥が勢いよく着水する様は、超ド迫力です。


水鳥観察桟橋の向かいの岸辺では、
コチドリが6羽集まって争っていました。















おなかの羽を膨らませてライバルに突進しています。
















追い払われたコチドリ。
しかし、すぐに近くの岸辺に降りて、
反撃のチャンスを待っていました。
3ペアが営巣場所を巡って争っていたのかな?

今日の春らしい鳥は、
ツルシギ1羽、コチドリ6羽、ツバメ2羽でした。
このほか、久しぶりにアリスイ1羽が見られました。
計43種類の鳥が確認できましたが、ヘラサギは現れませんでした。

サギの婚姻色や飾り羽、カワセミの求愛、コチドリのバトル。
春らしい鳥風景が楽しめた一日でした。

(きりぎりす)